この記事では、「コミュニケーション能力を高める具体的な行動(アサーショントレーニング)」について解説していきます。
家族関係や職場、ご近所づきあいや学校関係、日々の生活etc…、
人生のすべてはコミュニケーションである
といっても過言ではありません。
私は単身で高知県のお山に地方移住し、地域のお母さんたちの手づくりこんにゃくを継承し起業しました。
縁もゆかりもない土地で人間関係を作ることは本当に大変です。
特に地方では人間関係が濃く、物事の進め方にコミュニケーション力が何よりも重要になります。
自分も相手も尊重し、自分の意見を伝える「アサーション」の3つのタイプを知り、「アサーショントレーニング」をすることで、コミュニケーションがよりスムーズになります。
また、ネットやSNSでもよりよい人間関係を築くコミュニケーション方法も学んでいきましょう。
また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。
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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。
ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。
興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。
では、本題に入りますね。
コミュニケーション能力を高めることの重要性
コミュニケーションは周りの人との関係をデザインするものであり、どんな人間関係の中に生きるのか、は人生の質に直結しています。
コミュニケーションを学び、そのスキルを知ることは人生を豊かにするために超重要なのです
嬉しかったり、悔しかったり悲しかったり感情のほとんどは、人間関係/コミュニケーションから発生しています。
私もずっと自分の意見を表現することが苦手で、家族関係や職場で言いたいことが上手く言えず我慢する場面が多々ありました。
今は環境を変え地方移住し、ゼロから人間関係を作り上げています。言いたいことを相手を尊重して伝えることは,、新しい人間関係をつくるときにも必須のスキルです。
「アサーショントレーニング」でコミュニケーション能力を高めれば、心地よい人間関係を築くことができ、豊かな人生を手に入れる近道
ということができます
最近はインターネットやSNSの普及により、リアルだけでなくネット上のコミュニケーション能力も重要になっています。
SNSではスタンプの多用により、簡単に瞬時に返信することが可能ですが、それが「落とし穴」にもなります。
LINEでは、既読がつくので早く返信することがプレッシャーになっていませんか?
私も急いで返信して、あとから思うように伝わらなかったことや伝えたかったことが伝わらなかったとこともあります。
日常的に使うSNSだからこそ、一旦時間をおいて、向こうに人がいることを意識した発信を心がけることが大切です。
ネットの時代と出会いの質の変化
今はネットの普及により、場所に囚われずに世界中の人とメールだけでなく、SkypeやZoomで対面と変わらないコミュニケーションも可能です。
セミナーやコンサル等のビジネスに活かしている人も多くいます。
インターネットは私たちの社会、暮らし、経済、、、大きな変革をもたらしています。今も私たちが思い描いている以上の変化がどんどんと起こっています。
ネットがなかった時代、、、通信手段は手紙、電報、電話etc…でした。
私の学生時代にはポケベルというのもありましたw、外出先では公衆電話からプッシュボタンで発信して、ポケベルにメッセージを送るというもの。
発信から受信までにはタイムラグがあり、電話で話すのも携帯ではないので、直接本人ではなく家族の誰かを通じてなど間接的なものでした。
私も電話が本当に苦手で、、
特に仕事では極度に緊張して、必ず言うことを箇条書きにして深呼吸してからかけていました。
ネットを通じて発信して即時に、数秒単位で返信を直接受け取ることができ、時間と距離を一気に縮めました。
また、新しい出会いもまだ直接会っていない人と、距離が遠くても同じような趣味や目的を持つ人たちと、ネットを通じて自由に簡単にコンタクトできるようになっています。
質の高い出会いをデザインできる時代
インターネットでの出会いというと、怖いと思う方もまだ多いかもしれません。
アメリカAFP通信の記事よれば、アメリカでは結婚する人の33%がネットで知り合い、ネット上でやりとりして、あらかじめその人の情報を知ってから会うため、実際とのズレが少なく価値観や世界観の合った人と出会いやすく離婚率も低いそうです。
米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された米研究チームの論文によると、オンラインでの出会いに関連した産業は今や10億ドル規模にまで発展しており、インターネットは結婚がもたらす原動力や結果そのものを変えようとしているという。
https://www.afpbb.com/articles/-/2947797
研究は2005年から2012年の間に結婚した1万9131人を対象に行われた。
研究によると、オンラインで結婚相手と出会った人は、オフラインで配偶者を見つけた人に比べて、30歳から49歳の高所得者層である傾向が強い。オンライン以外では、22%が職場、19%が友人、9%がバーやナイトクラブ、4%が教会を通じての出会いだった。
コミュニケーション能力を高めるために注目されているのが「アサーショントレーニング」です。
実は私もつい最近この言葉を知りました。心地よい人間関係を築く方法を一緒に学んでいきましょう。
アサーションとは?
コミュニケーションは主に「伝える」能力と「聞く」能力です。
伝えるばかりでは主張が強すぎ、聞くばかりでは思いが伝わらないですよね?
バランスよく、自分も相手も尊重しながら、対等に自己主張をするコミュニケーションスキルを「アサーション」といいます
「アサーション」とは英語の[assertion]
日本語では「主張」、「断言」と訳されますが、ここでの意味は少し異なります。
元々は1950年代のアメリカで心理療法の医療用語として生まれました。
精神病を患う人は抑圧された感情をもっていることが多く、そのような人が「アサーション(自己主張)」することで回復する考え方です。
その後、精神医学でのカウンセリングや対人関係療法として広まりました。
「アサーション」を学べば、企業ではパワハラやセクハラに対する研修や、教育現場ではいじめの問題、家庭での問題まで活かすことができます。
自分も相手も尊重しながら、対等に自己主張をする「アサーション」理論では、コミュニケーションを以下の3つのタイプに大別します。
- アグレッシブ(攻撃的)
- ノンアサーティブ(非主張的)
- アサーティブ
それでは、ひとつづつ見ていきましょう。
アグレッシブ型
アグレッシブ(攻撃型):自分を最優先し、相手のことを考えず自己主張するタイプ
自分勝手、暴力、強引な手法で一時的には勝利を得ることができますが、長期的には関わる人は減り周りに人が減っていきます。
その背景には自分に自信が持てず、自己防衛のために攻撃的な態度をとります。
あなたの周りにもそんな人や、最近あなたがそんな風になる場面がありませんでしたか?
次は逆のタイプです。
ノン・アサーティブ型
ノンアサーティブ(非主張型):自分は二の次で、自分の意見や感情は押し殺し、相手の意見に合わせ相手を優先するタイプ
自分に自信がなく、自分より周りのことを考えることが、相手に対する思いやりだと信じている。
以前の私はまさにこのタイプでした。相手の様子ばかりをうかがい、伝えるタイミングを失ったり、相手を優先して言いたいことを言えていませんでした。
あなたも私のようだったり、人や自分にも同じような場面が思い浮かびませんか?日本人はこのタイプが多いように思います。
アサーティブ型
アサーティブ型:自分も相手も尊重し、大切にする。自分の気持ちに正直に伝え、相手のことも配慮するタイプ
自分の意見を正直に率直に伝え、意見がぶつかってもお互いが歩み寄って妥協点を見つける。一番バランスの取れたタイプ。
どのタイプが一番、心地よい人間関係が作れるでしょうか?
3つのタイプを想像してみて、あなたはどのパターンが多いでしょうか?
ビジネスや人生で成功している人を思い浮かべてみると、このアサーティブタイプだと思いませんか?
アサーション理論をふまえ、ネット中心の現代でのコミュニケーションを見ていきましょう。
ネット中心で人とコミュニケーションする現代
日常のコミュニケーションの大部分がネット経由になっています。
携帯もスマホになり、日々SNSでやりとりし、スマホを見る時間が、かなりの時間を占めています。
仕事でのやりとりもemail、skypeやzoomで会議、セミナーや専門学校などオンラインで受講することも可能です。
すべての社会生活がスマホとネット経由で、根幹から変わってきています。
では、ネット上で「アサーション」はどのように活かせるのでしょうか?
ネットでのコミュニケーションでアサーションを
「アサーション」は、ネット上でも同じように使うことができます。
ネット上のemailやSNSも対面でのやり取りと同じ。
それがメールやSNSの文字になっただけ、です。
次に説明する「アサーショントレーニング」を意識して、ネットでもコミュニケーションしてみましょう。
ネットでのアサーショントレーニング
- NOと断る練習をする 自分も相手も尊重する妥協案を提案する
例)
「今はできません」
⇒「今は、外出するから時間が取れないけど、明日の朝なら時間がとれます」 - I(アイ)メッセージ「私は○○だと思います」のように「私」を主語にして伝える
例)
「なぜいつも返信をしてくれないのですか?」
⇒「私は返信がないと、あなたがメールを確認しているのかわからないので、一度連絡を頂けると嬉しいです。」
この方法は相手を責めずに、自分の気持ちを伝えることができます。
今はメールより、メッセンジャーやSNSでのやりとりも増えていますね。
次は、SNSでのコミュニケーションで気を付けた方がいいポイントを見てみましょう
SNSなどでのやり取りで意識する
SNSでは目の前に相手がいないので、より相手を意識した発信が重要です。
自分の主張や意見を相手の気持ちを尊重しつつ、上記の「アサーショントレーニング」をとりいれることで、コミュニケーションがスムーズになります。
SNSで発信するときには、具体的に何を気をつけたら良いのでしょうか?
その場の感情でメッセージを送らない
LINEやメッセンジャーとか、TwitterやFacebookでも、スタンプやいいね!を相手のメッセージを見てすぐに返信していませんか?
スタンプを使えば、かなり簡単ににコミュニケーションができるようになりましたが、そこが一番の落とし穴!!
「アサーショントレーニング」を意識して、スタンプなどのインスタントなメッセージの発信はできるだけ控えましょう。
- メッセージを読んだその時の感情で、すぐにメッセージを送らない
- ひと呼吸おいて、相手がメッセージを発信した思いや背景を考えた上で、自分の考えや意見を表現する
ひと呼吸おくことで相手と自分の思いを考えることができます。
コミュニケーションが楽しくなると、もっとたくさんの人と繋がりたくなると思いませんか?
ブログやYouTubeなどで個人がメディアをもって発信することが誰でもできるようになりました。
誰もが世界中に向けて情報発信ができるのです。
私もつい半年前からブログをはじめました。
YouTubeから、情報を得ることも多いです。
自分のチャンネルをつくり動画での発信も勉強中です。
個人メディアで自分を表現してみる
インスタントなやりとりが多いSNSよりも、ブログやYouTubeなどの自分の表現ができる個人メディアで自分を表現することをオススメします。
自分の世界観を丁寧に表現することで、その価値観に共感した繋がりたい人たちが読んでくれ、見てくれるようになります。
心地よい関係、価値観の合う人と繋がり、コミュニケーションをとれるようになります。
自分の個人メディアを持ち、自分を表現することで同じ価値観で、出会いたい人と出会えるようになっていきます。
ますます、この流れは加速していくでしょう。
ネット上のメディアがその人の表現、信念を表現する人格となっていくのです。
ネット経由で人と出会ってみる
日本でネットは匿名で広がった経緯があるため、自分の情報を出してネット上で出会うことに抵抗がある人も多いかもしれません。
ネットは、今やバーチャルな仮想世界ではなく、ネット上に自分の人格をつくりネットで出会い、同じ価値観で同じ興味や目的をもってコミュニケーションやビジネスにしていく社会に変わってきています。
リアルな知り合いだけで終わらせるのではなく、ネット上で出会い実際に会ってみる経験もぜひしてみてください。
実際とのズレが少なく、心地よいコミュニケーションができるはずです。
では、同じ価値観の人とネット上で出会うにはどうすればよいのでしょうか?
コミュニティに入ってみる
facebookなどで有名人のオンラインサロンやコミュニティがどんどんできています。面白そうなものがあれば、入ってみるのもよいと思います。
私はYou Tubeでこのサイトの運営者のサトリさんに出会いました。
直接会わなくても、動画やブログなどで時間に縛られない稼ぎ方やコンテンツビジネス、理想のライフスタイルを提案していることを知りました。
サトリさんの主宰する、情報発信やコンテンツビジネスを学ぶ【式神】講座で勉強し、コミュニティにも参加し、この「賢者の知恵袋」のライターとしても活動しています。
1年前の自分では、知らなかった世界の人と繋がり、想像していなかった行動に移せています。
今の自分を変えたければ、新しいコミュニティに入ってみることをおススメします。
人は自分の知識の範囲内でしか行動できないのですから。
それぞれのコミュニティにはカラーがあり、そのやり方や目的がいいと思う人が
お金を払って参加しているので、価値観の近い人の集まりになります。
そこでは、趣味や嗜好の似た人と知り合い、理想の人と仲良くなることができる可能性が高いです。
まずは、ネット上で価値観の近い人とつながりをつくり仲間を増やすこと。
そうすれば、心地よい人間関係とコミュニケーションがつくりやすくなります。
趣味やビジネスでも簡単に物事を進められるようになります。
ちなみに、サトリさんのコミュニティの入口は、こちらの無料オンラインプログラムになります。
無料でお試しできるのでオススメです。
自分のメディアでオフ会を企画してみる
同じ価値観の人たちと出会い仲間ができたら、ぜひオフ会を企画して実際に会う機会を作ってみてください。
すでに自分の情報を一定期間見てくれてきた人は、あなたのことを好きになって情報を受け取ってくれているということですから、その人たちと関わることは素晴らしい経験になります。
今までどれだけ、難しい環境でコミュニケーションに悩んでいたかがわかることと思います。
自分の小さなコミュニティを作ることができれば、実際にも会える環境ができればどんどんとコミュニケーションが楽しくなり、人生もどんどん豊かになっていきます。
質のいい出会いはコミュニケーション能力を高めてくれる
コミュニティはあなたの発信が好きで集まってきてくれた人たちですが、あなたから一方方向のピラミッド構造ではなく、双方向で共同で作り上げ磨いていくものです。
質のいい出会いを積み重ねれば、自然にあなたのコミュニケーション能力を高めることができます。
ネットで出会い、コミュニティを育て心地よいコミュニケーションができる仲間づくりをして、人生の質を高めていきましょう
ぜひ、何度も読み返して日々のコミュニケーションに活かし、心地よい人間関係と人生を手に入れましょう。
この記事のまとめ
最後にこの記事のポイントをまとめますね。
■コミュニケーションの重要性。コミュニケーションは人生の質に直結している
■ネットで出会えば、質の高い出会いをすることができる
■コミュニケーション能力を高める「アサーション」の3タイプ
- アグレッシブ(攻撃的)
- ノンアサーティブ(非主張的)
- アサーティブ
■「アサーショントレーニング」で 自分も相手も尊重し、
「Noと伝える」「I(アイ)メッセージ」で私を主語にして意見を伝える。
■SNSやネットでのやりとりでも「アサーション」を使ったコミュニケーションを心がけることで、理想の人間関係をつくりやすい
■ネット上で自分のメディアを持ち、コミュニティをつくり育てれば、ビジネスや趣味でもやりたいことができる環境を手に入れることができる
■新しいコミュニティに入ることで、出会いや人生を変えることができる
参考記事:
コミュニケーション能力が中途半端に高い人が陥りがちな罠とその解決法
参考記事:
価値の創造とは?個人の『経験の違い』がビジネスになる時代
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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質の高い人生を手に入れたい方へ
いかがでしたか?
最後までお読みいただきありがとうございました☆
私は3.11東日本大震災をきっかけに地方移住し、 心地よくない仕事や人間関係から離れ、個人事業で収入を得、心地よい人間関係を築きつつあります。
「地方移住x起業 こころ豊かに暮らす仲間つくり」をしています
2013年に高知県のお山に移住し、地域のお母さんたちの手づくりこんにゃくを継承し起業しました。
私は一般的なサラリーマン家庭に育ち、収入を得るには、雇われるしか収入の道はないと思っていました。地方で小さなビジネスで暮らす人たちがいることを知り情報を調べ、移住につながりました。
また地方での仕事を考えたとき、ネットで理想コミュニティをつくり、ビジネスをしているのがこのサイトを運営するサトリさんでした。
サトリさんは、サイバー空間にコンテンツを置くことで、お金と時間から自由になり、未来の自分を豊かにする『リバタリスト:進化型の自由人』を増やすことを理念に掲げています
ビジネスは稼ぐことが全てでなく、仲間を増やし理想の世界を作ること。
ビジネスや人生を豊かにするサトリ式のビジネスメソッド
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【賢者の知恵袋】ライター。神奈川県から高知のお山に移住し、地域の食文化をつなぐ小さなビジネスをしています。地方で自分の仕事をつくり、移住→起業しこころ豊かに暮らす仲間を増やす活動をしています。NLP、コンテンツビジネス、コーチング、空き家DIY勉強中。
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