こんにちは。この記事に興味をもってくださってありがとうございます。
サイバー空間で無数にある記事の中でこのタイトルが気になって今読んでくださっているあなたは、
人生の転機を迎えて、その対処法がわからず悩んでいる人かもしれません。
自分が変化せざるを得ないような大きな出来事が起きて、今後の人生に悩んでいる人かもしれません。
あるいは、現状を変えたくて、自ら転機を引き寄せたい人かもしれません。
いずれにしても、人生を好転させるきっかけを求めていることには変わりありませんよね。
この記事では、転機とはなにか、なぜ人生で起こるのか、を軸に、人生のステージを変える幸運のテクニックを伝授します。
どうせならポジティブに転機を捉えて、人生をステップアップさせられる人生を生きた方がいいに決まっています。
人生本来の目的を見失ったまま、運命の渦に飲み込まれて不本意な人生を送るのではなく、転機をうまく利用して幸せを感じられる人生を歩みましょう!
併せて読んでおけば理解も深まる関連の記事のリンクも貼っておきます。
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テーマ内容的に、ボリュームがありますが、一度で消化し切れないと感じたなら、このページをお気に入りやブックマークに登録し、じっくり読み込んでみてください。
あなたの人生に大きなものをもたらしてくれるはずです。
では、本題へと進みますね。
人生の転機の意味とは?
まず、「人生の転機」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
・自分ではコントロールできないもの
・なんとなく不安定な状況
・未来が見えない変革期
・吉凶混合の時期
というイメージを持つ人もいれば
・現状を変える、きっかけとなった時期
・人生の流れ、ステージが変わる時
・自分の意図しないところで、導きのようなものがあった時
というイメージを持つ人もいると思います。
どれも転機という言葉のイメージとしては正しいですよね。
ただ、読んでいて気がつくと思いますが、前者のイメージはネガティブ。後者はポジティブな捉え方です。
つまり、人生の転機は人によってネガティブにもポジティブにも捉えられるもの。
まず最初に、この言葉の捉え方によって生き方の違いが出るんじゃないかな、なんて私は思います。
転機、という言葉本来の意味は「今ある状況が他の状況に転じるきっかけ」という意味です。
ネガティブでポジティブでもないんですよね。
でも今、あなたはそこにネガティブ、あるいはポジティブな意味合いをつけて考えてしまっていませんでしたか?
それはこれまで生きて来た人生の結果、かもしれないですし、あなたのキャラクター(性格)にもよるのかもしれません。
転機、とはそのきっかけの捉え方や対処法によって、その後の状況が自分が望む物にも、望まないものにもなりうるものなのです。
変化を自分が望む人生への転機にできるかどうかは、
転機なぜやってくるのか。
やってきたらどう対処したらいいのか。
人生を好転させるきっかけにするにはどうしたらいいのか。
をきちんと頭で理解しているかが大切。
転機をうまく利用して、人生を好転させるチャンスにしましょう!
なぜ、人生に転機がやってくるのか?
もしかしたらあなたは、転機という言葉を聞いて、「不安」や「怖れ」といった感情を持った人なのかもしれません。
「あー、ネガティブに感じたから、私ダメだわ」
なんて自己否定しないでください。あなたはとても真っ当な常識人です。
なぜ転機という言葉に「不安」や「恐れ」を感じたりするのでしょうか?
それは、転機に起こることの多くが、
・未知のものとの遭遇(人とか、環境、新しい世界)
・人間関係の変化
・環境の変化
・体調不良や事故といった肉体的な変化
といった、変化として現れることが多いからです。
変化はストレスです。
ストレスに対してポジティブに感じる人の方が少数派(全くいないとは限らないのも人間の面白いところですが)なのは当たり前です。
変化に対して、人間は本能的に不安や恐怖を感じるようにできているようです。
その例としてよく語られるのは太古の狩猟採集文化から、農耕文化への移行です。
狩猟採集時代は、食料と安定した住環境を求めて移動しながら暮らしていたとされています。
家族やコミュニティ単位での移動自体がリスクが伴いますよね。
しかも行く先は当然未知の場所です。
採取できる食料だって変動的です。
住む環境の変化、天候や季節の変化などは、実際に命に直接的に関わるものだった。
太古、人間は変化に直面すると、死のリスクが高まる状況の中で生きていたわけです。
だから、人間には生存本能として変化を「避けたい」「不安」「怖い」という感情を持つようにプログラミングされているのです。
一方、農耕文化は、定住して、作物を作り、家畜を育てて暮らします。
狩猟採集時代からの植物や動物、地形や環境への理解と知見や、他文化からの技術の伝来などがあり、定住可能な農耕文化が実現します。
見知らぬ場所でいちから食料を求めて狩猟採集するより、安定的な暮らしです。
太古から人間は食料供給や環境の変化が少ない、安定した暮らしを目指して文化や技術を発展させて来たと言えます。
産業革命だってその結果といえるんじゃないでしょうか。
技術の革新や、農耕技術、文化そのもの発展からもわかるように、人間は生存本能から、できるだけ変化を起こさず「現状維持」の中で生きて行くことを目指すようにできているのです。
じゃあ、なぜ人生には変化が起こるのか?
最近、コーチング系のブログや自己啓発系の本でよく見かけるのが「現状維持バイアス」という言葉です。
現状維持バイアスとは、変化によって得られるメリットよりも、それにより失う可能性のある損失や、発生するリスクに対して、過剰に反応してしまう行動本能です。
新しい経験や人間関係、環境の変化によって得られる気づきの大きさは計り知れません。
経験値が増えることで人間的な成長も否応なく促されるでしょう。
変化がときに必要だからこそ、人間は変化に対して向かって行く「好奇心」もあわせて持って生まれて来ています。
不安や恐れからくる「現状維持バイアス」からあなたを解き放ち、「経験」や「新しい気づき」それによって促される「人間的な成長」のために転機は訪れるのです。
そもそも、なぜ人生に転機が必要なのでしょうか?
「現状維持バイアス」のデメリットを表すものとして、コーチング本やビジネス本では「茹でガエル現象」という説明をよく見かけます。
カエルを熱湯に入れると、慌てて飛び出して逃げる。
けれど水の状態から入れてじわじわと温度を上げていくと、カエルは温度変化に気づかず、命の危機を感じないまま。そのうち茹で上がって死んでしまう。
というものです。
ビジネスでは主に組織が置かれる状況の中で、ゆっくりと進む環境変化や危機に対応する難しさや大切さ、マンネリ化に対する警鐘として使われている寓話例です。(実話ではないそう)
これはもちろん個人にも言えることです。
例えば、私の編集関係の知人でこういう男性がいました。
彼はとても責任感が強い人です。
ある部署に配属され、最初は楽しかった仕事が、数年経つとだんだん自分にとってはマンネリ化してきたそうです。
次第に、もう少し仕事の深化ができ、テーマ性を深めることができるビジネス書を手がけらる部署に異動したい。
あるいは、書籍を担当できる会社に転職をしたい、となんとなく考え始めるように。
けれど、現職場は常に人手不足。
自分がいなくなったらここは大変なことになるんじゃないだろうか、という意識と、彼自身は職場の人間関係には満足していた、ということもあって具体的な行動をしないままにその後さらに数年間を過ごしました。
ところが、彼自身とは関係ない人事異動のわりを食らって、不本意な管理部門系の部署に玉突き異動させられてしまいます。
「こんな異動になるんだったら、もっと若いうちに、自分がやりたい分野へのキャリアアップを目指したり、転職活動や異動願いなどを出すべきだった」
なんて、異動してからつぶやいていたのが印象的でした。
一方で、業種は違いますが、こんな知人もいます。
ある部署に異動してから、上司との関係がどうもうまくいかない。
我慢して働いていたけれど、そのうち、過呼吸になったり体調に変化がでるようになった。
体調の変化をきっかけに「もう会社を辞めよう」と決意して、退職。
その後は会社員時代に培ったノウハウを生かして、フリーランスの企業アドバイザーとして少しづつ仕事をしています。
変化を極力避ける「現状維持」を求める行為は、本来なら自分自身を守るために備わっていたものです。
でも時として、変化を恐れる「現状維持バイアス」にかかるあまり、本来の自分を見失ってしまうことも。
現状に自分を合わせることに注力することで、自分本来のやりたいことや、自分の本質に遠ざかったりしてしまうことがある。
転機とは、まさにそんな状況に半ば強制的に起こる、変化への足がかりです。
こう考えると転機、変化=人生の幸運の種 と考えられませんか?
転機はなぜ人生に起こるのか? なぜ人生に必要なのか?
それは、誰もが時々今の自分の人生を見直して、軌道修正することが必要だからです。
・本当の自分はどんなことを望んでいるのか?
・本当はどんな仕事がしたいのか?
・どんなライフスタイルを望んでいるのか?
・どんな人間関係を望んでいるのか?
自分と向き合うことをせず、現状維持ばかりに突っ走っているとこういった転機が訪れるようです。
もし、あなたの人生に変化が訪れているなら、今が、自分自身と向き合う時で、本来の自分が望む人生への第一歩だと思ってください。
転機には理不尽なことが起こる
前述した私の知人の例からもわかるように、「転機」に起こることはほとんどがネガティブなことです。
具体的には転機は
・体調不良や、大きな怪我
・離婚や死別など大切な人との別れ
・人事異動などの職場環境の変化
・金銭的なダメージ
などなどが多いですね。
そしてその変化は自分の力ではコントロールできないタイミングでやってきます。 原因や理由もあなたに起因するものだけではない。
結果、転機に起こることは理不尽なもの、あるいはそう感じるものが多いです。
正攻法で対処しようとしなくていい
では、こういった変化が人生に訪れたらどう対処するのがよいのでしょうか?
人間は、本能的に現状維持をしようとする生き物だ、ということは先ほど書きました。
だから、変化が訪れたばかりの頃は、現状を維持するような行動、変化を阻止しようとしたり、正面から立ち向かおうとする努力をを必死で取ろうとします。
例えば
・職場環境が変わったら、自分をおし殺してその環境に馴染もう努力とする。
・あるいは、元の職場に戻してもらうよう働きかける
・別れた相手のことを忘れようと、出会いの場を探しまくる。
・あるいは、復縁しようと努力する。
早く体の機能を元にもどそうと、リハビリを頑張り過ぎ、悪化させてしまうのもその一例かもしれません。
この結果、うまく乗り越えられる人もいるかもしれないですが、転機がその後の人生に与える影響が大きければ大きいほど、変化に正面から立ち向かうような正攻法は、たいがいはうまく行きません。
転機は、あなたの思惑や、これまでの価値観に沿った人生の歯車がうまくまわらなくなる時でもあります。
変化に直面するだけで、精神的にも肉体的にも大きなストレスを感じて、ヘトヘトに疲れているはずです。 エネルギーが落ちている時期、とも言えます。
そんなときに頑張ろうとしても、頑張りきれないんです。
自分自身の力ではコントールできない、理不尽な理由やタイミングで起きる。
変化に正面から立ち向かおうと努力してもうまくいかない。
どんな行動もうまくいかないとき。
それが転機でもあります。
だから頑張る、という正攻法はあまり得策ではないかもしれないのです。
転機を感じたらやるべきこと
こういった転換期は誰にでもあって、占いの世界では「厄年」とか「天中殺」なんて言われてきました。
だからこそ、古来誰でも恐れ、できれば前もって察知して、心の準備をしておきたい、という気持ちがあったんでしょう。
たとえ占いという非科学的な根拠(統計学ではありますが)であっても「ああ、今、自分はこういう時期なんだ」と半ば諦めることで、楽になることもありますよね。
頑張るという方向の行動をやめて、この「諦める」ことが実は変換期をうまく乗り切るヒントです。
理不尽なことが起こって、変化が自分にとってとてもしんどいとき。
あるいは「これは自分の転機かもしれない」と思ったとき。
どう捉えて、対処すれば良いか順を追って解説して行きます。
もがいたり足掻いたりするのをやめる
転機や、そのきっかけとなる変化が訪れたら、変化に向き合って状況を元に戻そう、あるいは、無理に変化に自分をあわせようとする努力は思い切って一度やめてみましょう。
中には「もっとあのときこうしていれば……」なんて自分を責めたり、後悔する人もいるかもしれません。
が、そんな反省や後悔も、起こってしまったら一切必要ありません。無駄です。
「諦める」(=変化を受け入れる)ことで実は気持ちが楽になることがあります。
なぜ、楽になるか?
「諦める」という言葉の語源を知っていますか?
もともとの語源は、事情などをはっきりさせる意味の「明(あき)らむ」です。
次第にその意味が迷いを断ち切るとか、決意する、という意味になり、さらに断念する、というふうに変化したものだそうです。
さらに漢字の「諦」には「物事の真実をしっかり見る」とか「真理」という意味があります。
「諦観」という言葉がありますが、これは物事の本質を見極めること、の意味です。
つまり、転機や変化に直面したら、もがいたり足掻いたり、行動するのではなく、状況を受け入れて(いい意味での諦め)、そして自分自身を「明らむ」ことから始めることが大切なんです。
なぜ、こういうことが起こったのか、という原因や理由だけを探してもラチがあきません。(今後の行動のヒントにはなるかもしれませんが)
それよりは、変化に対して今、自分はどう感じているのか(悲しいのか、怒りなのか、嬉しいのか)をまず「明らん」でください。
そして、この状況がどう転じたら、自分が望む人生を生きられるのか、自分の気持ちがワクワクするのか考えて、感じてみてください。
自分自身の本質や、本来の望みを諦観してみてください。
転機とは、自分の本質と向き合うために起こることが多いのです。
自分自身と向き合わず、これまでのやり方や価値観にのっとって必死で行動しても状況が好転するはずがないんです。
すべてをチャンスだととらえ直す
変化に対して、悲観的になったり絶望的になったりするのは私自身は悪いことではないと思っています。
なぜなら、悲観的になったり、絶望的な気持ちになるには理由があるからです。
その気持ちをきっかけに自分のことをよりよく知っていきましょう。
「嫌だ」とか「辛い」とか「悲しい」」という感情に向き合って、なぜ自分がそんなふうに感じているのか、考えてみてください。
そして、今の現状から状況がどう変われば幸せや満足を感じることができるか、考えてみてください。
これを続けていると、「ああ、じゃあ、今の部署だったらこういう働き方ならできるかもしれない」とか「やっぱり転職活動しよう」という行動指針が芽生えてきます。
これこそが、転機を人生のチャンスに変える、ということです。
逆にいつまでも悲観的な感情に浸っていたり、環境にばかり文句を言っていては人生は変わりません。
本来、人生やこの世界におこることはネガティブでもポジティブでもないんです。
そこにネガティブ、ポジティブだとか、良いとか悪いの判断をしたり、人生におこったことに、意味づけをするのは当事者のあなた自身です。
つまり、あなたの捉え方次第で物事はポジティブにもネガティブにもなる。
出来事はチャンスにもなれば、挫折にもなるです。
変化をまず受け入れること(悲観したり、絶望したり、怒ったりするのは仕方ない)。その段階が済んだら、感情を手がかりに自分自身の本質を見つめ直す。
ここまできたら自然と、自分がやりたいこと、望んでいること本質が見えてきます。
捉え方次第で、人生に起こることはすべてチャンスにもなるんです。
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ゴールを再設定してみる
「明らむ」ことや「諦観」することによって、本当の自分のやりたいことや望む仕事、ライフスタイルが見えてきたら、もう一度ゴールを再設定してみましょう。
この場合、ぜひ、紙に書いたり、スマホのメモ機能なんかを利用して言語化、文章化することをお勧めします。
そうすることで、自分自身の考えをより客観的に捉えられ、思考が整理されてくるからです。
さらにゴールは、達成した時の自分の姿がクリアにイメージできるように、具体的なほうがいいと思います。
例えば
・○ヶ月以内に異動願いを提出する
・○ヶ月以内に転職サイトに登録する
・年収〇〇円以上の会社に転職する
・仕事内容は最優先を○○○○とする
・残業時間は○○時間以内
など。
メインのゴール設定ができたら、このほかにも1年以内に海外旅行2回行く、とか、プライベートでも挑戦してみたいこと(新しい趣味)なんかも一緒に書いていいと思います。
仕事、ライフスタイルにまつわることを大きいゴールから、小さい煩悩まで書き出してみてください。
この作業で大切なのは、とにかく書いていて自分がワクワクできるかどうか。
やらなければいけない「義務」はここでは書く必要はありません。
転機に関わらず、これは時々やってみることをお勧めします。
私自身も、年始に1年のゴール設定をすべく、ノートPCに書き出しています。
残業続きで、今の仕事の仕方に疑問を持った時も、だったら自分の理想の働き方はどんなのか?というのをクリアにするために、理想の働き方ゴール設定を書き出しました。
これも、自分の本当の望みやライフスタイルを見直し、人生を軌道修正するきっかけになります。
こうすることでネガティブなアクシンデントで強制的に起こる変化ではなく、自分が望むポジティブな変化を転機として引き寄せることもできるんです。
執着を手放してみる
転機をフックに、人生を好転させる最後のコツとして、執着を捨てる、というのがあります。
個人的にはこれは実は一番難しい、と思います。
一番わかりやすい例は恋愛ですよね。
どうしても特定の相手にこだわってしまう。
相手が自分の求めるライフスタイルに合っていなくても(例えば結婚の場合、男性なら妻に専業主婦になってもらいたいのか、共働きがいいのか)、特定の相手に執着するあまり、現状に蓋をして問題を先送りしてしまうことが起こりがちです。
仕事でも特定の企業、職種にこだわるあまり、本来の自分が求める働き方、ライフスタイルと合わないこともるでしょう。
特定の相手、企業、職種にこだわることでうまくいかないようだったらいっそその執着を捨ててみることも大切です。
簡単に執着を捨てる、と言われても。
自分で執着とわかってたら苦労しないんだよーー。
そう思ったあなた、確かに正論です。
それが「譲れないこだわり」なのか「執着」なのか、自分ではなかなか見極めることが難しいのも、自分の経験上よくわかります。
見分け方が1つ存在します。
1つの相手、物事にこだわって、物事が前に進まないのであれば執着です。
そういう時は視野を広げ、選択肢を広げてみてください。
自分のゴールに設定した状況に当てはまる職業やパートナーだったら興味の対象として捉えることから始めてみてください。
選択肢を広げることで、執着していた物事や人が比較できるようになります。
そしたらこだわっていたことのいい面も悪い面も自ずと見えてくれるでしょう。
「なんでこんなことにこだわってたんだろう」とか、「執着だったのか、という気づきにつながります。
それでも、これは執着だとわかっていながらどうしても特定の人物や、職業、条件にこだわってしまう人。
執着は、手放そうとすればするほど、知らない間に自分の心の中に巣食うものです。だったら、いっそ執着しまくってこだわり続けてください。
やるだけやったら、怪我のかさぶたが取れるみたいに、ポロっとどうでもよくなる瞬間がきますよ。
転機に勇気を奮い起こす方法
転機に起こった状況があまりに辛いものだった場合。
人間ですから、次の行動を起こす元気も力も湧かないことがあります。
人生を恨んだり、なんで私だけと悲観したり、自己否定したりするだけで時間がすぎていくこともあるでしょう。
自分自身を見つめ直す余裕もないときだってあるかもしれません。
あるいは、ゴール設定まで進んだけれど、実際にやることがわかっても行動する勇気が出ない、という人も少なくないと思います。
そんな時のモチーベーションの上げ方、心の整え方をいくつか紹介したいと思います。
歴史上の偉人の人生に触れてみる
一番簡単なのは、実在した、偉人の人生に触れてみることです。
大きなことをやり遂げた人は、一見ネガティブに見える人生の変化を実にうまく乗り越えていることがわかります。
しかも、偉人でさえも、いつもポジティブに転機を乗り越えたわけではなく、やっぱり苦悩したり、苦しんだり、悲しんだり、ということがあるんだ、という気づきも得られます。
転機による変化に直面して戸惑うのは、人間だったらあたり前のことなんだな、と思えると気が楽になります。
いきなり歴史上の偉人と言われても、誰の人生に触れればいいかよくわらからないという人は、自分が興味のある国や時代から選んでみるといいですよ。
例えば日本の戦国時代とか、幕末とか。
時代と国を絞って人を選んでみると、とっかかりがつかみやすいかもしれません。
私は一時期司馬遼太郎作品にハマったことがあるんで、勝海舟とか、坂本龍馬などの生き方に憧れました(司馬作品はフィクション部分もありますが)
あるいは、歴史上の人物でなくても、例えば好きなスポーツ選手とかでもいいと思います。
もっというと、一般人でもいいと思います。私は、2019年の3月ころまでテレビ朝日で放映されていた「こんなところに日本人」という番組も好きでよくみていました。
エチオピアとかガーナとかエジプトとか、人生の転機を経て、様々な土地で暮らす日本人のルポ番組です。
この番組を見ると、どんなことが転機になって人生が変わるかわからない、という気づきや、人生結局何があってもやっていけるんだな、という勇気をもらえたりしたものでした。(今は残念ながら放映されてません。復活を求む!)
未来の自分の姿をイメージしてみる
ゴール設定をして、具体的な目標ややりたいことを書く、ということに通じてますが、転機を乗り越えて、人生を好転させた自分のイメージをヴィジュアル化して思い描く、ということももちろん有効です。
どんな様子で働いているか? 暮らしているか? どんな感情か?
これを乗り越えた未来は、明るい、ということをしっかりと思い描いて、それがかなった時のワクワクした感情を噛み締めてください。
乗り越えた後の自分の視界をイメージする
転機を乗り越えた時、あなたはどんな人に囲まれて、どんな部屋に住んでいますか?
今の自分には手が届かないと思っていた、豪華な食事を食べていたり、理想のオフィス環境で働き、心地よい部屋に住んでいるかもしれません。
行ってみたかった場所に旅だってしているでしょう。
これも自分がワクワクするように、リミットを設定せずにできるだけ具体的に思い描いてみてください。
転機を味方に変えると幸運になる
転機は、自分の人生を見直し、本来の望む方向へ軌道修正するきっかけになります。
だからこそ、転機をネガティブに捉えるのではなく、チャンスと捉え行動することが幸運を導く行動なのです。
幸運とは、与えられるものでなく、自分で作っていくもの。
転機はいつもそのヒントをくれるものなのです。
だから、人生の味方にしていきましょう。
多くの人が逃げたくなることだからこそ
大きな変化は確かに辛いものです。できれば避けたい。
そして自分自身を見つめ直すことも、決して楽なことではないです。
しかも、転機にうまく対処できたとしても、すぐに結果が出ることの方が少ないです。
数年、あるいは何十年とかかることもあるでしょう。
変化にまずストレスを感じ、どうにかこうにか生活を送っていき、その中で本当の自分の望みはなんだろう、というのがわかってきて、行動が変わってきます。
その結果の積み重ねが、望む人生に少しづつ導いてくれるのです。
しかも、だいたいの場合は、変化に苦悩しているときに「これは転機だ」なんて理解できていることはないです。
突然降りかかった変化に対して、多くの人は避けたい、なるべく自分の変化がないように過ごしていきたい、という感情を持ちます。
でも、だからこそ、そのいっときのネガティブな感情に飲まれるのではなく、向き合って自分の本質をみつめるきっかけにしてください。
決して楽なことではないですし、多くの人が避けたいと思うことだからこそ、乗り越えた時のギフトは大きいのではないでしょうか。
一度乗り越えると自分の経験値になる
ここまで人生の転機について書きてきましたが、変化の渦中にいるときは、その対応に精一杯で、これは転機だ、ということすら思う余裕がないことがあります。
だいたい、あとから振り返って、「あの時のあれは転機になったんだな」ということが時間をかけてよくやくわかります。
これは、逆を言えば変化に対して自分がどのように捉えて、行動したかによって人生の出来事が 「人生を変えた幸運の転機」になるか「挫折経験」になるかが変わってくるのです。
過去の出来事は、その後の人生によっていい経験にも、苦い経験にも変わります。
誰の人生でも、思うようにいかないことや、突然のアクシデント、変化はつきものです。
どうせだったら、こういった変化を、人生を好転させる転機にして、満たされた人生を歩みたいですよね。
現状維持に執着するか、新しい世界や経験に挑戦するかで経験値が全く異なります。
人間は多様性のある経験を求めてこの世に生まれているはずです。
豊富な経験は、たとえそのときは辛い経験でも、人生を豊かにします。
この記事のまとめ
長くなりましたが、この記事で伝えたいことを下記に改めてまとめたいと思います。
・人生の転機とは、自分自身の本質を見直したり、本来やりたい仕事、ライフスタイルを見直すタイミングでやってくる。
・だいたい転機に起こることは理不尽で、自分にとっては望まないことが多い。
・現状維持バイアスがかかったまま、変化に抵抗したり、正面から対処しようとしてもだいたいはうまくいかない。
・転機を感じたら、その変化をまず受け入れ、自分自身の本質に向き合うことから始めること。
・自分の本質や本当の望みを理解できたら、転機をチャンスと捉えて、自分のゴールを再設定しよう。
・特定の人物や、職業、企業。これまでのキャリアなどといったものへの執着を捨てることも大切。
・歴史上の偉人の人生や、他人の生き方から勇気をもらえることがある。
・転機を乗り越えた時の自分の人生や視野を具体的にイメージをすることもモチベーションアップにつながる。
・変化は辛く、結果がでるのも時に時間がかかることもある。でもだからこそその転機を乗り越える経験自体が、経験値を上げ、人生を豊かにしてくれる。
ぜひ、上記のポイントを覚えておいていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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本気で人生を変えたい人へ
さて、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
私にとっての転機、というのを考えながらこの記事を書いていました。
私にとっての転機の一つは、2年半ほど前にサトリさんこと、金山慶允さんと出会ったことでしょう。
当時の私は、会社での残業に多くの時間を搾取されている(と思っていた)人間でした。
これはネガティブな変化による転機というよりは、自分がどうにか人生の流れを変えたくて、もがいていた結果の出会いだと思います。
アクシデント的な転機だけでなく、自ら求めて引き寄せる転機ももちろんあります。
人の紹介で、サトリさんのブログを教えられたのですが
人生は自分の力で変えられること、
個人的な情報発信の大切さ、
ゴール設定をして、自分で望む人生を歩む考え方
等々を学びました。
この記事を読んだ方は何かしらの人生の変化に今、翻弄されているのかもしれません。
あるいは、人生を変えたくて、ヒントを探してここにたどり着いたのかもしれません。
この出会いを転機にするか、ただの通りすがりの記事にするかは、実はあなた次第です。
少しでも興味をもったら、まずはサトリさんの無料講座からトライしてみてください。
ここまで読んでくださった方にとって、この記事がポジティブな転機となることを心から願っています。
ありがとうございました!
会社員としての雑誌編集、ライティング経験を生かし、ウェブライターとしても活動中。「自由な人生とは選択肢が多い人生」という気づきから、お金(収入源)、環境(職場、住環境、人間関係)の選択肢を広げるための考え方や、行動指針についてを日々情報発信中。
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