こんにちは。
不動産営業マンかつヒプノ・セラピストである長尾啓二と申します。
今回この記事は「自負心の意味とは?」を追求して書いています。
『自負心』の本質って、ご存じでしたか?
正直に言うと私も執筆に取り掛かるまで、深い意味は分かっていませんでした。
自尊心、自己肯定感などと似ていますが、実は明らかに違う点があったのです。
自負心を養うことは「自由な人生」を謳歌することに気づきました。
この記事では
- 自負心とは何か
- 自負心はどのようなもので出来ているのか?
- 自負心を作るにはどういう方法があるのか?
について書いています。
とても多い情報量となりました。
メモを取りながら読んでいただければ効果があります。
またブックマークやお気に入りに入れて、時間が空いた時に読んで下さい。
さらに自負心を養うために合わせて読んでいただくと効果のある関連記事をご紹介します。
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自己実現、そして自由な人生を謳歌するためにぜひご一読下さい。
自負心の意味とは
「自負心」
意味を考えたとき、少し不思議な感じがする言葉ですね。
ネットで検索などすると「何故、自分に負ける」心と書くのか?という問いもあります。
自負心の意味を改めて見てみましょう。
自分の才能に自信や誇りをもつ心。
出典 コトバンク
「強い-をもつ」
「 -の高い男」
これをお読みになり、「ん?」と思われませんでした?
「自尊心」「自己肯定感」に似ているのではないか?
まさに同義語ではないか?と。
この疑問はそのとおりです。
これについては後ほど解説します。
まず自負心の中の「負」について解説します。
この「負」は負(ま)けるという意味ではないのです。
「負(お)う」を意味します。
「責任を負う」や「覚悟を負う」などのように使います。
自負、あるいは自負心とは読み下せば、「自らを負う。」となります。
自負の意味には「自分の才能に自信や誇りを持つ」があります。
これは自らの為したこと、為すべきこと、為さねばならぬことについてその責任を負う意味でもあるのです。
それが自負の真意です。
参考までに自負心の英訳は「PRIDE(プライド)」に当たるそうです。
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自負心そのものをもっと深く考察してみるために、他の言葉と比較してみます。
自負心と自尊心は違う
自負心の類語として出てくるのが自尊心です。
自尊心とは何か?
これも見て行きます。
自尊心とは、自らの価値を認める自己評価のことを言い、自分自身を【優れた存在】【価値ある存在】【意義ある存在】であると位置づける気持ちのことです。
出典 【賢者の知恵袋】 自尊心とは幸せを実現する力!自尊心が低いのが日本人の幸福度の低さの原因
(注釈:文書装飾筆者)
出典元 【賢者の知恵袋】 自尊心の意味とは?自信や自負心とは似て非なるもの
(自尊心とは)自分の人格を大切にする気持ち。
また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。
プライド。
(デジタル大辞泉より)
(注釈:文書装飾筆者)
ここでも「プライド」という言葉が出てきました。
英語では類似語どころか、同じ単語の時もあります。
では自尊心と自負心は同じ感じなのでしょうか?
いえ、かなり違うのです。
まず、先の引用記事をもう一度ご確認下さい。
自尊心は「他からの鑑賞を排除する態度」というものが含まれます。
それに対して自負心はこういう感じです。
「自負」という言葉を使うときは、「必ずできる」というある種の決意のような強い意味を感じます。
出典元 【賢者の知恵袋】 自尊心の意味とは?自信や自負心とは似て非なるもの
また、なにかの仕事に対して「(できると)自負しています」という場合、完成形が見えているというか、ある程度結果が見えている状態でもあると思います。
(中略)
自負とは、十分なエビデンス(知識、経験、実績など)に裏付けられたものでもあるんですね。
(注釈:文字装飾筆者)
自負心には過去に培ってきた「実力」「実績」が必要となってきます。
自分の過去からの「蓄積」により、為すべきこと、為さねばならぬことに対する心がけなのです。
それに対し自尊心は「実績」「蓄積」がないとしても、自分を守るために「プライド」として持っているものです。
自負心は自尊心にくらべ、より現実的であり強固な「心」と言えます。
それは「矜持(きょうじ)」とも言えます。
自負心が強いとはどういうことか?
自負心の意味を深めて頂けたでしょうか?
それは「矜持」とも言えました。
きょう じ
出典 weblio辞典
自信と誇り。
自信や誇りを持って、堂々と振る舞うこと。
きんじ。
プライド。
「学生としての-を持て」
この自負心が強い、あるいは自負が強いとはいったいどういうことでしょうか?
それは自分が今までしてきたことに対し、絶対の自信を持っていること。
これが前提となります。
自分の今までの生き様や、仕事などに「確かな」自信がある状態です。
これ自尊心と比べると非常によく分かります。
自尊心の強い小学生男子っていると思うんです。
やたらプライドの高い子(笑)。
親の育てられ方もあるんでしょうが、確かにいます。
しかし「自負心」の強い小学生男子って聞いたらどう思います?
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!って吹き出しませんか?(笑)
それ勘違いだから・・・・
みたいな感覚が皆さんの中にあるでしょう?
そうです。
ある程度年齢がいって、実績がないと持てないのが「自負心」ですね。
では自負心が強い人ってどんな人かを見て行きましょう。
自負心の強い人はどんな人か
では自負心の強い人とはどういう人でしょう。
過去から積み上げてきた実績があり、矜持がある人。
イメージできるでしょうか?
例えば、有名店のシェフやコックさんなどはそうですね。
寺や神社を修繕する宮大工さんもそんな感じがします。
また長年やってこられたコンピューターグラフィックスのデザイナーさんなども当てはまります。
こうして見ると職人気質の方が多いでしょう。
長年培い、蓄えられた経験と知識に裏付けされた自信がある。
その自信の元に自らの為したこと、為すべきこと、為さねばならぬことについてその責任を負う。
私自身ですが、不動産業の中でも「土地」に関しては「自負」があります。
少々やっかいな取引でも「土地」の場合は、大体良し悪し、内容を速く理解し、案を出すことが出来ます。
そしてその結果に責任を負うことが出来ます。
関連記事:
自己責任論とは?日本社会の抱える本質的な問題とは?
私は京都で働いているので、寺社仏閣を取り扱う職人さんとも出逢いが多い。
彼らは自分が施工したものに対し絶対の自信をもって挑みます。
そしてその結果(出来上がり)に責任を負います。
この自負心を極めた人たちの中でも「軍人」と言われる方は分かりやすい。
国を守り、人を守り、命を守る。
実戦までに積み上げてきた「過酷」な訓練が、いざという時の危機に際し、敢然と立ち向かえる「心理」となるのです。
また志の高い政治家や施政者もそうだと言えます。
自分が国を動かしているんだという自負も、実績と経験がなければ持てません。
ではこれらは自負心はどういう場面で発揮されるのでしょう?
自負心が歴史を動かした事例をご紹介します。
自負心とはどういう場面で発揮されるのか
1945年8月15日。
日本はアメリカを前にして大東亜戦争(太平洋戦争)に敗戦しました。
その後この国は5年近くにわたりアメリカを中心とした連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に占領され続けます。
この時、日本は当時のドイツ(西ドイツ、東ドイツ)や現在の朝鮮半島(韓国、北朝鮮)のように分断統治される可能性が大きかったのです。
それをある方の「自負心」で変わったのです。
そのある方とは「昭和天皇」です。
同年9月に昭和天皇は当時の吉田茂氏にGHQの元帥(トップ)である、ダグラス・マッカーサーに会いたいと言われたそうです。
1945年9月27日。
アメリカ大使館邸に到着された昭和天皇は、マッカーサー元帥に対しこう言ったと言われます。
「天皇の話はこうだった。
出典 WEB 歴史街道 マッカーサーを感動させた、昭和天皇のお覚悟と天真の流露
『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。
あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』
――大きな感動が私をゆさぶった。
死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。
私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」
(『マッカーサー回顧録』1963年)
(注釈:文字装飾筆者)
実はマッカーサー元帥は昭和天皇が入室された時は、ふんぞり返っていたと言われます。
それが昭和天皇この言葉を聞いたとたんに、態度が一変しました。
まるで天皇の敬虔な従事のようになってしまったとのことです。
そしてマッカーサー元帥はこう述べたそうです。
『かつて、戦い破れた国の元首で、このような言葉を述べられたことは、世界の歴史にも前例のないことと思う。
出典 WEB 歴史街道 マッカーサーを感動させた、昭和天皇のお覚悟と天真の流露
私は陛下に感謝申したい。
占領軍の進駐が事なく終わったのも、日本軍の復員が順調に進行しているのも、これすべて陛下のお力添えである。
これからの占領政策の遂行にも、陛下のお力を乞わなければならぬことは多い。
どうか、よろしくお願い致したい』」
とマッカーサーは言った。
(藤田尚徳『侍従長の回想』昭和36年)
(注釈:文字装飾筆者)
この記事は歴史論や政治論ではないことを、お断りしておきます。
だから昭和天皇の戦争責任をここで論じるつもりはありません。
当時日本の国家元首として、この言動は当たり前だろ?という声も聴かれます。
しかし、マッカーサー元帥自身も述べているように、これだけの自負は「世界の歴史にも前例のない」ことだったのです。
処刑覚悟で全責任を負うからこそ、道が開けた最高の事例だとも言えます。
ちなみに、この話は本当か?という疑念が持たれていることはお伝えします。
そして私の見解は本当だと思ってます。
結果が全てを物語ってるからです。
この当時アメリカ議会では昭和天皇の処刑は決まっていたのです。
それがマッカーサー元帥の進言で取りやめになったこと。
また先に述べた日本が分断統治されなかったこと。
そしてこの後からアメリカが敗戦国(しかも敵側)に対し大量の食糧を送り込んでいること。
何よりマッカーサー自身の回顧録で書かれており、実際彼は日本側に立ちすぎて、大統領になれなかったことが上げられます。
自負心が最高に発揮されると、歴史すら変わる。
そういう事例です。
自分に誇りを持つということ
自負心とは発揮される場面においては、先の事例のように国の歴史すら変えてしまうことがあります。
自負心の「根幹」とは自分が過去にしてきたことへの、信頼です。
自負心はとどの詰まり、「俺が(私が)やらねば誰がやる?」という精神ということになります。
そこには自分が今まで為してきたことへの「誇り」があるからです。
ここで改めて「誇り」とは何かを考えてみましょう。
関連記事:
誇りを持って生きるために今日から変えられること
「誇り」とは自らそれを名誉と思う意味です。
今、これをお読みのあなたはどんなお仕事をされているでしょうか?
看護婦さん?
バスの運転手さん?
弁護士さん?
コンビニのレジ?
宅配便?
はたまた不動産屋?(笑)
今、自分が、あなたがしていること。
それにもっと誇りを持っていいんだと確信してます。
あなたが「自信」を取り戻す「習慣」をこれから実践していく訳です。
それをなお、促進するために、あなたが「褒められる場所」に移動してください。(注釈:文字装飾筆者)
出典 【賢者の知恵袋】 自分に自信が持てない人が今すぐやめるべき習慣
この「賢者の知恵袋」でも多くの方がテーマとして書かれてます。
自己肯定感、自己効力感、自尊心、自尊感情、自信。
これらは突き詰めれば、自分に「誇り」を持つことが「核心」になると言えそうです。
私はそのためにあなたを認めてくれる場所に移動しろとお伝えする訳です。
それは「誇り」を失わないためにです
孤立しがちな人のために有用
インターネットの出現によって、私たちのコミュニケーション環境は大きく変わりました。
情報の取得が容易くなりましたね。
またSNSなどの利用により、個人の情報発信も多くなされるようになりました。
Twitter、Facebook、Instagram。
それらを使ってグローバルなやり取りが繰り広げられています。
しかし、こういうことも聞きませんか?
人間関係が希薄になり、個人の孤立感、孤独感が増してきていると話です。
ソーシャルメディアと孤独感の関係について、ピッツバーグ大学医学部が最新の研究結果を発表した。
出典 CNET JAPAN SNSで過ごす時間が長い人ほど、社会的孤立を強く感じている
この研究は、ソーシャルメディアで過ごす時間が長い若者ほど、孤独と社会的孤立を強く感じていることを示している。
私は、この記事は中々秀逸のものであると見ています。
SNS自体が人間のコミュニケーション改善の役に立たなかったであろう、と言ってる訳です。
このことは反面当たっており、反面誤解があると見ています。
そしてその誤解こそが大切だと思うのです。
触れ合いを求めて、ネット、SNSで発信しまくっている方がいます。
でも多くの場合、本人は満足していないでしょう。
そして迷惑に感じている人もいるのです。
発信者に共通していることは「自己PR」ばかりだからです。
何故このようなことになったのでしょう?
それは自分というものに対し「誇り」を持てなくなってきていることが原因だと思ってます。
本来はネット、SNSと言えども一つの道具でしかないのです。
「便利になった。」
よくも悪くもそれだけなのです。
私たちはこのネットを使うことにより、人格を磨いたり、逆に品位を落とすことも可能です。
自負心。
私は孤立しがちな人たちこそ、これを身に着けるべきだと考えます。
何故ならば不安定になっている自分の軸を取り戻すことが出来るからです。
そしてネットは自負心を育てるには一番効率がよいアイテムだと見ています。
以下の引用記事を参考にしてみて下さい。
ではなぜインターネットを使えば、容易に「徳」を積めるのでしょう?
出典:【スピリチュアルをこじらした人のための処方箋】徳を積むの意味とは?徳を積む生き方をすれば自然に成功できる
善行が積めるのでしょう?
「徳」を積むには縁起(関係性)を見て、それを作ってから、誰かにとって、社会にとって良いことをするのが賢いやり方でしたね?
インターネットは「関係性」つまり縁起の構築が「楽」で「速い」のです。
そして必要なものを、必要な時に、必要とする人に速く届けることが出来る。また逆に速く受け取ることが出来る。
この「楽」で「速い」システムを正しく「利用」すると、人類史上一番「徳」が簡単に積める時代になったのです。
(注釈:文字装飾筆者)
自負心を育ててみる
では、ここからは実際に「自負心」を自分の中に育ててみましょう。
その前にもう一度自負心の意味をおさらいしておきましょうね。
自負心は過去に培ってきた「実力」「実績」が必要となってきます。
自分の過去からの「蓄積」により、為すべきこと、為さねばならぬことに対する心がけなのです。
(中略)
自負心は自尊心にくらべ、より現実的であり強固な「心」と言えます。
それは「矜持」と言えるのです。
この心の具体的な育て方を4つの項目から見てみます。
- セルフイメージを高める
- 自尊心を高める
- 自己効力感を高める
- 責任というものを知る。
これらを高め、知ることで自負心を育て強いものと出来ます。
まずは「セルフイメージ」です。
セルフイメージを高める
セルフイメージを高める。
そもそも「セルフイメージ」とは何か?
あなたが持っているあなたに対する思い込みや主観のことです。
出典 【賢者の知恵袋】『習慣づける』の科学!習慣の力でセルフイメージをお手軽に変える方法
つまり自己認識であると同時に、あなたがどんな人であるか?を表現している情報のことです。
(注釈:文字装飾筆者)
セルフイメージは自己認識であることが分かりますね?
セルフイメージを高めるとは自分自身の評価を上げるということでもあります。
では実際にどうやって高めていくのでしょう?
『セルフイメージ』を高めるには、何よりも行動が必要です。
出展 【賢者の知恵袋】セルフイメージの意味とは?自己効力感を理解すると書き換えも自由自在
(中略)
学習したことを実践してみることで、より深く理解できるのに、実践が実績を作るのに(以下略)
(注釈:文字装飾筆者)
自負心でも「実績」の積み重ねが大切です。
実は全てつながるのです。
ここで具体的な行動を例示してみましょう。
もしTwitterをなされてたら、あなたにとって「セルフイメージ」が高まる記事をリツイートして下さい。
例えば花の写真があなたのイメージを高めるならば、その記事をただリツイートして見て下さい。
最初は中々いいねは付きません。
しかし繰り返していくうちに、Twitter民からあなたは「花が好きな人だ。」というイメージが固定して行きます。
そしてそういうコメントが入るにつれ、あなたの中の「脳内」にあるセルフイメージ(自己認識)が変化してきます。
まずは「実績」を積む。
これはネットを使えば簡単にできる方法でもあるのです。
なお、セルフイメージを高めるには、これらの記事もお勧めです。
関連記事:
セルフイメージの意味とは?自己効力感を理解すると書き換えも自由
関連記事
自分を変えるには、まずはなりたい自分を明確にイメージすること
自尊心を高める
次は「自尊心を高める」です。
ここでも自尊心について改めてその意味を復習します。
(自尊心とは)自分の人格を大切にする気持ち。
出典元 【賢者の知恵袋】 自尊心の意味とは?自信や自負心とは似て非なるもの
また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。
プライド。
(デジタル大辞泉より)
(注釈:文字装飾筆者)
自尊心にあって、自負心や自尊感情、自己肯定感などにない決定的なものがあります。
上記に書かれている「他からの干渉を排除する態度。」です。
これが決定的に他と違います。
やりすぎると「傲慢」になります。
しかし今は自負心を育てるに必要な「アイテム」だと思ってよいでしょう。
自尊心を育むコツをお知らせします。
自己受容感は、自己肯定感や自尊心を高めるための土台となる大切な感覚になります。
出典【賢者の知恵袋】自己受容とは?自己肯定感や自尊心を高める土台となる感覚
(中略)
自分を愛するというのは、欠点も含めて自分を愛おしく思う感覚です。
(中略)
赤ちゃんて欠点だらけなんです。
(中略)
こんなに欠点だらけなのに、愛おしくなっちゃうんですよね。
自分に一番「愛情」をかけると言ってもいいかも知れません。
自尊心の英訳は色々あります。
私は「pride(プライド)」が一番相応しいように思うのです。
自尊心は行きすぎると行きすぎると周りから敬遠されがちです。
しかし何の根拠も実績がなくても持てるものでもあります。
どう考えても、日本人の基礎的な問題解決能力は高く、世界一優秀な民族と言っても過言ではありません。
出典 【賢者の知恵袋】自尊心とは幸せを実現する力!自尊心が低いのが日本人の幸福度の低さの原因
これだけ読むと傲慢に見えるかも知れません。
この記事は全部読んでいただくのが一番です。
日本人が世界一優秀な民族という裏付けもあります。
しかし自尊心については「自分を愛する」気持ちを持てればいいと考えます。
これもネットを使えば情報として容易に手に入れることが可能です。
偏っててもいいんです。
ネガティブな情報にさらされる必要はありません。
自分を愛するために、自分にとってプラスになる情報に身を置けばいいんです。
愛情って結局は偏ってますから(笑)、気にしなくていいのです。
なお自分自身を大切にするには、これらの記事も参考になります。
関連記事:
自己受容とは?自己肯定感や自尊心を高める土台となる感覚
関連記事:
自己肯定感とは?自尊心や自己効力感、自信との違いをわかりやすく解説
自己効力感を高める
「自己効力感」
この感覚も自負心を育てるにあたり大切な要素となります。
自己効力感の意味を確認してみましょう。
自己効力感(セルフ・エフィカシー Self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまくやっていけると、信じていることです。
出典 【賢者の知恵袋】自己効力感とは、簡単にモチベーションを高め、成功する鍵となるもの
(中略)
自分の人生は自分で切り開いていくものですが、それには、あなた自身のやる気「できる!」に関わる自己効力感の影響は大きそうですね。
(注釈:文字装飾筆者)
自己効力感は「自分は出来る」「私はやれる」という自分自身への信頼感が要になります。
これは自負心の元になる自分の「実績」作りに役立ちます。
自己効力感の高め方を見てみましょう。
まずはあなた自身が行動し、成功するという経験を積み重ねることが大切です。
出典【賢者の知恵袋】自己効力感とは、簡単にモチベーションを高め、成功する鍵となるもの
目標は大きなものである必要はなく、確実に達成できる小さな目標を設定します。
(注釈:文字装飾筆者)
ここに重要なことが二つ書かれてます。
- 行動すること
- 小さな目標を設定
これらは自負心を育てるにも大変重要です。
自負心は自分の「実績」「成果」の積み重ねが作るものです。
かと言って最初から「実績」が積みあがる訳ではないのです。
例えばです。
神戸に有名なお寿司屋さんがあります。
ここの職人さんは大変な自負心を持って寿司を提供してくれます。
しかしそれはすぐに出来た訳ではありません。
それこそ弟子入りした時に、皿洗いから始めて蓄積したものがあるからです。
「自分はできる。」という自己効力感が高まり、それが積み重なったのです。
私の提供するお寿司は、きっとお客様を満足させれる。
そういう自負心が芽生えるのです。
カメラマンにしてもそうです。
最初は学校に行って習います。
そして師匠について仕事を分けてもらい、実績を作るのです。
ここでも小さな成功体験の積み重ねが「自己効力感」となります。
そして「俺ならこういう風景が撮影できる。」という自負心が生まれるのです。
この小さな成功体験の積み重ねは、ネットを使えば容易に体験が可能です。
例えば、今不用品があるならヤフーオークションやメルカリに出してみる。
そして現金化してみる。これも立派な成功体験です。
またYahoo!知恵袋などで悩み事に積極的に回答してみる。
そして高評価をもらう。
これも立派な成功体験です。
まずは成功体験を積み重ねるために「行動」することが大切なのです。
そして失敗してもいいのです。
失敗した時に役立つのが先の自尊心です。
「私はこんな失敗なんかにめげない!」とprideを持てばいい。
失敗を恐れてもいいので、行動しましょう。
その積み重ねが「自己効力感」を生み、自負心を育てます。
関連記事:
自己肯定感を高めるためには自己効力感:エフィカシーを理解すること
関連記事:
自己効力感とは、簡単にモチベーションを高め、成功する鍵となるもの
責任というものを知る
ここまで自負心を養うための心構えを見てきました。
セルフイメージ、自尊心、自己効力感の三つを高めていこうというものでした。
ではこれで自負心は高められるでしょうか?
答えは「否」です。
この三つを高めただけでは「自信家」という位置づけだけです。
お気づきだと思います。
ここに「責任を持つ」という心構えが必要です。
責任と聞くと「義務」感が生じてあまり良い感じはしないでしょう。
自負の文字を見てみましょう。
「自ら負う」です。
一番最初にお伝えしたとおり、これは「責任」を負うことです。
自負心は自分の今までの実績や成果に裏付けられてます。
「この仕事なら私に任せて下さい。」
それはその結果起こりうることについて全責任を取る覚悟があるからです。
先の昭和天皇とマッカーサー元帥のやり取りを思い出して下さいね。
「責任」は英語では、「Responsibility」となります。
出典 【賢者の知恵袋】責任転嫁する人とはどう関わればいい?子どもだと思えば許せる
元々はResponse(反応する、答える)とAbility(能力、~できる)の二つの単語がつながったものです。
またResponseもre(返して、再び)とspondeo(誓う)の単語の合成です。
「反応する能力」→「答えることができる」という意味です。
そして日本語にはない「信頼度」の意味を加えられています。
(注釈:文字装飾筆者)
責任を取るということは、相手に信頼を与える行為でもあるのです。
この責任というものを自覚することで、初めて「自負心」が養われ、高まったと言えます。
なお、「責任」についての理解を深めたい場合は、こちらの記事も参考になります。
関連記事:
責任転嫁する人とはどう関わればいい?子どもだと思えば許せる
関連記事:
責任感は英語と日本語で意味合いやニュアンスが変わる
関連記事:
責任を英語で考えると本来のポジティブな意味がわかる
正しい自負心を持ち、人生を自由に生きる
表題を見て、何のことかと思われましたか?
正しい自負心。
そして人生を自由に生きる。
これはどんな関係があるのでしょう?
世の中には多くの方がいます。
例えば何でもかんでも責任をしょい込んでしまう人もいます。
押し付けられると言ってもいいでしょう。
こういう人を自負心があると言えますでしょうか?
可哀そうですが、そうとは言えませんね。
自主的ではないからです。
ここで責任の本当の意味を見てみましょう。
西欧社会では「責任」についてどう捉えられているでしょうか?
出典 【賢者の知恵袋】責任転嫁する人とはどう関わればいい?子どもだと思えば許せる
(中略)
西欧の方々って日本人に比べて自己主張がハッキリしていると感じませんか?
自己主張が激しいとも言える。
あれだけ自己主張が激しいのになぜ社会は成り立っているのでしょう?
これは「責任」のお蔭です。
(中略)
彼らは基本的に自分たちを「自由」と思ってます。
(中略)
自由な者どおしだからこそ、お互いの利権を守るために「契約」と「法律」を作るのです。
そしてそれを守ることが「責任」であると信じてます。
逆に「責任」を取って守ることが自分の「自由」を保証してくれるのです。
(注釈:文字装飾筆者)
自負心には必ず責任が伴います。
逆に見れば、自分の主義主張、生き方を貫くには最高の心構えとも言えます。
自負心を持つことは「自由な人生」を謳歌することに他ならないからです。
また「自由」になるための「技術」について、このブログの金山(サトリ)編集長の記事があるので、ご一読下さい。
関連記事:
自由の意味とは?自由をデザインする技術を磨けば人生の自由度は上がる
この記事のまとめ
ここまでお読み頂き、有難うございました。
自負心についての理解は深めて頂いたでしょうか?
長くなったので、ここでまとめを書きます。
- 自負心とは過去に培ってきた「実績」「蓄積」という裏付けがあった上ので心構え。
- 自負心は「矜持(きょうじ)」とも言える。
- 自負心には常に責任を自ら負う覚悟がある。
- 自負心を養うことは孤立しがちな私たちにとって有用な心構え。
- インターネット時代だからこそ自負心を育てやすい環境がある。
- 責任を知り、自負心を持つことが自由な人生を謳歌できる。
とても長くなりました。
この記事には多くの情報を入れております。
この記事をブックマーク、またはお気に入りに入れて下さい。
そして隙間時間などを活用して読んでいただければ嬉しいです。
できれば7回は読んでもらえたら効果が出るとおもってます。
最後に私はこの記事を書くにあたり、やはり「行動」というものがとても大切だと感じました。
自負心を養うにも実際に「行動」し「経験しなければ」「蓄積」にならないからです。
そして行動できない人も実際に多いと思うのです。
参考記事:
行動だけが意識を変える ~ 現実を変える力を人だけが持っている。
このリンク先の記事には、実際に行動を起こすためのコツが書いてあります。
また、そこに紹介してある教材で学んだからこそ、今の私があります。
私は日本人として多くの方が勇気をもって行動してくれることを願ってます。
皆で行動し、そして矜持ある、自負心を養って行きましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログの内容が役に立った、と感じた方は下のランキングバナーを押していただけるとうれしいです^ー^
本気で人生を変えたいあなたへ
【賢者の知恵袋】は 自己啓発・自己開発を目指しながら、今までそれがなかなかうまく出来なかった、あるいは途中で挫折したけど、今もまだくすぶっている方に向けて発信しています。
そして今度こそ目に見える成果を出して、自分自身が喜びに満ち溢れたい。
そんなあなたのために書かれているブログです。
今回あなたは、「自尊心」「自負心」「自己効力感」などに興味をお持ちになったのですよね?
それを知ることで、自分自身が置かれている問題を解決できると考えられたんですよね。
だから分かります。
私の場合、自分の在り方を変えたくて、もっと自由で束縛のない人生を歩みたくて、自己啓発本を読んだり、自己啓発に関するセミナーなど受講しまくっていた時期があります。
松下幸之助さん、稲盛和夫さん、斎藤一人さんなど有名どころや、アドラー心理学、D・カーネギーなども読んだけど、現実は全く変わらない。
そんな中、Facebookで偶然に流れてきた記事がありました。
【左脳系スピリチュアル】
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【賢者の知恵袋】のライター。「行動をもって現実を変える!」元用地専門の公務員で、現在不動産会社の取締役。30年間の不動産業で得た、交渉術及び営業力で、どのように「行動すれば」現実を変えれるのか? またどうすれば「行動できるのか」、それを「継続」できるのか具体的に読者の方に開示し、実践でき効果が出る「自己啓発」を発信しています。https://amba.to/2t0UXri