こんにちは。フォトグラファー ハベンです。
10年以上、初めてのお客様をいきなり撮ることになったり、一定期間、ずっと同じ人に関わって撮った経験を持っています。
いかに少しでも早く信頼関係を築くか、きちんと意図を伝えるか、など心を砕く場面も多々経験しています。
たとえば、撮る予定の人とお互い話をして、この人に撮ってもらえて嬉しい、という信頼関係をまず築くことが必須でした。
お互いどんな人なのかわかってくると「こういう人なら、このシーンはこう撮ろうかな」というアイデアも湧いてきて、喜んでもらえるととても嬉しくなります。
今回の記事では、アサーティブコミュニケーションについてまとめてみました。
また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。
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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。
ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。
興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。
では、本題に入りますね。
コミュニケーション能力を高める(鍛える)方法
あなたは、コミュニケーション能力ってどんな能力だと思いますか?
それはつまり、人の気持ちや感情をくみ取りつつ、意思疎通ができる、ということですね。
初めて会う人と話す時、友人と話す時、家族と話す時、仕事相手と話す時、誰もが自然とコミュニケーション能力を使っています。
人と関わる時はすべて、コミュニケーションが絡んできます。
また、コミュニケーションに使うツールも、インターネットの発達により、会って話したり、電話するだけでなく、文字だけのコミュニケーションも多くなりました。
でも、相手に遠慮してしまったり、行き違いや誤解が生まれたり、つい、感情的になってきつい口調になってしまった・・・なんてことはないでしょうか?
ちなみに、私も、威圧的な人の前では思ったことがうまく言えなくなり、言う言葉を慎重に選んだ結果、声まで小さくなってしまうことがよくあります。
そして、相手から「え?もっかい言って」と言われて、さらに引いた態度になってしまったりします。
もやっとした感情を我慢して、黙ってしまい、さらに下手に出た印象を強めてしまったりします。
そんなとき、どうやったらスムーズに、うまく伝えられるようになるの?
どういうふうにコミュニケーションしていけばいいの? って思いますよね。
そこで登場するのが、アサーティブコミュニケーションという方法。
これだと、自分を抑える必要もないし、相手を尊重しつつ、誤解も防ぎ、お互いwinwin でスムーズにコミュニケーションができるのです。
え?そんな方法があるの? どういう方法か知りたい! そう思ったあなたへ!
これから、詳しく見ていきたいと思います。
アサーティブコミュニケーションとは?
コミュニケーションは「伝えること」と「受け取ること」両方があって初めて成り立ちます。
アサーティブコミュニケーションは、自分の感情も、相手の感情も満たすやり方で、自分の意見を伝えるコミュニケーションの方法です。「自分と相手を大切にする自己表現」とも言えます。
特に、自分の感情が波立ってしまって、相手に言いづらい時のように、持って行き場のないストレスや怒りを抱え込む様な状況には有効です。
日本人は「忍耐し我慢する、和を優先する」ということを美徳と捉えがちです。特に自分を抑え込む人は多いです。うつ病などの心の病気になる人もいます。それだと、自分を大切にできていないですよね。
アサーティブコミュニケーションは、自分の感情を我慢せず、相手も受け取りやすいコミュニケーションの方法なのです。
もともと、アメリカで心理療法で使われ、1980年代に日本にも伝わってきました。
【自分を尊重することが他者を尊重すること】という考え方です。
そして、アサーティブコミュニケーションでは、人の表現方法を大きく、
・攻撃型の アグレッシブ
・攻撃と主張が程よい アサーティブ
・非主張型の ノンアサーティブ
の3タイプに分けて考えています。
それぞれを、詳しく見ていきましょう。
アグレッシブ型
自分の気持ち、自分に関することにはたくさん主張するのですが、相手の意見や考えを聞こうとしない態度がアグレッシブ型です。
こうなってくると、相手が不快感を持ち、陰口を叩かれていたります。
相手からは疎ましく思われ、言っていることが正しくても聞き入れてもらえないことも少なくありません。感情のコントロールの仕方がうまくいかないのです。
「明日使うAの資料作りはやっておいたか」
「やってないですよ。そういったじゃないですか。」
「そんなこといってないぞ!まだやってないのか! はやくとりかかれ!」
「この間やらなくてもいいって言いましたよ!」
このような態度の底には、自分に自信が持てず、自分の間違いを指摘されたくない、負けたくない、といった自己防衛の心が働いています。
ノン・アサーティブ型
相手に配慮しているようですが、自分の気持ちにも、相手に対しても率直ではありません。
自分の感情を抑え続けていると、次第に欲求不満になり、相手に対して恩着せがましい気持ちになってしまいます。
相手から悪く思われることを恐れるあまり、言いたいことを伝えられません。強く主張されると、たとえ無理な主張であっても、受け入れてしまいます。
真面目で責任感が強く、「頼まれた仕事が断れない」「他の人に仕事を手伝ってほしいと言えない」のがこのタイプの特徴です。
「明日使うAの資料作りはやっておいたか」
「え、Aの資料の件・・・ええと・・・それは・・」
「やったのか、やってないのか、どっちなんだ」
「その、たしか無くなったのでは・・・」
「そんなこといってないぞ!なんでやってないんだ!」
「・・・(言ったことくらい覚えておいてよね・・・)」
つまり、相手の方が上だと認識させてしまい、自分自身は被害者的な立場に立たされてしまいます。
アサーティブ型
自分の考えを相手に対して、率直に、その場にふさわしい方法で表現します。
例え意見が合わず平行線でも、打ち負かしたり(アグレッシブ型)、主張せず相手に合わせる(ノンアサーティブ型)ことなく、お互いの妥協点を探して、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にしていく方法をとります。
「明日使うAの資料の件やっておいたか」
「Aの資料の件ですね。
確認ありがとうございます。
私の勘違いかもしれませんが、Aについては先方の都合で中止になったと3日前にご指示いただいたような気がするのですが。」
「ん? ああ、そうだったな。今は何にとりかかっているんだ?」
「Cプロジェクトについてです。まずは見積もり概算からざっと計算して、選択プランを作成しようとしているのですが、どうでしょうか?」
「うん、悪くないな。あとは俺だったら、イメージ図をつけるかもしれない。」
「ありがとうございます。参考にさせてもらいます。」
このように、対立しても、問題の解決方法を一緒に考えることで、信頼関係もできます。
誰もが認められたい、という承認欲求をもっていること、これをポイントに、自分も他人も肯定するのです。
また、この3タイプは、常に分かれているものではなく、重なり合ったり、対人的・社会的な文脈でかんたんにずれ込んだりするので、両方当てはまる、という場合もあります。
アサーティブになるために必要なこと
アサーティブがいいことがわかりました。では実際にどうやるの?
問題が起こった時、
アフレッシブ型 「自分の意見が正しいに決まっている。だから相手の意見は無視しよう」
ノン・アサーティブ型 「自分の意見なんてしょうもないに決まっているから、言えば相手を煩わせるだけだ。相手の意見に合わせよう」
これは、事実と感情がごちゃまぜになっている状態です。
分けて考えると、
事実は、「相手の意見と自分の意見が存在する」
これだけです。それ以外は、自分の解釈や感情です。
例えば、
企画部のAさん宛に届いた郵便物を企画部ボックスに入れたところ、心当たりがない、と言われたとします。誰が入れたんだろう?となって、私が、企画部宛だったので入れました、と名乗り出ました。
そうすると、実は企画部のAさんは実は管理部のこともやっていて、企画部に出向しているから、管理部ボックスに入れてくれる?と言われました。
「わかりました」と答えたものの、心の中では
「そんなの、どこにも書いてないのに分かるわけないやん!私が間違えて入れたことで余計な遅れが出て、急ぎの書類だったらどうするのよ、私のせいにされるかもしれない」
とすごくムカ〜っとなった経験があります。でも、言えずに我慢して呑み込んでしまう。
途中から急に空想の世界に入ってますよね? 現実にはまだ起こっていません。
事実は、郵便物がまちがってボックスに投函され、それは企画部に出向している管理部のAさん宛だったこと。
その情報が部署全体に共有されていなかったこと。
それだけですよね。
アサーティブは、自己表現を出しすぎるアグレッシブ型と、自分を引っ込めすぎるノン・アサーティブ型のちょうど真ん中あたりにいる感じです。
どちらかにいきすぎないために、次の質問をしてみるとよいでしょう。
・アグレッシブ型: 自分がしてもいいことは、相手もしていいことなのか?
上の例では、何も言わなくてもそういう情報は事前に共有されているべき、という先入観や期待を裏切られて、怒鳴るといった対応が、アグレッシブ型ですね。
それは自分も相手も、あまりしないほうがいいです。感情に巻き込まれるときは、過去に似たようなことで自分が不快に感じた体験に意識が飛んでしまっているケースが多いです。自分を観察する視点は、心に余裕が必要です。
・ノンアサーティブ型: 相手がしていいことは、自分もしていいのでは?
上の例では、「共有されていなかった情報のようです。
次からはそう言う情報があればまた教えてください」と言うことは、自分もしていいだろうし、相手もしていいことですね。私の場合、我慢してしまいましたが、相手に言ってみても問題ないことですね。
最初は「自分・相手がするわけがない」という思い込みに惑わされるかもしれませんが、実際に行動してみることが大切です。
最初は、
自分を素直に出すのが難しく感じるかもしれません。
相手のことがわからず、イライラしてしまうかもしれません。
でも、続けていくことで上手にできるようになっていくはずです。
以下は、アサーティブな話し方の型です。難しい場合は、この型にそって事実と感情を分けて考えていくとやりやすいと思います。これには、4つのポイントがあります。
1.Describe(事実を描写する)
状況や相手の行動について具体的で客観的な事実のみ抽出する。
相手への評価や自分の気持ちは含めません。
「今日は30分遅れたのね」
2.Explain(気持ちを説明する)
1.の事実に対する自分の主観的な気持ちを率直に建設的に伝える
感情的になったり攻撃的にならないこと。
「いつもそうよね」「ふつうはそうしないよね」「みんなはこうしている」は、過去ベースになってしまい。建設的に、いい方法がないだろうか?という方向に行きにくいです。「これは過去のデータだ」ということは心に留めましょう
「私は、いつまで待ったらいいのかわからないし、何かあったんじゃないかと心配になるのよ」
3.Specify(求めるものを提案する)
自分の求めているものを、具体的な行動として相手に要求する。
ちなみに「私を大切にして」は抽象的。「こちらも予定を考えているのだから時間通りにきてほしいし、遅れる前には必ず一言連絡ちょうだいね」は具体的。
4.Choose(相手の反応に対する行動を選択する)
自分の提案に相手がyes, Noといった場合、自分がする行動を言う。
「○分たっても来なかったら、先に行ってるね」
この方法は、頭文字をとって、DESK法と呼ばれています。
自己理解を深める
アサーティブは、柔らかい自己主張です。
自己主張のためには自分を知る必要があります。それでいて、相手の自己表現も認めることも含まれます。
まず、自分と対話しましょう。
自分がどんな感情、気持ちでいるのか、を認めること。
不安だったら「今、不安なんだ」、怒っていたら「今、怒っているんだ」
モヤモヤしていたら「あ、モヤモヤしているんだ」
ただそうやって言葉にするだけで、その感情を少し離れて眺めることができます。感情に振り回されていては、自分を客観視できないので、巻き込まれてしまい、判断力が正しく使えません。
最初は感情が起こった後にでもいいので、ちゃんと客観視してみましょう。
そうすることで、人はすぐには変わりませんが、自分がどう行動するかを選び、表現方法を変えていくことで、周りの反応を変えていくことができます。
私も、自分の感情を我慢する方で、最初は自分がどう感じているのか、把握するのが難しく感じていました。
「我慢して重い気持ちになってるんだ、今、悲しいんだ・・・」など感情を言葉にすることは、自分を理解するのにとても役立ちました。
無視していると、どこかで爆発するので、こうやって認めてあげるんですね。
では、次の解説です。
他人の気持ちや場の空気を読む
自分の感情や気持ちを認めて把握することはできたでしょうか。
ただし、一方的な自己主張だとアグレッシブになってしまいます。
相手にも自分と同じような感情の動きを持っているものです。
ただ、私たちはみんな価値観が違うからこそ、自分が大切にしたいことをちゃんと言葉で伝え合う必要があります。
しかも、相手が受け入れやすい形で表現する訓練は、日本人は意外とできていないものです。えてして「言わなくても分かるでしょ」と思っていたりもします。
そしてあなたの感じる感情は自分のものです。
相手の感情ではないことにも留意すると良いです。
相手と対等な立場で、自分の気持ちに率直に、かつ相手に誠実な態度で対応するコミュニケーションを目指しましょう。
人格・人間性の向上
自分と相手がいる中で、自分と相手を俯瞰してフラットに、客観的に見ることができるような心の余裕が必要で、これは人格、人間性を磨くことが必須となります。
実際のコミュニケーションの場で、アサーティブに振る舞うのは意外に難しく、俯瞰視点が必要(抽象度が高い、とも言う)です。人生経験を重ねて、自己が成長すると、自然にアサーティブになっていくものです。
アサーティブな人を観察して、いろいろ話を聞いてみると参考になるでしょう。
個人的には、アサーティブな人は、話していると、内容が明確で聞いていて納得感と気持ちよさを感じます。
さりげない気配りを感じさせる言葉遣いもいいなぁ、と感じます。
私も、アサーティブが上手な人の会話を聞いて、こう言う言い方をすればいいのか、といまだに目からウロコなことがよくあります。
今まで無意識に遠回しな表現を使っていることが多かったな、という気づきも得られました。
この記事を読むだけでなく、実際の生活に生かす行動や意識が、体感となって、あなたのやり方となっていくのですね。
WEB2.0の時代だからこそ
さて、ここまでは、対面前提の話をしてきました。
でも今はWEB2.0の時代に入り、コミュニケーションのほとんどはSNSなど、ネットを介して行われています。
これまで情報を受け取る側だった人が情報の発信者になれるようになりました。
また情報の発信者が増えたことで、発信者同士、コラボができ、より有益な情報が生み出されるという、現象も起こったりしています。
文字だけで、非言語の情報が伝わりにくいSNSやチャットでは、一方的でなく、相手を尊重しながら築きあげるコミュニケーション能力が求められています。
だから、LINEとかメッセンジャーとかでも、実はアサーティブなコミュニケーション、というのが肝になるのです。
自分が発信したいからと言って、たくさん送りすぎるのも、相手には負担になりますし、だからといって、全く発信しないのも、相手が忘れてしまったりします。
これも、自分に負担にならず、相手の時間も尊重するように考えていく。
アサーティブを意識して、うまく使いこなしていく必要がありますね。
私の場合は、この記事を書くことを通して、適切な発信方法をより、掘り下げて学んでいるところです。
情報発信はトレーニングになる
WEB2.0っていうのは一人ひとりが情報発信をする時代です。
ネットで情報を得るだけでなく、SNSとかブログを通じて、自分も何かを発信する情報発信は、自己表現でもあるので、アサーティブなコミュニケーション、他人の気持ちを理解し、空気を読んだ上での柔らかい自己主張を鍛えるのに最適な形です。
発信力を鍛えるコツは、アウトプットの数になります。
twitterで短い文から初めても良いと思います。
あるいは、読んだ本について、感じたことをアウトプットする。
動画をみて、学びになったことを文字にしてみる。
私は、自分自身が実際に行動したこと、つまり撮影に行ったり、アートを見に行き、そこで体験したり感じたことを自分自身のサイトでアウトプットしています。
拙いながらも、自分がどういうことをしていたかの記録になるので、あ、あのときはこう考えていたな、今ならこう書けるよね、と思ったりします。
他の人が読むと、電話や会った時に感想を話してくれることもあります。
こんな感じで100記事以上書いていくと、自分自身の感じ方の移り変わる様子の記録にもなっています。
ただ聞いているだけでは、聞き終わって数時間経つと、忘れていってしまいます。
アウトプットするという体感があるからこそ、何度か復習して、脳が情報を整理しようと動き始めます。
SNSでのインスタントなコミュニケーションはNG
SNSでしか発信しない、というのはオススメしません。
表現できる分量が少ないので、浅いコミュニケーションを繰り返すことになります。
なぜ浅いかと言うと、対面のコミュニケーションはほとんど無意識に、非言語の部分(表情、口のトーン、目の表情、身振りなど)を読み取っているからです。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に行った実験によると、「話し手」が「聞き手」に与える印象の中で、話している言葉そのものが影響している部分は全体のわずか7%であり、その他93%はノンバーバル(非言語)の要素である(メラビアンの法則)
という結果が残されています。
またSNS は、どうしても新しい情報を投稿してそれを追う形になります。背景にどんなストーリーがあるのか、まではなかなか伝わりません。
私が写真を撮っていた時も、実際に会って話すことで、「ああ、そう言う写真なのね いいじゃない、もっと見てみたいわ」となることもあります。
しかし、物理的にたくさんの会って話すことにも限界があるため、個人メディアを持ち、情報が伝わりやすい文章や表現方法を学ぶ必要性も感じました。
個人メディアを持って自分を表現する
そんなわけで、一番オススメなのは、自分の価値観や世界観を発信する個人メディアでの発信です。
そのメディアを通じて、人柄や考え方が分かりますし、役に立つ専門知識があれば、それを発信して困っている人の役に立つこともできます。また、共感した人たちと交流するきっかけにもなるでしょう。
ここでは、文字や画像を使う表現であるブログや、動画で表現するYoutubeを活用する方法をお伝えしたいと思います。
ブログで自分を表現する
ブログの特徴は以下のようになります。
まとまった文章量でしっかりと自分の価値観や世界観を表現できる
文章を書くために自分の思考も整理されて自己理解が深まる
コメント欄で読者の人と交流することで他者理解も深まる
初めて会った人に自己紹介する名刺がわりにもなりますね!
しかも24時間いつでもみることができます。自分がどこかへ出かけて行かずとも読んでくれる人がいますし、推敲して編集することもできます。
一番のメリットは、過去に書いた記事が積み重なっていったとき、そこにはあなた自身の世界観が現れます。
それらがあなた自身となり、どんな価値観の人なのかを伝えてくれる役割を果たしてくれるのです。
私のブログを読んでくれた人と電話で雑談していた時、「こんないろいろな場所でも撮ってたんやね」と、興味をもった、と話してくれたこともあります。
そんなふうに、記事を書き続けていると、伝わりやすい構成は何だろう?、こんな場所にも行って記事にしてみようというふうに、何となく見ていた景色から、興味を惹かれることが増えていきます。
世界観を表現するときの視点が増えていくのです。焦らずに、でも続けて文章を書いて行きましょう。
YouTubeで自分を表現する
文章を書くのが苦手な人は喋ってもいいでしょう。
モバイル端末のYoutubeアプリから、「ストーリー(ベータ版)」という機能を使うと、最大15秒の動画で自分を表現できます。
短かいので、相手の時間もそれほど奪いませんし、気軽に自己表現するには向いていると思います。
ちなみに私は、好奇心だけは旺盛なので、Youtubeでたくさん動画のコンテンツを作っている人のイベントに参加しました。
あまり動画では発信していないのでどういう風に作っているか興味をもったためです。
惊奇日本 【ビックリ日本】というチャンネルですが、登録者数が、チャンネル登録10万人いて、日本に住むさまざまな外国人をディレクター、取材、撮影者として募集し、日本の興味を惹かれるものやひとをテーマに一つの動画を作っていく動画です。
これまで100人以上の外国人が出演し、取材や撮影に携わったインターン生たちが今では第一線の現場で活躍している。そういう筋道を作ってきたパワフルな方がトークをされていました。
母国語でない日本語で話す動画や、中国語とアラビア語で会話するシーンもあったり、とてもユニークでした。
その中で印象に残ったのは、過激なことをする必要はない。淡々と地道に視聴者に喜ばれたり、面白いと思われるようなネタをテーマに撮ることを継続すればよい、という言葉でした。
彼らもそうですが、最初からうまく行ったわけではなく、場数を踏むことで、良い映像が撮れるようになって行ったそうです。
しかも、今では日本の映像表現が学びたい、とわざわざ外国から人が集まってくるようにもなったとのこと。
常に、視聴者に何が喜ばれるのか? を考えながら、自分を表現していくので、ものすごくいいトレーニングになりますよ。人気YouTuberはみんなコミュ力が恐ろしく高いです。
また、ブログより情報量が多いので、より会っているかのような臨場感をもって聞いてもらいやすいです。
読者・視聴者との交流をする
ブログにしてもYouTubeにしても、読者や視聴者とちゃんと交流していくことが重要です。
自分本位な発信を繰り返すだけだとトレーニングになりません。
コメントしてくれた人って、どんな人だろうか?と興味を持って、その人のブログを訪問し、記事を読んでみて、共感すれば、その人のブログでコメントしてもいいですね。
その人も、あなたのブログのこんなところが面白いよ、共感したよ、とコメントしてくれることもあります。
ちなみに、私も、ネット上で知り合った人で、共通の話題があったときにコメントしたら、私のブログを見に来てくれて、さらには相手のブログで私の記事を紹介してくれたことがあります。
そうすることで、共感してくれている人たちを理解し、アサーティブに近づけば、自分自身も成長できます。
苦手な人はブロックしてOK
ただ、ネットで自分を出すことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんね。
でも今は自ら発信し、表現する時代に変わってきています。
自己主張して、それに合わない人が寄ってきたら、ブロックしてしまってもOKです。ワードプレスなら、IP広場で発信元がある程度特定可能です。
ブロックすればお互いの視界に入らなくなるのでそれが一番よいでしょう。
よくあるような炎上マーケティングとかやる必要はありません。
炎上マーケティングは、問題発言で注目を集めるやりかたになってしまい、アサーティブ・コミュニケーションとは相容れない方法です。
そういうやり方は、長く交流していくことも難しいですし、信用も失ってしまうでしょう。
お互いを尊重できる、質の高い出会いをアサーティブ・コミュニケーションをとおして深めて行きましょう。
情報発信全般に関して学びたい方は、当ブログ編集長の配信する、こちらの無料オンラインプログラムがオススメです。
この記事のまとめ
今回の記事のまとめ
・アサーティブ・コミュニケーションは、柔らかい自己主張である。
・アサーティブ・コミュニケーションをするためには、人格・人間性を磨く必要がある。
・アサーティブ・コミュニケーションは情報発信するときにも役だつし、トレーニングにもなる。
・苦手な人と無理に関わる必要はない
アサーティブな情報発信をすることで、あなたの人間性が磨かれ、さらには、自分に共感してくれる人と出会う可能が高くなりますよ。
参考記事:
コミュニケーション能力が中途半端に高い人が陥りがちな罠とその解決法
参考記事:
価値の創造とは?個人の『経験の違い』がビジネスになる時代
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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情報発信の力を高めたいあなたへ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「賢者の知恵袋」では、未来を予測しづらい現代社会を、賢く生き抜くための様々な情報を発信しています。
私自身、職探しに苦労していて、自分がいくら我慢しても状況は良くならず、どんな未来を描けば良いか迷いの中にいました。
女性は特に、周りの不確定要素(仕事に加えて、家庭の環境や経済的なこと)に振り回されがちです。
そんなとき、「賢者の知恵袋」代表 サトリの記事を読んで、そう考えればいいのか、と新しい視点を得ることができました。
一人で悶々と考えているだけでは、そこまでたどり着くことは、きっとありませんでした。
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また、ビジネスを行うかどうかに関わらず、不確定要素がある中で、自ら考え、行動する勇気を持つことで、自分の中に軸ができること。
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・ビジネスに興味はあるけれども、やり方がわからない
・頑張っているけれど、結果が出ない
・安定したビジネスとはどういうものなのか知りたい
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オンラインプログラムは、こちらから登録できます。無料で、いつでも学べますよ。
賢者の知恵袋」 ライター、フォトグラファー、管理栄養士。写真を通して表現を追求する人を応援することをテーマに活動する。そこで生まれる人とのつながりを、より良いものにしたいと考えている。そのために、悩みや問題に突き当たった時、どうずればより賢く、スムーズに解決に向かうか。ヒントになるようなことについて、考えを巡らせつつ、活動中。
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