抱負の意味とは?目標やゴール設定との違いを理解しておこう

こんにちは、mindトレーナーの島田です。

あなたは、「新年の抱負を教えてください」「就職後の抱負を教えて下さい」
こんな質問を急にされて頭が混乱したり、冷や汗をかいた経験はありませんか?

それとも、レポート提出を求められて誰か書いてくれないかな〜とか思ったりしたことがありませんか?

この記事では、抱負の意味、『目標』や『ゴール設定』との違いを理解することで、とっさに聞かれても、あなたは冷静に答えれることができるようになります。

聞いた相手も思わず、あなたの答えに興味を抱いてしまうかもしれません。


さらにこの記事では、抱負を通して、どのように目標を持って計画していけば、目標が達成できるのか、結果を出すための方法についても書いています。

今まで、色々チャレンジしたけど中途半端に終わって悔しい思いをした人。

いつも口だけで行動できない自分が嫌になっている人、目標がないという人。

今の生き方にモヤモヤしている人にも、ぜひ読んでもらえたらなと思います。

あなたの人生の質を上げるきっかけになれたら嬉しいです。

また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。

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抱負とは心に決めた行動計画であり、目標:ゴールを実現させるもの



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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。


ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。

興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。

では、本題に入りますね。

抱負の意味とは?

『抱負』って、中々出番のない言葉だったりしますね。

「今年の抱負」「就職しての抱負」
そんな場面が多いのではないでしょうか?

ところで、抱負という言葉の意味、実は正確に理解してる人は意外と少ないようです。

だってほんとに理解していたら、抱負の重要性、めっちゃ感じてるはずです。

え?いまいちわからない?

安心して下さい。

せっかく、このサイトをみてくれているあなたにしっかりとわかるように、解説していきますね。

心に持っている計画や決意

この記事を書くにあたって、抱負について一通りネット上の投稿をチェックしてみました。

  • 「就職するにあたって抱負を書いて下さいって言われたけど、特にないから困ってます」
  • 「誰か抱負を考えて下さい」
  • 「将来の夢が決まっていないから抱負が書けない」

抱負は?と質問されて、困ってる方も多いみたいですね。
質問の投稿がたくさんです。

やっぱり、抱負の意味がよくわからないから余計に困っちゃうんだと思います。

大丈夫です。

意味を理解できれば、もう困ることはありませんよ。

だって僕も以前、急に聞かれて「楽しい人生を送りたいですね!」と、満面の笑みで乗り切った経験があるのでww

全く理解してなかったんです・・


それでは、本題です。

抱負とは、「あなたの心の中にある計画」と「計画を実行する決意」のことです。

え?簡単すぎ・・
シンプルすぎて余計わかりにくい??

具体的な例で書いてみます。

例えば、僕は学生時代、サッカーばかりしていたんですけど、先輩を追い越してレギュラーになりたいと思っていたんですね。

だから、『体力をつけること』『ボールのもらい方の改善』が必要だと思ったので、ある時から毎日個人練習をすることにしました。

全体練習の後、毎日一人でランニングとボールのもらい方について、練習をしていたんですね。

この全体練習の後、毎日一人で練習をするという『計画・決意』を抱負といいます。

なんとなくイメージできましたか?

あなたのこうなりたいというイメージに近づけるよう、計画することが抱負なんです。

少しずつ、『抱負』ってめっちゃ重要だって感じてもらえたら嬉しいです。

余談ですが、僕は当時、奇跡的に抱負をうまく使いこなせていたようです。

なんとかレギュラーになれました。

この結果、実は、目標が重要な役割を果たしていることに気づきましたか?

目標と抱負の違い

何となく抱負がわかってきたけど・・・

でも目標と抱負を教えて下さいって言われたらよくわからなくなるんです。

そんな質問をされている方も多いようです。

先ほど書いた通り、抱負は『計画』や『決意』のことです。


じゃあ目標はというと、ゴールを設定することですね。


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抱負である『計画や決意』の結果に繋がる『ゴール』、これが目標です。

つまり、目標があるから抱負があるということですね。

わかりやすく、先ほどのサッカーの例でいうと

目標:先輩を追い越してレギュラーになりたいと思っていた

抱負:体力をつけること、ボールのもらい方の改善が必要だと思ったので、毎日個人練習をすることにした

と、整理できますね。

そうすると、抱負がもっと深いものに感じてきます。


ところで、『抱負』ってなんで抱くと負うなんでしょう?

抱負とは心に抱いて責任を負うもの

もう抱負が理解できたと思ったあなた、本番はこれからですよ。

日本語って、漢字の組み合わせが言葉の成り立ちになっていますよね。

抱負ってなんで抱いて・負けるやねん??って思う人も多いはずです。

あ、僕は今福岡人ですがww

解説していきますね。

心に抱く、とは自分の心の中にあること

抱く』は心の中に抱くもの、持っているものと言えますが、言葉のニュアンスに注意が必要です。

注意すべきなのは、あなたの外側から心の中に抱く・持ってくるものではありません。

『心の中から』が大事です。

つまりあなたの内側から抱くもの、『内側から、心の中に大事に持っているもの』です。

自分で決めるから、自分の心の中にある

あなたの外側?あなたの内側?

ちょっとわかりにくかったかもしれません。

外側とは、あなた以外の誰かから、『抱いたもの・持たされたもの』です。

だから、本来あなたが大切にしたいものではない、可能性が高いです。


内側とは、あなた自身が『抱くもの・大事に持っているもの』です。

だから、抱負はあなた自身が作ることが必要ですね。

時々インターネット上で、「代わりに抱負を考えてくれませんか?」みたいな投稿があります。

それって、私の明日からの人生の計画を立ててくれませんか?ってことなんです。

人生を人に完全に委ねることにもなるし、就職先とかで聞かれたことだったら、適当にやりますって言ってるようなものです。

あなたの心の中にないものを大事にできますか?

自分で決めたことだから、心の中に大事に抱いていることができるんですね。

責任は自由と表裏一体

続いて、『負う』。

抱負なのに、負ける??わかりにくいですね。

負うとは、『責任を負う』という意味でよく使われますね。

責任・・なんとなく、ネガティブな印象を持つ人も多いんじゃないですか?

  • 仕事についたらあなたの役割に対する責任
  • 家庭を持ったらあなたが大黒柱となる責任
  • 会社を持ったら社員を雇う責任
  • 自由を掴んだら、全ての行動に対する責任

自由と裏表の概念が責任』といえます。


自由に関しては、【賢者の知恵袋】編集長がこういう記事も書いています。

参考記事:
自由の意味とは?自由をデザインする技術を磨けば人生の自由度は上がる



さて、あなたの器が大きくなればなるほど、責任は高まる


つまり、責任は、あなたが成長している証拠でもあるんですよね。

責任を背負うことができるんだから。

自分で決めることだから自分の責任になる

あなたは、誰かの言われた通りに生きていませんか?

もし、そうなら、あなたの責任はほとんんどないかもしれませんね。


でも、あなたはそれが窮屈で、自由になりたいと思うことはありませんか?

自分で決めること自分の自由になることだから、自分に責任があるんですね。


責任を負う、ということは、『自分に自由な選択権がある』、というポジティブな意味なんです。


僕も実際に、サラリーマン生活に窮屈さと生きづらさを感じ退職し、今があります。

僕の場合は、当時の仕事を嫌だと思ったことはなかったです。

当時は看護師でしたから、人に感謝されやりがいも感じていました。

ただ、どうしても当時の環境が、徐々に患者さんのためにならないと思うことが増えたきたんですね。

それを自分の力じゃどうしようもなかった。

そして、病気になる前に予防が重要だとも感じて辞めたんですね。

辞めてすぐは、全てが自分の決定に委ねられる不安を感じることはやっぱりありました。

でも、職場の奴隷的な生き方の辛さと、自分の選択に責任を持つ重圧の、どちらが耐えれないかといえば、職場で定年まで迎えることだったんですね。


自分で決断できること、その決断に責任を感じれることは素晴らしいことです。

その前向きな感覚が自然と身についていくと、生活の全てをアップグレードしてくれたように感じます。

目標に対し『やろうと心に決めていること』が抱負

さて、そろそろ抱負の理解もバッチリになったんじゃないですか?

『達成したい目標』、『実現したいゴール』があって、そのために、自分なりの自由な選択で『心に決めて』、『自分の責任でやると決めていること』が抱負でしたね。

あなたの心に決めた目標、抱負は浮かんできましたか?


例えば、あなたが新人として保険会社の営業で入社したとします。

あなたがその会社に入った理由によって目標や抱負も変わってきますね。

①あなたは実績を積んで会社の役職につきたい

目標:新人の中で年間営業成績1位となる

抱負:
・昨年の成績1位の営業実績を確認する

・その実績を元に、毎月の必要な契約数を決める

・毎月の必要な契約数を結ぶために、1日に何件アポを取り、会うかを決める

②あなたはとりあえず就職したので、無難に仕事ができればいい

目標:仕事をしっかりと覚えて、契約を結ぶことができる

抱負:
・6ヶ月で仕事内容をしっかりと覚える

・1年間で会社でのノルマ件数の契約を結ぶことができる

目標の違いによって大きく変わってきますね。


例えば、こんな例もあります。

あなたは今会社員だけど、独立したいと考えています。

目標:ブログ・メルマガを併用して価値のあるコンテンツを販売する

抱負:
・実際に成功している人に学ぶ

・毎日1冊本を読む

・毎日ブログを書く

・ネタ帳を持って、すぐにメモできるようにしていく

・週に2回メルマガを書いてみる

・6ヶ月以内にコンテンツを作成し販売する

・月収40万円いったら、独立する

こんな流れを作ることもできますね。

目標があっても抱負がないと達成できない

目標だけあっても、それを実現するための行動プラン(抱負)がないと、上手くいくわけがありません。

先程の例でもわかる通り、目標をしっかり持てることもですが、結局、その目標を達成するための『行動プラン=抱負』がないと具体的に何をしていくのかわからないですよね。

どう行動するのか、そして実際に行動するから目標を達成できますからね。


僕も、以前「複業して、独立する」と豪語していたんですけど・・
何をやるか、いつからどうやっていくか計画していなかったので、何もできなかった空白の3ヶ月がありました。

時間は誰にでも平等にあるものですが、必ず無くなっていくものですからね。


目標があるのなら、しっかりと抱負を立てていくべきですね。

抱負なき目標は絵に描いた餅に過ぎない

抱負がない目標は、『ただ言ってみただけ』と同じですね、言うだけなら誰にでもできますから。

それを自分の責任だと請け負うことが、抱負を持つということです。

日本人の傾向として、自分が所属する組織の目標は、責任を持って達成しようと行動できます。

でも、自分の目標になると、なぜか行動しようとしません。

自分の目標って、あなたの人生そのものに直結するのにです・・

これは、今までの日本の教育が、組織に属してその目標を達成することが幸せなことだと、刷り込んできたことが原因かもしれませんね。


平均が一番だという教育があったから、自分という所にフォーカスすること自体がなかったわけですね。

だったとしても今、ここから変化することはできます。

自分の目標に責任を持って、しっかりと抱負を考えていけばいいんです。

目標を『達成する』も『達成しない』も、あなた自身の責任ですから。


自分自身の目標にしっかりと責任を請け負って、抱負をしっかり持てたとき。

あなたは実際に行動でき、目標達成に向けて一歩踏み出せるんです。

目標なき抱負は無駄な行動になる可能性も

本来の意味で言えば、目標がない抱負は『抱負』とは言わないんです。

世間一般で「今年の抱負は◯◯です」と言ってる人の多くは、目標が曖昧だったりする、単なる行動プランでしかないです。

「やってみようかな」の域を出ないので、思いつきが多くなります。
結局、中途半端に終わることが多いんですよね。


その計画(抱負)目指している部分がないので、やらずに終わることも多いでしょう。

やってみたとしても得るものが少ないので、結果的に無駄だったと残念な結果になりがちです。


そういえば、僕も一時期、目標のない他業種飲み会に参加しました。

それから、いろんな、ネットビジネスのノウハウの勉強会に行ったこともありましたね。

全てが無駄ではないんですけど、目標がないからその人とのつながりがすぐに生かせません。

だから、関係性もどんどん薄れていくだけになります。

ビジネスノウハウを学んでも、すぐに行動しないと、時間だけが立ってすぐに古いノウハウに変わっていくんです。


残念としか言いようがありません。


関連記事:
戦略と戦術を人生レベルで持っていますか?【賢者の処世術】

今年の抱負はもう決めましたか?

ここまでの話を踏まえて、真面目に抱負を決めてみませんか?

あなたが『人生の質を高める』素敵な『抱負』を持てることを応援してます。

抱負をしっかり持てたなら、あなたはどんどん行動していける人になり、あなたが望む人生が手に入ることでしょう。

人生の時間は限られています。

ぜひ、あなたらしく質の高いライフスタイルとなることを応援しています。


具体的に、どうやって抱負を決めればいいのか、については、これらの記事もぜひ読んでみてください。


関連記事:
抱負とは心に決めた行動計画であり、目標:ゴールを実現させるもの


関連記事:
今年の抱負はもう考えた?抱負を考える前に理解すべきこと


関連記事:
新年の抱負の決め方をミスって1年を台無しにしないために

この記事のまとめ

色々と解説してきましたが、理解は深まりましたか?

最後にこの記事のポイントをまとめてみますね。

  • 目標とは、抱負である『計画決意』の結果につながる『ゴール』のこと
  • 抱負の漢字の意味は、『心に抱いて、責任を負うもの
  • 抱負とは、『心に持っている計画や決意』のこと
  • 心に持っているということは、自分で決めるということ
    自分で決めるということは、自分の責任だということ
  • 自由と責任は表裏一体、自由になるということは、自分で責任をとれるということ
  • 抱負のない目標は、ただ言ってみただけで終わる
  • 目標のない抱負は無駄に終わる


この記事で、あなたの新年や就職スタートに、少しでも貢献できれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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