マインドの意味とは?日本人はどういう意味合いで使うことが多い?

マインドという言葉がよく使われています。

瞑想やヨーガで、マインドフルネスなんて言葉も使われます。

物質的な世の中から、精神的または無形物に価値のある情報社会に移ってきたことでマインドという無形物に注目が集まっています。

よく聞くようになった言葉とはいえ、その意味は何を指すのでしょうか?

急に聞かれると、ぱっと回答することが難しい言葉ですよね。

そして、日本ではどういう意味で使われていることが多いのでしょうか?

こちらの記事では、そんな“マインド”という言葉について意味を確認し、言葉の使われ方から、最終的にはしっかりとしたマインドの身に付け方までをご紹介します。

『マインドを変えた方がいい』なんて指摘を受けたものの、具体的には何を言われたのやら。

しかし、聞き返すわけにもいかない。

そんなことがあった時にはぜひ読んで頂ければと思います。

今すぐに全文を読む時間が取れない場合には、ブックマークして頂くことをお勧めします。

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興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。

マインドの意味とは?

マインドの意味とは?

マインドという言葉の意味は何を指すのでしょうか。

辞書で調べてみると、以下のような意味が記載されています。

マインド【mind】 の解説
心。精神。意識。
好み。意向。「スポーツマインド」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

マインドの一つの言葉に、心・精神・意識が含まれているとなると、カバーされる意味はかなり広いということになりますね。

日本語で考えると、心と精神は同じではないですし、精神と意識も同じではないと思いませんか。

不必要に外来語を取り入れてしまうカタカナ語の弱点の象徴のような言葉の一つかもしれません。

はっきりとした意味がわかりにくいまま使われている言葉なのです。

マインドの本来的な意味

マインドの本来的な意味

マインドの本来的な意味を、語源である英語に戻って考えてみましょう。

mind
/mīnd/
noun
1. consciousness and thought.
2. a person’s intellect.

From Oxford

直訳すると、世界であったり、経験、考え、感じたことといったものを認識するためのエレメント。

意識と考えを主るもの、と記載されています。

英語の場合、意識や脳のことを指している言葉になります。

日本語のマインドと英語のmindの意味は似てはいるものの、完全な一致はしていないようです。

外来語のあるある、といったところでしょうか。

マインドとメンタルの違い

マインドとメンタルの違い

似たような言葉でマインドとメンタルって言葉があります。

これらの言葉の違いは何なのでしょうか。

メンタル【mental】 の解説
[形動]知能や精神にかかわるさま。精神的。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

メンタルになると精神という意味の方が強くなっています。

よく使われる言い方で、メンタルが強いメンタルが弱い。

メンタルを鍛えた方がいいなどとも言いますが、この言い方は精神を置き換えたいい方になっていると思います。

感覚的にマインドは鍛えられるものではなくま心であったり感じるものを指し、メンタルは鍛えることができる精神、武道であったりを指している。


うつなどの心の病気に関わる部分っていうのはどちらかと言うとメンタルを使われていると思うんですね。

マインドは心の病気に関して使われているというより、考え方であったり物事の捉え方において使われているといった違いがあります。


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マインドを日本人社会ではどう使う?

マインドを日本人社会ではどう使う?

マインドという言葉の意味とマインドとメンタルという言葉の違いを確認しました。

次に、マインドという言葉は日本人社会ではどう使われているのかを一度見てみたいと思います。

メンタルという言葉もよく使われているなか。

マインドというのはもしかすると独特な使い方がされている言葉かもしれません。

あの人はマインドがしっかりしている

あの人はマインドがしっかりしている

あの人はマインドがしっかりしているという言い方と聞いたことがあると思います。

ここで使われている“マインド”はその人の考え方を指しています

マインドがしっかりしているというと、心が強いとか、自分の考え方をはっきりともっている。

そんな人たちのことを指した時に、この言い方が使われているのではないでしょうか。

◯◯マインド

◯◯マインド

他の使い方では、よく自己啓発関係で使われている例があります。

例えば。。。

  • お金持ちマインド
  • ミリオネアマインド
  • 成功者マインド

成功している人や億万長者、売れてる人たちがどういう風に考えて行動をしているか。

それを表現するために使われているものマインドという例です。

これを身につけることで、その人たちのようになれる。

そんな言葉としてマインドを含めて日本ではよく使われています。

後は、おもてなしマインドですね。

旅館であったり、ホスピタリティ業界で使われています。

おもてなしの考え方は日本の考え方なので日本独特の言い方ですよね。


おもてなしという考え方であったり。

おもてなしの行動の取り方。

それらを指しておもてなしマインドが使われています。

リマインド

リマインド

リマインドという言葉もよく使われていますね。

これはもう完全に英語のリマインドがカタカナになっています。

リマインダーにすると名詞になって、マインドの形も変わってしまうのですが。

リマインドすること。

忘れないように知らせたりすること。

それがリマインド、remindすなわちRe-Mind(再び、考える、考えに戻す)です。

マインドセット

マインドセット

マインドセットもリマインドと同じように英語がそのままカタカナになって使われています。

これこそ考え方という意味で使われていますね。

マインドセットが子供のままだ。

マインドセットがまだ必要なレベルに到達していない。

あの人はいいマインドセットを持っている。

などと、考え方のレベルであったり、考え方そのものに関して使われます。


マインドセットに関してはこれらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。


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心や精神というより考え方や信念、哲学

心や精神というより考え方や信念、哲学

辞書の意味だけでなく、使い方・使われ方も見てみました。

マインドという言葉がどのように使われているかを確認したことで、きっと皆さんも気づかれたと思います。

マインドという言葉は、心や精神という意味よりは、考え方であったり、シーンであったり、哲学的な、そういった使い方が日本ではされています。

元々の英語の意味で言うと意識や脳なのです。

ですが、日本語として使われると独特の意味加わっていて生き方や信念、それがマインドということです。

自立して成熟した大人が持つもの

自立して成熟した大人が持つもの

マインドというのはそれ自体は全員が持ってはいるんです。
 
ですが、本当の、というか、日本語での意味でのマインドというのは自立して成熟した大人が持っているもの、といった意味合いになります。

まさに自分の考えをしっかりと持っている人が持ってるのがマインドということになります。

自分で考えられない人や自分で物事を決められない人にはしっかりとしたマインドがないということです。

下記のモチベーションの記事にもありますが、生き方を選べる大人、それが自立した考え方を持った人のことになります。

マインドを持った人こそが自分が幸せになるための生き方を選べる人ということです。

参考記事:
モチベーションを上げるのは危険?日本社会で鬱になる人の多い危険な理由

マインドのある人はかっこいい

マインドのある人はかっこいい

マインドのある人、つまりしっかりとした考えのある人は、自分の人生を自分で切り拓いていける人になります。

自分の幸せを選べる人にマインドがあるのです。

マインドのある人は、かっこいい人、ということ。

私たちが目指すべきは、マインドのある人、なのです。

自分の軸がしっかりとあると、マインドがあることになります。

自分をしっかりと理解していないと、自分の軸はグラグラになりますし。

何を選ぶことが自分の幸せにつながるのか、見えないままになります。

自分自身を理解し、どうなることが自分の幸せであるのかを見極め。

それに従った選択肢を選んでいくこと。

マインドがあることで、これらが可能となります。

しっかりとしたマインドを持つためには?

しっかりとしたマインドを持つためには?

周りに流されているだけではしっかりとしたマインドは持てませんよね。

周りに適当に合わせて、なんとなくこれでいいんじゃない、なんて生きているようでは、マインドは持てないまま、歳だけ重ねてしまいます。

しっかりとしたマインドを持つには、かっこいい人になるにはどうすればよいのでしょうか。


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自分なりの価値観を磨く

自分なりの価値観を磨く

しっかりとしたマインドを持つためには、まずは自分なりの価値観を認識し、それを磨くことが大事です。

自分にとって何が大切か、わかりますか?

価値観こそ個々の違いがはっきりしています。

似たような価値観を持っている人はいるかもしれません。

でも、よく比べてみると、色々な違いがあるのが実際のところです。

Dr. ディマティーニのバリュー・ファクターなど、価値観を知るワークやツールは色々とあります。

自分なりの価値観をしっかりと知り、理解し、磨く。

すると、自分の軸のブレが少なくなります。

そして、軸のブレの少なさが行動にも反映されていきます。

価値観を磨くことはマインドを磨くことに直結しているのです。

自分の頭で考える習慣を持つ

自分の頭で考える習慣を持つ

当たり前のことに思う人ももちろんいると思います。

ですが、しっかりとしたマインドを持つには、自分の頭で考える習慣をつけなければなりません。

『そんなこといつもしているよ!』

と感じる人でも、実は自分の頭で考えているのではないことがあります。

こうあるべきだから、こうする。

こうしておけば友人が・家族が・上司が納得するからこうする。

みんなそうしているから、自分もそうする。

など、自分の頭で考えずに決めていることは沢山あります。

特に、日本では自分の頭で考えずに回りに合わせる傾向が非常に強いです。


流行の服だから、自分も着る、を脱出して、流行の服じゃないけど、私はこれが好きだし、これのほうが自分に似合うから着る。

みんなは生ビールから始めるけど、自分はとあえずはやめて別の飲みたいドリンクから始めよう。

どんなに小さなことからでもいいのです。

それに、別にみなと違っていなければならないとういうこともありません。

それが自分で考えた結果であれば、それでいいのです。

考えることを繰り返していくことで、自分の頭で考える習慣が身につきます。

考えることに慣れると、自分の考えがはっきりしてきて、しっかりとしたマインドを持つことになります。

己の感性を信じよ!

己の感性を信じよ!

自分の感性を信じて行動に移せるようになること。

これもしっかりとしたマインドを持つためには大事なポイントです。

普段だったらA駅で降りるところを、何となく今日はB駅で降りたほうがいい気がする。

いつもであれば○○と言うのだけれど、今回は××と言ったほうがいいような。。。

無難な黒を選ぶところなのだけれど、自分の感性が赤にしたほうがいいと訴えてくる。

感性が普段と違うことを伝えてくることがあると思います。

それを信じて、行動にうつすこと。

そうできるようになることで、マインドがしっかりとしてきます。

自分で考えて、感性も使って、行動に移せているということになるからです。

己の感性を信じられるように、日常から訓練していきましょう。

信じるに値する感性を磨け!

信じるに値する感性を磨け!

感性を信じるだけではなく、それを信じるに値するものにすることも大切です。

鈍い感性を信じて、行動に移して、毎回悪い結果ばかり。

そうなってしまうと信じられなくなってしまいます。

何度か信じてみて、ずれがあると感じるのであれば、感性を磨いていく必要があります。

あまりにも周りに流され続けていて、考えも感性も鈍っていることは多々あります。

そんな場合には、感性を磨くところから始めていきましょう。

どんなに些細なことからでもいいのです。

少しでも感性を使えることであれば、感性を働かせてみてそれを繰り返しながら感性を磨いてきましょう。

感性が磨かれていくと、自然と己の感性を信じることができるようになっていきます。

感性を磨くことで、感性を自分のものにし、感性が自分のものになることで、しっかりとしたマインドを持てるようになります。

まとめ

まとめ マインド

マインドの、使われ方、そしてしっかりとしたマインドを持つためのステップを書かせていただきました。

しっかりとしたマインドを持つためのステップはよくお解りいただけましたでしょうか。

以下に今回の記事のまとめを記載します。

最後にもう一度おさらいしてみてください。

  • マインドのとは心、精神、意識。
  • 英語ではや脳のこと。
  • メンタルとは精神、知能。
  • マインドは心や精神というよりも考え方や信念、哲学として日本では使われている。
  • しっかりとしたとは自立して成熟した大人が持つもの。
  • マインドのある人はかっこいい。
  • しっかりとしたマインドを持つには、自分なりの価値観を磨き、自分の頭で考える習慣を持つこと。
  • 己の感性を信じ、また信じるに値する感性を磨くことも大切。

しっかりとしたマインドのあるかっこいい人を目指して。

自分の価値観、感性を磨き、日常的に自分の頭で考える習慣を身につけていきましょう。



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