信用と信頼は似てるようでまったく違う?正しく使い分けることが重要
信用と信頼は全くの別物。混同すると失敗も・・・

こんにちは。不動産営業マンであり、かつヒプノ・セラピストの長尾啓二です。

インターネット上にある、多くの発信や記事の中から、この記事に目を止められたこと、とても嬉しく思います。

お礼申し上げます。


こちらの記事にたどりつかれたということは、「信用」と「信頼」の違いについて知りたい。

あるいは、「信用」や「信頼」を作るにはどういう方法があるのだろう。


そう思ったってことではないでしょうか?

実は私もその違いや、そもそも信用・信頼を作る方法が混ぜこぜになってました。

この記事では

  • 信用と信頼の違いの明確化、見える化
  • 「信用」の正体とはなにか?
  • 「信頼」の本質とはなにか?
  • 「信用」「信頼」はどうやって作るのか?
  • 最速での「信用」「信頼」の作り方。

について、分かりやすく解説していきます。


信用と信頼は字も似てるので混同しがちですが、実は全く違います。

また、混ぜこぜで使うと、思わぬ失敗も発生します。


これらを知ることで、あなたの人生の成長を促せれば幸いです。

また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。

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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。

ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。

興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。

では、本題に入りますね。

信用と信頼は似てるようで違う

信用と信頼は似てるようで違う
信用と信頼の使い分けが大事

「信用」と「信頼」とても似ていますよね?

漢字も1字違いです。


この記事にたどりついたあなたは、漠然と分かってる。

けど、厳密な使い分けはどうなんだろう?

その違いはなんだろう?


そう思ったんですよね。

その意味を改めて確認しましょう。

漢字を読み解くコツですが、昔学校で「読み下し」って習ったの覚えてますか?


あれをそのままやってみます。

「信用」・・「信じて用いる」

「信頼」・・・「信じて頼る。」



こうして分解してみると、その意味がよく分かります。

何となく信用より信頼の方が「重要」、あるいは重く感じるでしょ?


言われるまでもなく、気づいてらっしゃったかと思ってます。

実はこの違い、とっても大切なのです。


信用・信頼は「ビジネス」の世界でよく取りざたされ、重要視されてます。

しかし、普通の人間関係、それは友人どおしや家族内においても本当は大事なことです。


違いと意味を知り使い分けることが、とても大切です。

まず次章からその違いを詳しく見て行きましょう。

きっとあなたを助けてくれます。

信用と信頼の違いとは?

信用と信頼の違いとは?
信用は過去の実績によるものであり、信頼はその人の未来に期待したもの

信用と信頼の違い。

少し抽象的になりますが、その違いはこうなります。


「信用」は客観的な判断が可能です。

ある人が既に完成させた仕事、行動など過去の実績で評価することが出来ます。

これは数値化も可能なので、目に見え、確認することが出来ます。


これに対し「信頼」とは、ある人の未来の行動を期待、「信用」して、頼り任せることを指します。

これは未来予測なので、数値化や見える化は困難です。


但し、「信頼」の判断基準は「過去の実績に基づいた『信用』」元になるのです。

まとめると、「信用」はその人の過去実績から生まれる者。

「信頼」はその人の過去実績から、未来の行動に期待、委ねることと言えます。

(「信頼」の元は上記だけではないですが、それは別章で解説します。)


これは外国語でも顕著に現れます。

信用の英語は「credit」です。

語源はラテン語の「貸付」から来てます。


これに対し信頼の英語は「trust」ですね。

語源は「ゲルマン祖語」の「堅い」「強固」から来てます。

それが転じて「委ねる」となったのです。


信用が貸付なら、信頼は委ねる。

この差が二つの違いですね。


それでは「信用」と「信頼」をもっと詳細に見て行き、私たちのビジネスに生かしましょう。

信用とは?

信用とは?
信用とは過去から今まで、約束事をしっかり守った実績による評価

さて「信用」です。

普段使っているこの言葉。

改めて考えてみましょう。


「信じて用いること」

客観的な判断が可能。

ある人が既に完成させた仕事、行動など過去の実績で評価することが出来、客観的な判断が可能です。


これは数値化も可能なので、目に見え、確認することが出来ます。

このように信用とは過去から現在までの積み重ねと言えましょう。

私は不動産営業をしておりますので、この問題は常について回る問題です。


例えば信用できる営業マンの条件があります。

  • 約束の時間を守る。
  • 嘘をつかない。
  • 頼まれたことはキチンと処理する。
  • 身だしなみが綺麗、などです。

逆に信用が出来ないとは、これの反対をやってしまっているということです。

私自身も信用を頂くべく、上記のことは守っております。


しかしあってはなりませんが、信用を失うことはしたことあります

うっかり「忘れた」。

報告が遅れる。



・渋滞に巻き込まれた。

訪問に遅刻する。


とやってしまったことはあります。


こうなると簡単に信用は「失い」ます。

「信用」が過去の実績で評価されるということならば、それは日常における「当たり前」の積み重ねなのです。

「信用」とは地道な作業とも言えます。


これは積み重ねることで初めて価値が出るのです。

そしてそれが、経済問題にまで広がっていきます。

経済学上の社会的関係としての『信用』

経済学上の社会的関係としての『信用』
決められたことを、時間の経過があっても「守る」ことが経済学上の信用

「信用」というものは、経済を語る上、絶対無視できないものです。

信用は幾度も述べているとおり、「今までの行動や結果を評価する」ものです。

これは私たちの生活や仕事の最大にして絶対の基盤なのです。


具体例を上げます。

私は本業不動産業をしております。

これが一番わかりやすい。


Aさん所有マンションが3,000万円で売り出されてます。

これをBさんが買うことになりました。

契約日が2019年11月17日で、この日Bさんは手付金(前金みたいな性格のお金)300万円をAさんに支払います。


マンションの引渡し日、いわゆる決済日を2019年12月17日と決めました。

この日に残代金2700万円をBさんがAさんに支払います。

Aさんはお金を受け取ってからBさんにマンションを引渡します。


この取引はことはお分かりでしょうか?

Aさんは先に300万円をうけとってます。

Bさんが残代金を支払うのは1か月後です。


この1か月間お互いが待つのが「信用」なのです。

もしかすると、Aさんは300万円を持って逃げるかもしれません。

また逆にBさんは2700万円を払ってくれないかもしれません。


この不安を補完・保証する方法は多々あるのですが、取引が無事に終わるという前提でみな契約し、支払っているのです。


これを難しい言葉でいうと

契約・取引と決済との時間的乖離(かいり)にもとづく債権債務関係を基盤に発生するもの 

出典 世界大百科事典内の貨幣信用の言及

これが「信用」です。

決められたことを、時間の経過があっても「守る」ことが経済学上の信用なのです。

これは大切な概念なので覚えておいてください。


なお、ここで「ん?なんか今まで書いていた信用と違わん?」

「支払いが後になるってのは、これって未来への約束だから『信頼』じゃないの?」

こう思われた方、センスあります(笑)


ここはとりあえず信用でいいのですが、「なぜ信用なのか」は別章で詳しくお知らせします。

ご期待下さい(笑)

資本主義経済は信用で成り立っている

資本主義経済は信用で成り立っている
資本主義というものは金融・信用・資本・投資という行為が働かなければ資本主義ではなく、それは単なる市場経済である

この記事の最初に「信用」の英訳はcreditとお伝えしました。

クレジットカードってありますよね?

あれは直訳すれば「信用カード(券)」です。


これも前項と同じく、取引した日と入金に「時間的な差」があるのを「信用」で補っているのです。


資本主義経済は信用で成り立っている。

これはこの世に何億件とある契約~決済(お金の支払い)までの時間的空白を「信用」が補っているのです。


日本の経産省官僚であり、経済評論家である中野剛志さんはこう仰ってます。

資本主義というものは(中略)金融・信用・資本・投資という行為が働かなければ資本主義ではなく、それは単なる市場経済である

出典  中野剛志・柴山桂太 『グローバル恐慌の真相』 65頁。

さらに資本主義経済の信用の根幹中の根幹が「貨幣」です。

今一万円札が手元にあったとします。

1万円あれば日本国内で何でも買えます。


しかし一万円札はただの「紙」でしかない。

しかしそこに「1万円」分の価値があることを「信じて」私たちは取引しているのです。

当たり前だろう?と思われますか?


これ日本国内にいるとわかりにいんです。

貨幣信用のすごさは海外に行くとわかります。


「世界基軸通貨」とか「主要通貨」というのを聞いたことがありますか?

これは世界で通用する(利用できる)お金だと思って下さい。

解釈にもよるのですがこれは5~6しかないのです。


ここでは国際通貨基金 (IMF) のSDR (特別引出権) で採用されている通貨と定義します。

米ドル、

EUユーロ、

中国人民元、

英ポンド、


日本円。


たったこれだけです。


貨幣信用の実例をご紹介しましょう。

今、日本と韓国がもめてますよね?

韓国の在り方について、日本は輸出管理適正化という方策をとりました。


例の「ホワイト国除外」です。

あれでなぜ韓国が騒ぐかご存じでしょうか?

輸出輸入が問題ではないのです。


韓国のお金は韓国ウォンです。

簡単に言えば、韓国ウォンでアラブの石油は買いにくい(絶対ではないが)。

そこで、米ドルなどに交換する必要があります。


その他のやり方として主要通貨の国から「信用状」をもらうというやり方があるそうです。

実は「ホワイト国」除外は、それまで無制限だった日本の「信用状」発行を、経産省が一つ一つ許可を出すこととした、という意味です。


これで韓国経済はマヒしているのです。

これは日本と日本円が長年培った「信用」がいかにすごいことかを示すものです。

数々の過去の取引から、積み上げた信用が「日本」と「日本円」なのです。


ここでは信用について見てきました。

「信用」とは過去からの約束を履行した実績で評価されます。

そして信用なくして「資本主義経済」が成立しないことも分かりました。


ではこれを頭に入れて「信頼」について解説します。

信頼とは?

信頼とは?
信頼には信用を元にするものと、それを超越したものの二つがある

この記事の主たる目的は、「信用」と「信頼」の違いを知り、正しく使い分けることです。

これまでは「信用」でしたが、ここからは「信頼」です。


「信頼」の定義はこの記事の最初で書きましたが、ここでおさらいをしておきます。

「信頼」とは、ある人の未来の行動を期待、「信用」して、頼り任せることを指します。

但し、「信頼」の判断基準は「過去の実績に基づいた『信用』」元になるのです。


「信頼」について調べていくと、面白いことに気づきます。

先ほど「過去の実績に基づいた『信頼』」も元になる、と書いてますよね?

しかし必ずしもそれだけではないようです。


このような言葉を聞いたことはないですか?

「あの人には『何の実績もない』が失敗に恐れず、仕事に立ち向かう姿を見たら、信頼して使ってみたくなった」と。


この事例は「信頼」というものが、必ずしも「過去の実績」の積み上げ≒「信用」とはリンクしないことが分かります。


どういうことでしょう?

この問題を解明するのにアドラー心理学が参考になります。


「アドラー心理学」とは、ウィーン出身のアルフレッド・アドラーが創設した「心理学」です。

正式には「個人心理学」と呼びます。


そのアドラーで有名になった言葉をご紹介しましょう。

あなたから裏切られてもなお、無条件に信じ続けてくれる人がいる。

どんな仕打ちを受けても、信頼してくれる人がいる。

出典:『嫌われる勇気』p232

アドラー心理学(個人心理学)において信頼とは「条件を付けないこと」を説いてます。

信用できなくても、信用を裏付けるものがないとしても、信じ切ることが「信頼」とされています。


個人的にはさすがにこれはどうかな?とも思います(笑)。

但しこの考え方は「信頼」のもう一つの側面を的確に言い当ててるとも言えます。

それを次の項で見てみます。

人間関係を表す言葉としての『信頼』

人間関係を表す言葉としての『信頼』
信頼は依頼される人の生き様からも生まれる)

「信頼」は過去の実績に積みあがられた「信用」も元に、未来の不確定な部分を委ねてみよう。

そういう位置づけでした。

しかし、信頼を考察すると、「ただ相手を信じる」という意味もあるようです。


無条件で相手を信じること。

それも「信頼」の一つです。

これは「信用」が実利的、実務的な点に比べ、「信頼」が精神的なところもよりどころにしているからです。


もう少し言及すると、「信用」が過去であることに対して、「信頼」が未来を対象としているからでしょう。

そこには確実性は少なく、予測と期待です。

そこで「元」となるものは、双方の人間関係です。


信頼は仕事(ビジネス)において信用を超えて、用いられることがあります。

例えばあなたが、今まで誰も経験したことがない人生を賭けた案件に挑戦する時、仲間として「信用」出来る人物を選びますか?

それとも「信頼」出来る仲間を集めるでしょうか?


この答えを私はたまたま持っています。

それは過去に実績がなくても「信頼」出来る仲間です。

運命をともに出来る人間関係があってこそです。


実話があります。

今から20年ほど前、当時はまだ公務員として不動産業務をしてました。


この頃、役所の財政難から公立高校20校を廃止して、売り物にという業務が私に回ってきたのです。

実はこれだけ大規模かつ一度に廃止して売りに出すのは国内初でした。


この初めてのプロジェクトにあたり、人事担当から新たに10人ほどの人間を私のところに配属させようと打診がありました。

しかし私はこれを断りました。

人数が多すぎる、と。


「4人でいい。」と言ったのです。

そして一つ条件を付けました。


「上司を殴ったことのあるやつ、または自分の意見を押し通して、左遷されてるやつ、これを4人」と。

そして集められた新人たちは、本当に癖のある連中ばかりでした。


不動産業は未経験です。

が、男気にあふれ、絶対にやりきると信じれる仲間。

この信じる根拠は、彼らのそれまでの「あり方」だったんでしょう。


この仕事は2年で無事完結させれました。

未経験だったけど頼もしい仲間がいたからです。


信頼とは人間関係を表す言葉の側面として「絆(きずな)」の意味もあるのです。


信頼に関しては、こちらの記事も併せて読むと、より理解が深まります。

参考記事:
信頼関係と親近感は別物?正しい信頼関係の構築とは?

目に見える形での実績が信用を積み上げる

目に見える形での実績が信用を積み上げる
信用を作るため、他人から見てわかりやすく実績を作る

ここまで1章5項にわたって「信用」と「信頼」の違いを確認してきました。

「信用」とは過去の実績の積み上げによる評価。

そして「信頼」はその「信用」も含めた、未来への期待。

「信頼」は、信頼する者とされる者の双方向の人間関係が元になっていました。

この章からは「信用」と「信頼」の違いを理解しつつ、私たちの暮らしや仕事(ビジネス)にどう活かし、使い分けていくかを皆さんと見て行きましょう。


この事は私たち個人個人にとってもれなく大切なことですが、 特に個人で仕事をしているなど、組織に属さない方は常に意識をして下さいね。


「信用」は過去の行いの積み重ねた結果、得られるものです。

これは社会人としての「あり方」をそのまま指してます。


信用を作る方法です。

「約束を守る」

「嘘をつかない」

「非があるなら、お詫びする。」



当たり前ですね。

地味な作業です。

「小さなことからコツコツと。」という言葉がありますが、まさにそうです。


また「信用」を得るには上記のことのほかに、「人の悪口を言わない。」

「自分の情報を積極的に開示する。」という面も大切です。


これらの事は、他の人から見て、目に見える形で行うべきなのです。

なぜでしょう?


先ほど、「 組織に属さない方は常に意識をして下さい 」と書きました。

これはお勤めされている「サラリーマン」などに比べ、その事業主が「信用」出来るのかどうか、発信しないと客からは分からないからです。


一例を上げましょう。

私は不動産営業をしております。

今は町の小さな工務店、数社と組みお手伝いをしている状況です。


さて家を建てる時、客は大手ハウスメーカーと、地元工務店のどちらかで悩みます。

何に悩むか?

それはまさに「信用」出来るかどうかです。


大手ハウスメーカーの場合は、そのネームバリューやCM力などで「信用」を得ております。

しかし町の小さな工務店は今までの実績、町での評判などでしか「信用」を見てもらうしかないのです。


正に実績の積み重ねでしか「信用」を客に示すことが出来ません。

大手ハウスメーカーは目に見える形を作りやすいのですが、小規模事業主は継続して実績を積み上げていくことが「信用」の構築となります。

目に見えない形での評価が信頼を醸成する

 目に見えない形での評価が信頼を醸成する
信頼とは自分自身の心の繁栄である

「信用」を築き上げるには、「目で見てわかる実績」の積み上げでした。

これに対して「信頼」は目に見えない「もの」を醸成して作り出すものです。


これは「信用」が実務的、作業的は過程によって作り出され評価されるもので、「社会」との関係が重要だからです。


これに対し「信頼」は精神的な活動、人間関係の構築など、「その人となり」「個」の在り方が大きく影響するからです。

「目に見えない形」「目に見えないモノ」なのです。

ここは大切なポイントなので抑えておいてください。


「信頼」と「信用」の作り方を説明しているところは多くあります。

ただ大変失礼ですが、この二つの意味と取り扱いがごっちゃというか、混ぜこぜになってられると御見受けします。


似ていますが、取り扱いを間違うと足元をすくわれるのでご注意してください。

「信用」は外向けの実績。

「信頼」は心の在り方。


この定義を後押ししてくれる名言があります。

京都セラミック(京セラ)及び、KDDI創立者の稲盛和夫の言葉です。

信頼関係は自分自身の心の反映だ。

たとえ、自分が損をしたとしても、人を信じていく。


その中でしか、信頼関係は生まれない。

信頼とは、外に求めるのではなく、自らの心の内にもとめるべきものなのだ。

稲盛和夫氏の言葉より

例えば、先の事例でもそうですが、信頼の元は「信用」が絶対条件ではないことはお分かりでしょう。

「実績はなくとも、任せてみよう。」


これは一体なんなのでしょう?

「信用」は仮に一回だけの契約でも、通用します。

一見(いちげん)さん(初めてあった人)でも、通用するのです。


これは「信用」を保証・補完するものが、客観的にデータとしてあるからです。

しかし「信頼」は任す方も任される方も、ある程度の面識があり、人となりが分からないと出来ないものです。


ある友人を長年見てきて、その方のそれまでの生き様を知っているから、「任せてみよう」とおもえるのです。

長年培った精神、心の在り方が「信頼」を作ると言えます。

過去への評価としての信用

過去への評価としての信用
やるべきをことをし、しなくていいことはしない。これも信用の構築

「信用」は、今までの実績や成果品の完成度など評価がされ判断されます。

過去の業績に対しての「信用」です。


これは今私たちが与えられた仕事や依頼内容を、当然のように「きっちり」こなすことから始まります。

前の章でも書いてますが、個人事業主、フリーランス、ネットビジネスで働く方は、後ろ盾がないのでここは本当に重要です。


しかし、一つ一つ実績を積み上げることで、揺るがぬ信用を得ることも可能です。

これは筋トレなどと似てます。

正しくやれば、結果(信用)は絶対につきます。


誰にでもできます。

ある意味こなすだけでいいと、気楽に信用を積み上げて行きましょう。


先ほど、信用を積み上げる条件として、「約束を守る」などを上げました。

ここで特に注意して欲しいことがあります。

「嘘をつかない」

「悪口を言わない。」
です。


これは積み上げるというより「・・・しない」という禁止事項なのです。

当然のことと思われますでしょうか?


現在はインターネットの時代です。

皆様も多種多様のSNSや掲示板などのコミュニティサービスをご利用されているかと思います。


ここでの発信、書き込みなどにご注意下さい。

例えば匿名の掲示板などで普段言わないような悪口など書いてはいけません。


またブログなどの発信においても、脚色は良いとしても「嘘」は行けません。

絶対にバレる。


そういう気持ちでご利用下さい。

ネットの情報はコピー、拡散、保存が可能です。


例えば、ご自分が成功されてそこそこの立場になったとします。

そんな時、過去の書き込みに不都合があれば、それで一氣に信用は消し飛びます。


アメリカの大学では受験者の合否を決める際、過去のSNSの発信を全部チェックするという話もあります。

「情報」の取り扱いに氣を配るのも、「信用」を積み上げることになるのです。

未来への期待としての信頼

未来への期待としての信頼
信頼されるには、誠実な人であること

信用信頼を作りあげていくにあたり、改めて見て行くと、求めらているものが異なることが分かり出してきました。


先ほどの章でも書きましたが、「信用」は私たちが属している社会の「決まり事」の中で、ルールに従い積み上げていくものです。


もちろん、「信頼」もその「信用」の中から生まれてきます。

ただ、そうして見ると、「信用」の上位が「信頼」のようにとらえられてしまいます。

またそのように発信している記事もあります。


実はそこちょっと異なります。

「信頼」は個々の人間関係ごとに作られていく面があるからです。


「信用」は人が変わってもその価値や内容が変化することは少ない。

しかし「信頼」は個々の人間関係でかなりばらつきがあります。


Aさんがいたとします。

Aさんは時間が守れない癖があり「信用」出来ないという評価の場合、他のBさん、CさんのAさんに対する評価はあまり変わりません。


しかし、「信頼」となるとばらつきが出ます。

BさんはAさんを信頼すらしてないかもしれません。

しかしCさんは「Aは時間はルーズだけど、仕事の仕上がりは良いから期待出来る。」という信頼を持ってることがあります。


なぜこのような現象が起きるのでしょう?

それは表題にもある「未来への期待」があるからです。


そう「期待」です。

「期待」を持たせてくれる人なのです。

この期待を信じるには、その任された方の生き様が反映します。


この「期待」を抱かせるのはなんでしょう?

どんな生き様でしょう?

それにはこの要素を持っている方です(全部という訳ではありません)。

  • 公正にして明大である。
  • 言ってることと行っていることが一致している。
  • 臨機に対応できる。(危機に強い)
  • 誠実である。

ハッキリ言えば、危機の時、「あいつなら何とかしてくれる。」ってやつです。

ここで一番重要なのは誠実さと言えます。

誠実の本当に意味をご存じですか?

『正直とは現実に言葉を合わせること

誠実とは、言葉に現実を合わせること』

出典 『7つの習慣』

信頼できる人は、別に正直者でなくてもいいのです。

これも実例があります。


先に紹介した京セラの稲盛和夫さんが、京セラを立ち上げたばかりの頃です。

ソニーに自社製品を売り込みに行ったそうです。

まだだれも京セラなんて知らない。


ソニーの担当はこう言ったそうです。

「今、別の会社が納品している製品を、半分の納期と半分の価格で納められるなら、採用する。」と。


滅茶苦茶です。

しかし稲盛氏は承諾したそうです。


そして数か月後、見事それを成し遂げました。

全然寝なかったそうですが(笑)

これにはソニーの担当も驚いたとか。


しかしソニーの担当はある程度、期待していたのでしょう。

「こいつ(稲盛さん)、ひょっとするとやるんじゃないか?」と。

そこにあったのは「期待」です。


こうして京セラは「信頼」を、「信用」も勝ち取ったのです。

自分の言葉に責任を持つ、誠実さがあればいい。

先ほどの事例と比較してみましょう。


(事例)
「Cさんは『Aは時間はルーズだけど、仕事の仕上がりは良いから期待出来る。』という信頼 」


(京セラの場合)
「ソニーの担当は「京セラ(この場合、稲盛さん)は今まで付き合いはないけど、(稲盛さんの)熱意と発言を聞いたら、一度(期待して)任せてみたくなった。


今までの情報がないのに、信頼構築ではこういうことが起きます。

そしてキチンと約束を果たしたことで、「信用」も後からついて来ました。


このように信頼とは未来への期待値でもあり、そこから次章で説明する「社会的な責任」としての「信用」を生み出すこともあるのです。

社会的な責任を果たすための指標が信用

社会的な責任を果たすための指標が信用
「信用」はお金や保険で作ることもできる

「信用」は実績を成果を積み上げ、他の人を「納得」させることにあります。

前の章にも書きましたが、これは誰にでも可能です。

やる氣があれば積み上げれるのです。


そしてそれは社会的な責任を果たしている証拠になります。

これを現す指標の一つが「お金」。

特に借金です。


以前の章で「資本主義経済は信用で成り立っている」と書きました。

それは契約から決済(お金の集金・入金)までタイムラグ(時間的空白)があるからです。


この空白の時間に事故や事件が起きないとは限りません。

しかしどんなことがあっても、約束の品を納期までに収め、そして逆ならお金を払う。

この積み重ねが「信用」を厚いものにしていきます。


特に皆様、お嫌いの「借金」(笑)(私も苦手)。

例えば資金が潤沢にある企業でもお金は借りて事業をしてます。

あれなぜかご存じでしょうか?


わざと借金をして、きっちり利息を支払い、完済する。

実はこれで融資機関(銀行)などに「信用」をアピールしているのです。


実際、融資機関(銀行)での評価は上がるシステムになってます。

「信用」をお金で買っているとも言えます。


またこのお話を覚えて下さってますか?

契約・取引と決済との時間的乖離(かいり)にもとづく債権債務関係を基盤に発生するもの


これが「信用」です。

決められたことを、時間の経過があっても「守る」ことが経済学上の信用なのです。


「支払いが後になるってのは、これって未来への約束だから『信頼』じゃないの?」

出典 赤字部分  世界大百科事典内の貨幣信用の言及  その他は当記事

ここまでお読みいただいた方ならお分かりでしょう。

時間的な乖離(かいり・タイムラグ)があったとしても、これは「信用」です。


そこに信頼ほどの人間関係が存在することが稀である。

ここでは金額の大きさや、時間的乖離(かいり・タイムラグ)の大きさにより、「保険」をうつという手段が使われます。


万が一の債務不履行(約束が守られなかったということ)の場合、まず保険で債権者は保護されるのです。

「信用」を得うるためには「お金」で補ったり、保険でカバーしたりできる。

これが信用です。


またこういう手段を使っていると皆に分かりやすくアピールすることで、「あいつはキチンと手を打っている」という「信用」を得ることが出来ます。

これは個人事業主、フリーランスの方にも参考になるでしょう。


「信用」とは社会に責任を果たしているという指標なのです。

人間関係的な責任を果たす『期待値』が信頼

人間関係的な責任を果たす『期待値』が信頼
信頼とは信用とともに、徳を積むことでもある

社会的な責任のバロメーターとなる「信頼」に対して、「信頼」は人対人の責任を果たすものです。

「あいつだったら成功するだろう。」

そう思ってもらう期待値が信頼の正体なのです。


もちろん、信用を積むことでもそれは生まれますが、もう一つ頭を抜けて「信頼」を生むには信用だけでは足らないのです。


突然ですが「徳を積む」という言葉を聞いたことがありませんか?

「徳」

これは少し難しい概念です。

「徳」は宗教的にも、哲学的にも中心となる課題だからです。


「信頼」は人間関係が元であり、それは絆であり、心の在り方・精神的活動であると書きました。

稲盛和夫さんもそう仰ってましたね。

信頼関係は自分自身の心の反映だ。

(中略)

自分が損をしたとしても、人を信じていく。

稲盛和夫氏の言葉より

徳とは人に対して、「真・善・美」を行うことです。

「真(まこと)にして、善く、美しい」ことをです。

誰が見ていようが、見ていなかろうが、自分が「真善美」と思うことをすることです。


例えば、道路にごみが落ちていた。

それをそのままにせず、そっとごみ箱に捨てる。


また実例ですがビートたけし(北野武)さんは、トップに立っている今でも、公衆トイレを使ったあとは自分で掃除するそうです。

ティッシュで素手でされるそうです。


これが徳を積む、そして人知れずやることを「陰徳を積む」と言います。

そして「徳を積む」「陰徳を積む」最大のアイテムが「誠実」さです。

「言葉を現実に合わせる」こと、これがここで活きてきます。


そしてあるきっかけでこれが世に知れた時、その人への「期待値」が一気に上昇します。

これが「信頼」の種、元となるのです。


若い世代はご存じないでしょうが、昔はCMで「一日一善」っていうのがありました。

「信頼」を生むのは信用を積み重ねることと同時に、自分自身を整えることでもあるのです。

あくまでも「同時」にです。


今は、インターネットの時代です。

実は今の方が,徳、あるいは陰徳を積むのがお手軽に出来るようにもなってるんです。


あなたご自身が「これいいな。」「これはためになる。」ってものを、自分の意見を添えて紹介するのです。

いわゆるシェアです。

初めは友人とか家族とかでいいでしょう。


あなたが信じる「真善美」を基準として、これをやってみましょう。

最初は中々誰もみてくれないでしょう。


しかし、あなたの行いが本当に人の役立っているならば、それは徳を積むことになります。

そして周りのあなたに対する「期待値」が少しずつ上がっていくのです。


この章の最初に「信頼」は人対人の責任心の在り方と書きました。

昔なら1対1でしょう。

しかし今はネットを使うことで1対多数と「信頼」しあえる環境を作り出せます。


あなたの心の在り方が「誠実」であれば、じわじわと喜びが染みわたって行きます。

区別して評価することが大事

区別して評価することが大事
インターネットを使えば、「信用」と「信頼」の両方が勝ち取れる。

「信用」と「信頼」その違いについて、理解を深めていただけたでしょうか?

この最後の章では、一番大切なその使い分けについてお話することとします。


「信用」は過去から今まであなたが確実にこなしてきた実績と成果への評価です。

社会活動、経済活動を行うにあたり、円滑に事業を進めるならば「信用」は絶対に必要です。

もし仮にあなたに「信用」が少ないという実感があるならば、これは今からでも作って行けます。


「約束を守る」

「時間を守る」

「悪口は言わない」


こういうことは今からでも取り掛かれます。

そしてお金を借りるなどして、信用を合理的に入手することも可能です。

信用とは「現実社会」と向き合うことで作られるのですから。


これを人に当てはめるなら「実務能力」での評価と言えます。


それに対し「信頼」はこれから先、未来に対して期待感への評価です。

もちろん「信用」があった方がいいのです。

しかし繰り返しになりますが、「信用」は必須条件ではありません。


「信頼」する人と、「信頼」される側との人間関係が本当の種なのです。

「何の実績もないけど、あいつなら達成してくれる。」

これは「信頼」する人と、「信頼」される側に人対人として認める何かがなければ成立しません。


その何かとは信頼される側の「誠実」さです。

そういう意味では「信用」より難しいでしょう。


しかし「徳を積む」という意識を持って日々の生活を送れば、「信頼」は手にしやすいのです。


これを人の評価に当てはめるならば、人としての「道徳的価値観」「「精神的な価値観」だと言えます。


例えば人事評価などを行う場合、このあたりを整理して行えば適材適所の意味が分かると思えます。


信頼も信用も、積み上げるのは大変で、一度失ったものを取り戻すのはさらに大変、という意味では同じです。

こちらも注意すべきトピックなので興味がある方はぜひお読みください。


関連記事:
決意表明を例文から作るのは危険?一度失った信頼を取り戻すのは大変



最後に「信用」と「信頼」を同時に育んでいく方法があります。

それが前章の最後に述べたインターネットです。


インターネットは開発された当初は、まさか今のような使われ方がされるとは想定してなかったでしょう。


この情報化社会の中で、「信頼」出来る発信をし、そして返ってきたコメントなどに適切に答えて「信用」を得る。


実はインターネットは上手く使えば「自動徳積み」装置だったりするのです(笑)

この記事のまとめ

この記事のまとめ
信用と信頼は両方勝ち取れる

ここまでお読み下さり、有難うございました。

長文になりましたが、大切なことを解説してます。

一度で理解できない箇所については、繰り返し読んでみるか、ブックマークなどで保管して読み返してみて下さい。


これを理解しているのと、していないのでは人生の質が変わります。


そして、この記事によって「信用」と「信頼」の違いが分かって頂ければとても嬉しいです。

長くなりましたので、まとめを記します。


・信用と信頼は違うものである。

・信用は過去から今まで積み上げてきた、実績や成果で評価されるもの

・信頼は未来を託す期待を示したもの

・信用は他人から見てわかりやすく実績を作るのが良い。

・信頼は自分自身の心の反映である

・信用は実務能力の評価でもあるから、今からでも作ることが出来る。

・信頼は時間はかかるが「徳を積む」という意識で生活すると、人としての価値が上がる。

・信用と信頼を区別して、人にあたること。

・信用と信頼を同時に高めたいなら、インターネットを使った発信が効果的



この記事が皆様のお役に立てれたなら、それが一番の幸せです。

皆様が良い人間関係を築く足掛かりとなることを願って、筆を置きます。



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そもそもあなたは、「信用と信頼」についてその違いや育て方に疑問をお持ちになったのですよね?


それを知ることで、自分の人生をなお良きものにできると考えられたんですよね。

だから分かります。

私の場合、自分の在り方を変えたくて、もっと自由で束縛のない人生を歩みたくて、自己啓発本を読んだり、自己啓発に関するセミナーなど受講しまくっていた時期があります。 


松下幸之助さん、稲盛和夫さん、斎藤一人さんなど有名どころや、アドラー心理学、D・カーネギーなども読んだけど、現実は全く変わらない。


そんな中、Facebookで偶然に流れてきた記事がありました。 

【左脳系スピリチュアル】


それがサトリさん(金山慶允さん)の記事だったのです。 

サトリさんの自己啓発の魅力は、実践的なのはもちろんですが、「行動」に重きをおき そして具体的な行動の「やり方」を「科学的」に教えてくれるところです。


【サトリ式ビジネス講座】の魅力、そしておすすめのポイントは

  • 行動を「科学」で解き明かすこと
  • 科学であるから誰でも「レシピ」どおりやれば再現できること
  • 省エネを目指し、最小限の力で成果を出すこと
  • 自分の生み出す仕事を再利用、再拡大して、「富(時間とお金)」を生み出すことです

サトリさんは自らを実験台とし、正しい成功法則に基づき自ら行動することで、独立3年で年商1億円を超える「成果」を見せてくれたのです。

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