瞑想のやり方が分からない?結果を出す人が瞑想をする理由が分かれば簡単!
ビジネス界に瞑想の価値を認識させた超人。スティーブ・ジョブス
(画像 segagmanはより)

こんにちは、不動産営業マンにしてヒプノ・セラピストである長尾啓二です。

この記事は「瞑想のやり方が分からない」方に向けて、瞑想のやり方について解説した記事です。


瞑想のやり方について、どこから手掛けていいか迷う人が多いようです。

それもそのはずです。


瞑想の効果や歴史について語っている記事はとても多いのです。

しかし肝心の「やり方」について書かれている記事は意外にも少ない。


これは私も今回調べて驚いたくらいでした。

また「瞑想は怪しい」と感じる理由もそれに付随するものであることが分かりました。


この記事では

  • 瞑想とは何か?
  • なぜ瞑想がうまくいかないのか?

  • 数ある瞑想のうちどれから取り掛かればよいのか?
  • 結果を出す人は瞑想をする理由とは?

について書いています。


とても膨大な情報量となってます。

メモを取りながら読むことをお勧めします。


またブックマークやお気に入りに入れて、空き時間に読むのも良いです。



さらに以下の関連記事も併せて読んでもらえたら、自己啓発が促進されます。

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瞑想について効果的な理解のため、ぜひご一読下さい。

何故瞑想がうまくいかないのか?

何故瞑想がうまくいかないのか?
「瞑想のやり方が分からない」

瞑想のやり方を探している時はどんな時でしょう?

それは瞑想をこれから始める場合が当たるでしょう。


それともう一つは今までやってみたけど、瞑想がうまく出来なかったから検索されるようです。


では瞑想がうまくいかない、瞑想が上手にできないと感じるのはどのような場合でしょう?

  • 瞑想に集中できない・・・・
  • 瞑想しているがその変化が感じられない。
  • そもそもやり方が分からない。


大きく分けてこの3つではないでしょうか?

「瞑想のやり方が分からない」

これについては後ほど詳しく解説していきます。


ここでは先の2つについて考えいきます。

集中出来ない。

変化が感じられない。



集中が出来ないということは「雑念」が湧いてきて止まらないのでは?

また今まで瞑想したけど、皆がいう効果や変化が実感できない・・・。


これはそもそも瞑想の意味と意義を取り違えてられます。

瞑想とは「集中」するものではありません。


また瞑想がもたらす変化(効果)は、瞑想の目的によって異なります。

もっと鋭く言えば「変化」を期待するものではないのです。


ではそもそも「瞑想」って何か?

また「瞑想」は何のためにするのか?


これらを考察しながら、私たちが為すべき「瞑想」について見て行きましょう。


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瞑想とはそもそも何なのか?

瞑想とはそもそも何なのか?
瞑想の本来の意味と意義が間違っているから、効果も出ないし、続かない。

まずは「瞑想」の意味を見てみます。

瞑想、冥想(めいそう、英: meditation、英: contemplation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。


この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。


現代では、健康の向上や心理的治療、自己成長、自己向上などの世俗的な目的をもって、様々な瞑想が行われている。


(文字装飾筆者) 

出典 Wikipedia 


これを読むと宗教的な色合いが強いですね。

ここにも「心を集中させる」「無心になる」と書かれています。


ではこれは間違いなのでしょうか?

実はこれも間違いとは言い切りません。


しかし、「心」を集中させるという言い方は誤解があります。

「無心」についてもそれを効果の一つだととらえることにも誤解があります。


実際、集中させようとやっきになるほど雑念が湧いてきます。

瞑想とは「言葉」や「言語」による思考を静かに止めることなのです。

少し解説します。


人は1日どれだけ思考、考えているかご存じですか?

6万回らしいのです。

これは「内語」と呼ばれます。


「腹減った。」

「あ、これめんどくさ。」

「ちょっとトイレにいくか?」


これら、普段意識しておらず心の中で独り言を発しています。

これは日頃の癖、習慣が繰り返されているのです。


あるデータによればこの6万回のうち80%は「ネガティブ」、「後ろ向き」な考えなのだそうです。


また6万回のうち95%は昨日と同じ思考なのだそうです。

習慣は思考が行動化したもの、とお話しました。

(中略)


論理的思考、プラス思考などと言った思考習慣は約6ヶ月で習慣化すると言われています。

(文字装飾筆者)

【賢者の知恵袋】 習慣が女性としての成功した幸せな人生を引き寄せる


この記事にもあるとおり6ヶ月あれば思考は習慣化するのです。

そしてそれは無意識の行動となって表れます


一日の思考のうち80%が「ネガティブ」な思考であり、それが半年も繰り返されたらどうなるでしょう?


お分かりですね。

ネガティブな行動が表に出るということです。


しかもこれは繰り返されることにより「強化」されます。

瞑想とは自分が無意識で使っている「内語」を止め、心を静めることなのです。


朝起きたら顔を洗いますよね?

それと同じなのです。


「心」を洗う、心の「洗濯」。

それが瞑想の本来の内容です。


その上で「瞑想」とは私たちが通常の感覚では認知できない情報を知るためのものだと、ご説明します。


そしてその情報とは「自分自身」のことです。

このことは後ほど詳しく説明します。


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瞑想は怪しいのか?

瞑想は怪しいのか?
瞑想が怪しく感じる原因は、宗教的な意味合い、秘密主義、神秘主義が考えられる。

例えばこれをお読みのあなたが、既に「瞑想」を実践しているとします。

それを人に言えますか?


多くの方は実際は中々言えないらしいです。

それは「瞑想は怪しい。」と思われる。

あるいはハッキリ口に出されるからでしょう。


最近では「瞑想の科学的効果の証明」や「有名人での実践者」が多く紹介されているにも関わらずです。


瞑想は何故怪しいと思われるのでしょうか?

原因は二つあります。


一つ目の原因として瞑想の発祥、発達が「宗教」から出てきていることだと考えられます。


「迷信」だというとらえられ方です。

また宗教における「瞑想」の目的が「悟り」を得る点が強調されているため、怪しいものとして受け止められているのでしょう。


さらには昨今の「スピリチュアル」系の発信でしばしば「瞑想」が取り上げられている点も考えられます。


ここで考えてみましょう。

実は怪しく感じているのは「宗教」「スピリチュアル」の方なのです。


瞑想そのものを神秘的、秘密主義的に表現するからです。

瞑想自体は「手段」の一つでしかありません。


瞑想の歴史は古く、今から5000年前にはすでに行わていたようです。


インダス文明(参考 Wikipedia)の主要都市であったモヘンジョダロ(参考 Wikipedia)でその証拠が残されていました。


インダス文明における宗教がどのようなものであったのかは、現在も謎です。

インダス文字が未解読だからです。


現在分かっていることは発掘された遺跡から、ヨガと瞑想の関連が分かっていることです。

(参考記事 インダス文明と宗教 −神観念や生命観の問題にも触れて−


ヨガについてご紹介します。

古代インド発祥の伝統的な宗教的行法で、心身を鍛錬によって制御し、精神を統一して古代インドの人生究極の目標である輪廻からの「解脱(モークシャ)」に至ろうとするものである。

(文字装飾筆者)

出典 Wikipedia 


ここからは推測ですが、ヨガが心身を鍛錬する過程として「瞑想」という技術を生み出したのではないか?と考えられることです。


あくまでも宗教的探究から生まれた「技術(テクニック)」としてです。

宗教から生まれたものを全て怪しいというのは少し暴論でしょう。


例えばアクション映画などで出てくる「少林拳」(注意:日本の少林寺拳法とは全く別もの)は禅宗の達磨太師が始祖と言われます。


これは根拠は乏しいですが、瞑想を主とする禅宗から生まれたところが大切です。


精神的・肉体的鍛錬のテクニックとして少林拳は生まれたと見るからです。

少林拳から派生した八極拳や太極拳も哲学的な思想を元にしてます。


理解もせずに頭から怪しいと考えるのは損なんです。

例えば学校の授業などで柔道や剣道が取り入れられます。


その時、ほぼ必ず1分間ほど「瞑想」をします。

これ怪しいと感じますか?


武道でやる瞑想にはあまり怪しさを感じないでしょう。

戦う前に、気持ちを静める。

そのくらいの認識だと思うのです。


宗教やスピリチュアルに囚われることなく、心を整える技を極める過程で生み出された「技術」が「瞑想」であるとらえるのです。


有用であるならば、利用しない手はありません。

少林拳が宗教から形を変え武道となったのと同じです。

「瞑想」を「メンタルトレーニング」の手段のとして利用すればいいのです。


関連記事:
メンタルトレーニングとは?メンタルを強くする方法とその先の話



二つ目の原因は簡単です。

瞑想について調べたらよく分かります。


瞑想に関する効果、メリットは多く書かれてます。

しかし肝心の「やり方」については簡単にしか書いてないか、全く書いてないのです。


実は今回この記事を書くにあたり少し調べました。

驚くくらい「具体的なやり方」を書いてません。


この傾向はスピリチュアル的な瞑想の方に強く見られます。

何故でしょう?


これもさらに二つに分かれます。

まず一つ目です。


例えばこういう流れです。

  • 「実はこれからそれ(瞑想のやり方)を教えます。」


  • だから「入会しないさい」


  • 「講座に入りましょう」


という勧誘システムになっているからです。

そこに怪しさがあるわけです。


もう一つは、宗教色の強い瞑想や、スピリチュアル系に強い瞑想は、単独でやると精神に異常をきたす可能性が含まれています。


だから中々書面などでは教えられないというやむを得ない事情もあるのです。

それが瞑想を知らない人には怪しく感じることがあります。

どんな人が瞑想するのか?

どんな人が瞑想をするのか?
マイケル・ジャクソンも瞑想を取り入れていた。
(画像はMichael Jackson Official Site Homeより)

瞑想は心、マインドのための技術である。

メンタルトレーニングの手段の一つである。


そうとらえた時、この瞑想を取り入れた人たちはどんな方々でしょう

まず起業家です。

  • スティーブ・ジョブズ
  • ビル・ゲイツ

  • マーク・ザッカーバーグ
  • 松下 幸之助

  • 稲盛 和夫
  • 井深 大 

一大をなした方ばかりですね。

アスリートではどうでしょう?

  • マイケル・ジョーダン
  • タイガー・ウッズ

  • イチロー
  • 本田 圭佑

トップアスリートばかりです。

俳優の方々はどうでしょうか? 

  • アンジェリーナ・ジョリー
  • キャメロン・ディアス

  • 市川 海老蔵
  • 黒木瞳

俳優では心なしか女性が多い感じです。

ミュージシャンはこんな方々です。

  • マイケル・ジャクソン
  • ビートルズ

  • レディ・ガガ
  • マドンナ

錚々たるメンバーですね。


さてこれら、瞑想する著名人たちに共通項目があります。

それはスティーブ・ジョブス氏の禅や瞑想の捉え方が代表してくれてます。

一法庵住職・山下良道氏

「彼(注釈:スティーブ・ジョブス氏のこと)はマーケティングを一切しなかった。


座禅によって自分の中に下りていき、自分が本当に望むものを徹底的に見ようとした。


自分の深いところから来るものを作るから、製品は相手の深いところを揺さぶる力を持っていた。


自分は一体何を望むのか。

それを探るのが彼の究極のマーケティング・リサーチだったのでしょう」


(文字装飾及び注釈は筆者)

出典 スティーブ・ジョブズと禅—世界が注目する禅の実践効果


山下住職のお話が一番瞑想を的確にとらえてます。

瞑想を取り入れている人の共通点。


それは「自分自身を掘り下げて知ろうとする人」なのです。


関連記事:
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企業と瞑想

企業と瞑想
企業が瞑想を取り入れるのは、集中力の向上のため。

スティーブ・ジョブス氏の影響もあり、瞑想を取り入れる企業が増えているようです。

  • Google
  • Apple

  • Yahoo!
  • メルカリ 

  • Sansan 
  • Facebook


など世界的にも有名な企業が取り入れてます。

例えば、Google社。


瞑想を導入した目的は、創造性と集中力の向上です。

そしてストレス軽減が上げられています。


取り組み内容としては、あくまでも自主性にゆだねており、オフィスに瞑想ルームを設けてます。


7週間という期間を区切り実施しております。

効果としては、労働時間が短縮されたうえに生産性が向上したこと。

人間関係が円滑になったとの報告があります。


他の企業の事例を見ても、導入目的とその効果について、「生産性向上」と「集中力のアップ」を上げるところが多いようです。


これらの企業はどういう企業でしょうか?

歴史的にはまだ若い企業です。


短期間で世界を圧巻するほどの力を付けた企業です。

あまり老舗と言われる企業はありません。


大工場などを擁することを主とする企業ではないことに気づくでしょう。

ほとんどが情報をビジネスとしている企業です。


これれら企業に共通していること。

それはスピードを要求されること。


変化に対応できること。

そして「楽しませる」ことです。


この「楽しませる」というのが一番難しいらしい。


瞑想の在り方についておさらいします。

瞑想は、人の意識において全体の8割を占めるネガティブな内語を鎮めます。


また意識の95%は昨日と同じ思考を繰り返していることを静かに止めます。


そして本来の自分自身に向き合うのです。


そこにあるのは「本来の自分」であり、独自性、創造性なのです。

情報を扱う企業が従業員たちに求めているのは、この独自性や創造性だと考えられます。


これはスティーブジョブス氏の「究極のマーケティング」と同じです。

瞑想の種類

瞑想の種類
大きく分けて、集中瞑想、慈悲の瞑想、観察瞑想の3つがある。

一言で瞑想と言っても、実は数多くの種類があります。

少し調べたんですが、私も知らない瞑想がたくさんありました。


宗教色豊かな瞑想から、完全にビジネスライクな瞑想まで多岐に渡ります。

しかし数多くあるとはいえ、それはあくまでも「手法」「方法」です。


実は瞑想は大きく分けて3つになります。

  • 集中瞑想
  • 慈悲の瞑想
  • 観察瞑想


ここで多くの瞑想を知り、私たち現代社会に生きる者が適した瞑想を探っていきましょう。

サマタ瞑想

サマタ瞑想
集中瞑想の代表格・サマタ瞑想

集中瞑想の代表的なものです。

「サマタ」とはある一つの対象に、心を委ねる意味があります。


この瞑想は特定の一つの対象に、心を結び付け集中力をつける瞑想です。

他の瞑想が「無心」というところに注視するのに対し、特定のもの一つに心を留めるところが特徴です。


瞑想を始めたばかりの方には入りやすいでしょう。

集中する対象は色々あります。


蝋燭の炎

呼吸




対象が外に向かっているのが特徴的です。

効果はインスピレーションが湧きやすくなることです。


但し、宗教が求める根源的な悩みなどの解決にはならないとの指摘もあります。

ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナー瞑想
観察瞑想の根源。 ヴィパッサナー瞑想 。

観察瞑想の元と言っていいでしょう。

「ヴィパッサナー」とは物事をありのままに見ると意味があるそうです。


その見る対象は自分です。

自己観察の瞑想とも言えます。


人の心は未来や過去へと飛ぶことが可能です。

それが妄想や雑念を生むことがあります。


それを例えば呼吸において吸って吐く動作。

この動作をジッと観察し、それをジャッジせずに意識を自分に向けて行います。


「サマタ」瞑想が意識の対象を外に置くことに対し、この瞑想は「内側」に意識の対象を置きます。


効果としては先ほどもあげた「自己観察」が上げられます。

欠点もあり、比較的難しく瞑想の時間が持続できないという指摘があります。

慈悲の瞑想

慈悲の瞑想
慈悲の瞑想はメンタル疾患を治す効果がある。

「慈悲の瞑想」は「生きとし生けるものが幸せでありますように」という文言を繰り返す瞑想です。


ヴィパッサナー瞑想に入る前の準備として行われることが多いものです。

ただ、その在り方が仏教の真髄を示しているという指摘があります。


どの瞑想もそうですが、この瞑想では「思考する心」を捨てることが肝心とされています。


好き、嫌い、無関心という心理状態を超越し、ただ「慈悲」を持って行うところがポイントです。


最近の心理学や脳科学での研究で、この瞑想が自尊心を養い、メンタルの疾患を克服する効果があることが分かっているそうです。

超越瞑想(TM)

超越瞑想(TM)
マントラを使う超越的な瞑想。

TM瞑想のTMとはトランセンデンタル・メディテーションの頭文字をとったものです。


トランセンデンタル とは「超越的」という意味です。

だから「超越瞑想」なのです。


マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー氏によって1950年代から提唱されてきたマントラによる瞑想法です。


マントラとは「サンスクリット語」で「言葉」を意味します。

これは漢字にすると「真言」です。


空海の真言宗と同じ意味です。

毎日2回、マントラを15分ほど唱え、瞑想に入ります。


この瞑想をすることで地上天国が実現すると見られているようです。

この瞑想の詳しいやり方は専門教師からの直伝からしか分からないそうです。

フルフィルメント瞑想

フルフィルメント瞑想
実行、遂行の瞑想。

「フルフィルメント」とは「実行、遂行」という意味があります。

フルフィルメント瞑想はボブ・フィックス氏が創始者です。


氏は当初TM瞑想教師として活動していました。

フルフィルメント瞑想の特徴は、マントラ、ヤントラ、プージャにあります。


マントラは先ほどと同じです。

ヤントラとは「サンスクリット語」で「護符」を意味します。

そしてプージャも「サンスクリット語」で「礼拝」を意味します。


瞑想を現代的にして、短期間で効果が得られるという特徴があるそうです。

原初音瞑想(プリモーディアルサウンドメディテーション)

原初音瞑想(プリモーディアルサウンドメディテーション)
「音」そのものが「マントラ」という考えかた。

この瞑想はディーパック・チョプラ氏とデイビッド・サイモン氏(どちらも医学博士)が開発した瞑想法です。


インドに伝わる古代瞑想技術をベースにして現代の私たちむけに改善し、習得しやすくしたものです。


ここでいう原初音とは自然界のバイブレーションのことを指します。

そこには「意味」は必要はなく「音」そのものが「マントラ(真言)」であるというとらえ方です。


1日2回、30分ほどを習慣的に行うこととしています。

阿字観

阿字観
真言宗における集中瞑想の代表格・阿字観
(画像は真言宗智山派 総本山智積院)

阿字観とは真言宗に伝わる瞑想法です。

サンスクリット語の「阿」という文字を見ることで行う瞑想です。


屏風に大きな月輪と、その月輪の中に梵字の「阿」が描いてある図を見ながら行います。


そして呼吸を整えて意識を集中させていきます。

「阿」字また「月輪」を自分の心に浮かべるようにイメージし、これを徐々に大きくしていくようにイメージを進めます。


この瞑想は「世界と自分はひとつである」ことを実感するために行うといわれます。


集中瞑想の一つです。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想
マインドフルネスとは心の状態を指す言葉。

これはマインドフルネスについて解説します。

マインドフルネスとは

  • 「今ここにただ集中している心のあり方」
  • 「その一瞬に全力を傾けること」
  • 「フラットな心で何事もゆがめなく捉えること」

ことを意味します。


人は現在のこの瞬間に集中することが出来ません。

過去を悔い、未来に思い悩みます。


まさに心ここにあらずの状態が長いのです。

その意識を今に集中させる状態です。


この心の状態にするために「瞑想」が活用されていると言えます。

マインドフルネスでは「呼吸の瞑想」「音に耳を澄ませる瞑想」が使われるようです。


ただ今まで紹介した瞑想は瞑想法ですが、マインドフルネスはあくまでその状態になるために、瞑想を活用するんだということがポイントです。


よって厳密には「マインドフルネス瞑想」というものは存在はしないのです。

そんなマインドフルネスに適しているは「観察瞑想」だと考えられます。

私たちが取りかかるべき瞑想

私たちが取りかかるべき瞑想
タイガーウッズ氏も瞑想の実践者。
(画像はタイガーウッズ 公式HPより)

ここまで8つの瞑想を見てきました。

これら8つの瞑想も大まかに分類は出来ます。

先ほどお伝えした、集中瞑想、慈悲の瞑想、観察瞑想です。


この記事をお読みの方はビジネスなどを手掛けられている方が多いでしょう。

またサラリーマンの方も多いかも知れません。

個人事業主の方もいるでしょう。


そんな私たちが取り組むべき瞑想はどのタイプが良いでしょうか?

結論を述べると、「サマタ瞑想」のような「集中瞑想」タイプです。


その理由を述べて行きます。

私たちは瞑想に宗教的なものを求めている訳ではありません。


特に悟りを開こうと考えている訳ではないですね。

企業が、特に情報系の企業が瞑想を導入する理由を思い出して下さい。

「集中力」の向上と「生産性」の向上でした。


また私たちの多くは、それほど「瞑想」に馴染みがあった訳ではありません。

そんな私たちがいきなり宗教色の強い瞑想を試し見ても、続きません。


宗教色の強い瞑想は「修行」「錬成」「鍛錬」の要素が大きいからです。

瞑想そのものが目的だからです。


私たちは瞑想が目的なのではありません。

瞑想の効果を早く自分のものにし、ビジネスや生活に活かしたい訳です。


その場合「サマタ瞑想」のような「集中瞑想」は目的がはっきりしており、即効性があるので適しています。


最近は「マインドフルネス」が注目されています。

マインドフルネスの効果は色々な所で語られています。


マインドフルネスで使われる「観察瞑想」は効果が高いです。

しかし、慣れるまでに時間がかかります。


まずは集中瞑想で瞑想に慣れましょう。

そして、もっと深く会得したい場合「観察瞑想」に取り組むのが良いでしょう。


関連記事:
集中力を高める方法!デキる人は己を知る【賢者の仕事術】
 

瞑想のメリットはあるのか?それはなにか?

瞑想のメリットはあるのか?それはなにか?
アンジェリー・ナジョリー氏も瞑想を取り入れている。
(画像はアンジェリーナ・ジョリー公式Instagramより)

瞑想のメリット

これは多く上げられてます。


一般的な事例を書いてみます。

  • ストレスや不安が減少する。
  • 集中力がアップする。

  • ポジティブになる。
  • 睡眠時間が減る。

  • 日々の生活が充実する。
  • 免疫力アップ。

  • 感情がコントロールできるようになる。
  • 思いやりの気持ちが出る。


このようなものです。

これらは本当でしょうか?。


私も瞑想はします。

武道をやっていたこともあり、瞑想歴は長い方です。


しかし「思いやりの気持ち」なんて出たことないですよ(笑)。

感情だってコントロール出来ているわけじゃないし・・・・(笑)


しかしこれらメリットを嘘とは言いません。

こういうメリットが発生する方もいます。


しかし私はメリットを求めて瞑想をするのは、どうかと疑問に感じます。

瞑想はあくまでも集中力や創造性を向上させるための「技術」だからです。


メリットを求めて瞑想を行うことは、神社に神頼みに行くような違和感を私は感じます。


しかしどうしてもメリットというならば、脳内の変化が上げられます。

2013年には、209の研究、延べ被験者数1万2000人以上のデータを対象にメタ分析がなされ、マインドフルネスは心理的な問題、特に不安、うつ、ストレスの減少に効果があるといってよいという研究報告がされている。 


また、MRI(磁気共鳴画像診断装置)を使った研究では、マインドフルネスを続けた人は、左海馬や側頭頭頂接合部において灰白質(かいはくしつ)の密度が増加したという研究報告もある。


前者は、感情コントロールに関係し、うつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)の人では小さくなっていることが知られている部位であり、後者は思いやりや共感に関わっている部位である。

(文字装飾筆者)

出典 日経ビジネス 脳の構造を変える! マインドフルネスって何?

またホルモン関係もこのような変化があるそうです。

瞑想時、特にセロトニンの分泌が高まるのは脳波がα波(アルファ波)になっている時と言われています。


これは瞑想で深くリラックスしている時に出る脳波で、睡眠時の脳波とは違い脳は覚醒している状態です。

(文字装飾筆者)

出典 潜在意識の達人 【瞑想はうつ改善に効果絶大!】セロトニンを増やす正しい瞑想のやり方!


私は瞑想はあくまでも心のための技術だと考えています。

メリット云々よりも、瞑想する目的を明確にし、その時「脳内」が理想的な状態になっていることを知ってもらえれば良いと考えます。

瞑想が危険な場合もある

 瞑想が危険な場合もある
深く、長い瞑想は「病」を呼ぶことがある。

瞑想のメリットにはあまり意味がないと私は考えています。

心、あるいは脳を最適化する「技術」ととらえているからです。


しかしデメリット面はあるので、それはキチンとお伝えしたいと思います。

この記事で「一人でやるには危険な瞑想もある。」と書きました。


宗教色、あるいはスピリチュアル色の強い瞑想には、一人でやるには危険なものがあります。


その理由としては、覚醒あるいは悟りを強く目指しているものだからです。

これが悪いのではありません。


私たちとは「瞑想」の目的が異なるのです。

(瞑想、冥想(めいそう、英: meditation、英: contemplation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、

(以下省略)

(文字装飾筆者)

出典 Wikipedia 

瞑想になれていない方、初心者がこの「無心」あるいは「無」を目指すことこそが私は危険だと見てます。


先ほども述べましたが、私も瞑想歴は少しあります。

それは武道をしていたからですが、それでもそうそう無は経験しません。


この無にはいくつかの危険があります。

禅病、魔境の体験、そして長時間瞑想です。

長時間瞑想についてはこれとは別にお伝えします。


さて禅病とは

  • 総合失調症に似た症状
  • 自律神経失調症のような症状
  • 幻影・幻聴の症状

が発生する場合があります。


魔境の体験(魔境問題)とは、瞑想の中級者に現れやすい現象だと言われます。

  • 神の声を聞いた。
  • 神から神託をもらった。
  • 天使から言葉をいただいた。

などです。

禅病や魔境の体験(魔境問題)が発生する原因は所説あります。

私はこれは「無」を求めるがあまりであろうと推測してます。


瞑想のメリット紹介などで「無になれます。」などと簡単に書いてます。

しかし先ほども書きましたが、早々なれるものではありません。


原因は私たちが日常的に「言葉」「言語」を使っていることにあります。

瞑想の極意とは「言葉」「言語」から離れること。


瞑想に慣れていないもの、初心者がいきなりこの「無」の境地、言葉の世界から離れるとどうなるでしょう?


これを意識の拡大といい、今まで蓋をしていた心の奥深くにあったものがいきなり噴き出してくると想像して下さい。


少し具体的に言えば、思い出したくないものまで出てきた、そんな感じです。

これでは心が持ちません。


こういうのを聞くとやっぱり瞑想って怖いと思われるでしょう。

こういう領域に入る瞑想は現時点で具体的なやり方を、ネット上では教えてないことが共通です。


私が集中瞑想を推奨するのは、理由はここにもあります。

とりあえず自分以外のものに集中し、心を静めることが肝要かと思うからです。


関連記事:
瞑想のやり方をミスっていませんか?これだと効果は得られません

やり方が分かれば瞑想は簡単に習慣化できる。

やり方が分かれば瞑想は簡単に習慣化できる。
ビル・ゲイツ氏も瞑想に取り組む一人。
(画像はNETFIXより)

私たちが取り組みやすい瞑想。

現時点では触れない方がいい瞑想。

この両方があることが分かって来ました。


私たちは、瞑想という心の技術を持って、集中力や生産性の向上、創造性を育むことを考えたいと思います。


ではどのような瞑想が良いでしょう?

先にもお伝えしたとおり、瞑想には3つの種類があります。


集中瞑想・慈悲の瞑想・観察瞑想です。

そして瞑想の初心者や、これから取り掛かる方には「サマタ瞑想」のような「集中瞑想」タイプが良いとお伝えしました。


理由は先ほども述べましたが、少し詳しく解説します。

マインドフルネス(瞑想)のように観察瞑想というのが現在流行しています。


これは自分の感情などを観察することです。

瞑想とは本来自分を見ることです。


しかし最初は雑念が湧いてとてもではないですが、瞑想になりません。

先ほどもご紹介してますが、心を無にすることは困難です。

生まれた瞬間から今まで、行きながら様々な刺激を受けてきています。

その刺激に対して、気持ちいいとか不快だという感情を記憶にインプットしていきます。


そこに思考が結びつき、自我が形成されていきます。

自分で認識できる心の部分はこのように作られます。


その心を無にするのは不可能です。

無にすることができない心から雑念や感情が生まれ、思考は顕在意識の領域で行われます。 

出典 【スピリチュアルをこじらした人のための処方箋】瞑想のやり方をミスっていませんか?これだと効果は得られません

まず「無」にこだわることを止めましょう。

すると案外簡単に瞑想のコツが分かります。


それを次から説明します。

瞑想をどこからとりかかればいいのか?

瞑想をどこからとりかかればいいのか?
具体的な瞑想について語ります。

まず簡単に入りやすい集中瞑想でやってみましょう。


瞑想に入る前に、まず心身ともにリラックスしてください。

緊張状態では瞑想に入ることすら出来ません。


ここで簡単な緊張を解く方法をお伝えします。

椅子に座り、手足の先をブラブラとさせて下さい。


この際、なるべく速いスピードでブラブラしてください。

力が入っているとスピードが上がらないことが分かります。


これでブラブラが速くできると体の緊張がほぐれてきたことを意味します。


これが出来たらいよいよ瞑想です。

集中瞑想する対象で一番やりやすいのは、「音」です。


①おりん法

お人は外から情報を得るのに視覚、目からの情報に8割頼ってるそうです。

今回,「視覚 8 割」説をたどり,「8 割」の科学的根拠が判明した訳ではないが,出処として引用すべき文献だけは示せたことを卒業生に伝えたい。

出典 「視覚は人間の情報入力の80%」説の来し方と行方 加藤 宏 筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター


瞑想のとき目を閉じてする理由はたくさんありますが、情報の遮断は大きな意味を持ちます。


おりん法とは(おりんの現物はこの項目の画像を見て下さい。)100均などで一番安いおりんでいいので、まず買ってきます。


それを自室で目を通してチーンと鳴らして下さい。

だんだんと音が小さくなっていくのが分かるでしょう。


この音が消えるまで目を閉じて、耳で追い続けて下さい。

最後にふっと音が消える瞬間があります。


この時、ほんの一瞬ですが「無」が味わえます。

「あ、無ってこういうことか。」と思われます。


最初はほんの一瞬です。

慣れてくると、「無」を味わえる時間が長くなります。


②指先瞑想

これはマインドフルネスなどで使われることがある、観察瞑想の一つです。


やり方は簡単で左手の親指と人差し指をただこすり合わせるだけです。

指の動きだけにただ意識を向けるというものです。

これはタイなどで本格的な瞑想の前にされることが多いらしいです。


③電車内での瞑想

通勤時間に電車をご利用の方も多いでしょう。

満員電車は意外にも瞑想に適しています。


電車内に入ったら息を口から10数えて吐きます。

そして鼻から5~7位数えて吸います。


それに慣れてくると、周辺でなっている「音」に耳を澄ましてみましょう。

普段聞こえてなかった音が入って来ます。


ここから離れた乗客の声。

新聞の折りたたむ音。


これらが入ってくるだけでも意識は拡大しています。


④瞑想 アプリ

瞑想を気軽にできるようなアプリもあります。


「Simple Habit(シンプル・ハビット)」と呼ばれるアプリです。

これはハーバード大学の心理学者や瞑想の専門家が監修し、開発された瞑想アプリとのこと。


私は利用したことはありませんが、スマホ時代には面白い試しみだと思います。


瞑想をどこから取り掛かればよいか?

まず上の①~④を参考にしてみて下さい。

ご自分の時間にあったスタイルをお勧めします。

瞑想は何分すればよいのか?

瞑想は何分すればよいのか?
マイケル・ジョーダン氏も瞑想に取り組んだ。
(画像はニューズウィークより)

瞑想は何分すればよいのでしょう?

これを考える前に、座禅などを組む長時間瞑想には少し危険があることを前にお伝えしております。

長時間瞑想についてはこれとは別にお伝えします。


瞑想に慣れていない時。

適切な指導者がいない時。



厳しい修行のような長時間瞑想は、先ほど紹介した「禅病」や「魔境の体験」などを呼びます。


瞑想について●分やればいいという基準はありません。

しかしマインドフルネスなどで紹介されるように1日2回程度。

5~10分/回が適切でしょう。


やり始めた頃はまず5分も続きません。

1分でも良いのです。


私の場合は、電車内でやっていることが多いです。

それは1分の時もあれば、10分の時もあります。


私たちは現時点で瞑想を使って、悟りを得ようとしている訳ではないのです。

毎朝顔を洗うように、心も洗う。


そんな感覚で時間に囚われず、短時間で良いので瞑想に取り組んでみましょう。

瞑想の習慣化

瞑想の習慣化
キャメロン・ディアスさんも瞑想で己を磨いた。
(画像はゲッティーイメージ ニュースコム Instagramより)

先ほど、「毎朝顔を洗うように、心も洗う。」と書きました。

顔を洗う、風呂に入る。歯磨きをする。


物理的な肉体を綺麗にする作業は皆さんなされていると思います。

習慣化しているはずです。


実は心もそれが必要です。

私は瞑想を「心の洗濯」だととらえています。


習慣化するとは「マインドセット」を作るという意味でもあります。

マインドセットとは「考え方の枠組み」「心構え」のことです。


まず「やろう」と決めます。

そして習慣化しやすい時間帯を狙って瞑想してみましょう。


私がお勧めするのは次の二つの時間です。

朝、出勤前ホームで電車を待つ1分ほど。


親指と人差し指をこすり合わせて指先瞑想をしてみます。

電車に乗る前、出勤前に少し心が落ち着きます。


二つ目は就寝前です。

寝床で横になっていても構いません。


先ほどご紹介したとおり、10数えながら口から息を吐く。

そして5~7数えながら鼻から息を吸う。


その間、呼吸のみに意識を置いていても構いません。

また電車での瞑想のように、周りの音に耳を傾けるのも良いでしょう。


無理のない時間帯で1日2回ほどやってみる。

1週間もすれば、少しですが意識が明瞭になるのが分かります。


また瞑想しないと、風呂に入らなかった朝みたいで気持ち悪くなります(笑)

自分が氣持ちいいと思えるのが習慣化のコツです。


関連記事:
自己管理の意味から自己管理能力を高める方法を考える


関連記事:
マインドセットの意味、そして使い方、変える方法を解説
 

瞑想は脳の活性化。パフォーマンスを向上していこう。

瞑想は脳の活性化。パフォーマンスを向上していこう
瞑想をすることで心をリフレッシュする!

この記事の最初に瞑想とは何か?についてお話しました。

瞑想とは自分が無意識で使っている「内語」を一旦止め、心を静めることなのです。


朝起きたら顔を洗いますよね?それと同じなのです。

「心」を洗う、心の「洗濯」。


それが瞑想の本来の内容です。

その上で「瞑想」とは私たちが通常の感覚では認知できない情報を知るためのものだと、ご説明します。


そしてその情報とは「自分自身」のことです。

私たちに普通に生活していると、脳内で無意識に6万回の思考をしています。

この内80%に当る約5万回は「ネガティブ」なつぶやきをしているそうです。


また6万回の内、95%ほぼ6万回は、昨日と同じ言葉を繰り返すそうです。

これがどういう状態か分かりますか?


非常に効率が悪いのです。

練炭ストーブというものが昭和時代にありました。

練炭ストーブ
練炭ストーブ(画像はYahoo!オークションより)

練炭コンロともいいます。

これ平たく言えば「炭」を燃やす暖房器具です。


この練炭ストーブは掃除が大変だったのです。

燃えた炭をちゃんと掃除しないと次回使うとき、温まらないのです。


これは私たちの心にも同じことが言えます。

先ほど習慣化のとき、就寝前と出勤前にすることをお勧めしました。


理由は1日のリセットです。

まさに心の洗濯なのです。


マインドフルネスでも「過去」「未来」を見ず、今を見るというのがあります。

正にこれなのです。


iPhoneを作ったアップル社のスティーブ・ジョブス氏は瞑想していたことで有名です。


この瞑想はiPhone作成にも活かされています。

こんな逸話があります。


iPhoneの試作品が出来たときでした。

彼はその試作品を手に取ってみていたとのこと。


そしてその試作品を突然水が入っている水槽に投げ入れたそうです。

水槽の下に、沈むiPhone試作品。


細かい空気の泡が出ながら沈んだそうです。

それを見たジョブスはこう言ったそうです。


「まだこれだけの隙間がある。作り直せ。」


これは常人ではできないでしょう。

ジョブスは過去にこだわらないのです。

そして他人の自分に対する評価も気にしていないのです。


今、ここで出来ることに全てをかけていたからです。

過去にこだわらない、記憶に左右されない。


だからこそ自由な発想、集中力、創造性がアップしたのです。

皆様も瞑想をしてみて下さい。


今、ここに集中出来るように。

脳や心が、無駄でポジティブな「内語」で満たされないように。


さすれば、パフォーマンスが飛躍的に向上します。

またこのブログの金山(サトリ)編集長が瞑想についてそのやり方や効果について動画で説明しております。


ぜひご覧ください。


関連動画:
神の力を呼び覚ます瞑想法【サトリ式コーチングその27】

この記事のまとめ

この記事のまとめ

ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。

瞑想のやり方について理解は深まったでしょうか?


また瞑想がもたらす効果についてご理解して頂いたでしょうか?


長くなりました。

ここでまとめとします。

  1. 「瞑想」とは本来集中すべきものではない。
  2. 「瞑想」とは私たちが無意識で使っているポジティブな「内語」を静め、自分自身を見つけ出す行為である。

  3. 瞑想は宗教色や秘密主義、神秘主義になると怪しく感じられる。
  4. 「瞑想」をする人は「自分自身」を掘り下げて考察しようとする人が多い。

  5. 瞑想をこれから始める人には、効果が速い集中瞑想がお勧め。
  6. 瞑想はメリット云々より、それによる脳の最適化を感じる方がいい。

  7. 初心者は修行のような瞑想や長時間瞑想は避けるべき。
  8. これから瞑想を始めるなら、始めやすい簡単な瞑想から始めればよい。

  9. 瞑想しやすい時間帯を選び習慣化する。
  10. 瞑想により今、ここに集中し、過去や未来に思い煩うことなくパフォーマンスを向上させる。


この記事は多くの文献も参考にし、記事にしたものです。

多くの情報量があります。


また長い文章になっております。

ブックマークやお気に入りにいれ、空き時間などを活用してお読み下さい。

できれば7回繰り返して読めば効果が上がります。


これから瞑想をしてみようと考えられている方。

また一度やってみたけどもう一回やってみようと考えられている方。


それぞれだと思います。

まずは行動しましょう。


成功や失敗を気にせず、行動することで必ず変化があります。

もし、思いためらったり、行動できないようならこの記事をご訪問下さい。


関連記事:
行動だけが意識を変える ~ 現実を変える力を人だけが持っている。
 


瞑想という行動に出て、あなたが本当に希望するものが見つけられるように願ってます。


そう思ってこの記事を書きました。


瞑想がきっとあなたに良い人生をもたらすことを信じ、筆を置きます。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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