新年の抱負の決め方をミスって1年を台無しにしないために

新年の時期って、抱負を決める人って多いですよね。

今年こそ、毎日の健康に気をつけて生活する。

また、適度な運動を継続してやる。

志望校合格!

ジムに通おう、語学勉強しよう、ダイエットしよう、資格をとるぞ・・・いろいろ考えると思います。

そして、新年の抱負は、年末には9割の人が忘れるのだそうです。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年12月16日~2016年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,365名

せっかく決めて宣言しても、忘れてしまっては、あまり抱負を決める意味がありませんね。。

何より、達成できなかった自分の1年間が無駄になったような気がしませんか?

私はそもそも、抱負をあまり系統立てて考えなかったのですが・・・

どうすれば、抱負を達成できるか、考えていきましょうか。

そして、今年こそ、自分もやればできるじゃないか!という1年にしてみませんか?

必要なところはメモも取りながら読んでみてください。

また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。

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【実績証明】『賢者の知恵袋』編集長サトリってどんな人?【2分でわかる】


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欧米由来の『成果主義型』の考え方・生き方では幸せになれない理由


関連記事:
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マインドセットの意味、そして使い方、変える方法を解説


併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。


ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。

興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。

では、本題に入りますね。

新年の抱負の決め方

新年の抱負の決め方

抱負を決めて続けるには、

自分の信念や価値観からゴールから抱負を決める。

・なぜそれをしようと思うのか、理由を深く掘り下げてみる。なぜそうしたいのか? それによって人生がどう良くなるのか?

・シンプルに考える。

・周りの人に応援してもらう。

・進捗状況を確認し、少しでも達成したら自分にご褒美を与える。

難しいのは、いったん決めた抱負に集中し続けることですね。

大抵の人は、自分の意志の力や根性に頼りがちですが、あっさりと今までの習慣に流されてしまいます。

私も、新年に「抱負は?」と聞かれると、答えないといけないから、なんとなくで答えてしまっていました。

漠然としつつ、無難な言葉、例えば「健康に過ごしたい」と言ってやりすごしたり。。。

努力の持続をさらに難しくしているのが、以前に楽しいことや満足感の得られることを経験していると、再度その行為をしやすくなるという事実だそうです。

そのため、あなたに「つい甘いものを食べる」とか、「SNSをチェックする」といった特定の習慣があると、その習慣を続けてしまいがちです。

こういうのは、たいていの場合、新年の抱負にとっての障害になります。

ちなみに、株式会社スパーク・ニューロ・ジャパンという、最先端の神経科学ツールでオーディエンスのエンゲージメントを計測している会社のCEOの方、スペンサー・ジェロルさんの話によると、

新年の時期は、自分の目標について語ることが社会的に受け入れられ、大きな夢を見ることが文化的に期待されている

とのことです。

新年の時期には脳が刺激されて、こうした目標が、自分の頭の中で中心的な地位を得るのだそうです。

あ、文化の問題もあるのですね・・・

確かに、日本社会では新年になると、『新年の抱負』について語るのが一つの文化として定着している感もあります。

新年の抱負、で検索すると・・・ なぜか抱負の例文がネット上にたくさん・・・

新年の抱負、で検索すると・・・ なぜか抱負の例文がネット上にたくさん・・・

みなさん新年の集まりで、抱負を述べる場面が多いせいか、その対策として、たくさん抱負の例文がヒットします。

職場であったり、家族だったり、趣味だったり。

あるいは「おすすめの抱負の例」「男女の抱負の違い」が上がっていたり、「芸能人の今年の抱負」や「抱負ランキング」なんていうものがあったりします。

ほとんどの人にとって、新年の抱負は新年を楽しむために立てるもののようです。

新年に、抱負を決めるのに、ネットから適当な言葉を探して体裁よく整えて決まる言葉にできれば、その時はいいかもしれません。

みんなの前で、かっこいい言葉を使い、「おおー」と言われて自分の承認欲求は満たされるかもしれませんし、聞いた人も多分、数ヶ月経てば忘れているかもしれません・・・

新年の抱負は、結局達成されないで終わるためのものである、という感じさえします。

しかし、それで良いものでしょうか?

ただ人の前で、抱負を語るだけで終わるのは、言葉にしているのにその通りにしていない・・・つまり、自分に対しても不誠実なのではないでしょうか?


似たような言葉に『決意表明』というものもあります。

こちらも言葉の本当の意味合いに比べて、世間の認識はとてもライト(軽い)でインスタント(即席的)です。

参考記事:
決意表明を例文から作るのは危険?一度失った信頼を取り戻すのは大変

他人の真似をするのは抱負ではない

他人の真似をするのは抱負ではない

ネットで見つかった例文を使うというのは、すなわち、他の人の真似をしているようなものです。

他人の成功体験だからといって、それを取り入れて自分も成功するということは、誰も保証はできません。


抱負の本来の意味に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

参考記事:
抱負の意味とは?目標やゴール設定との違いを理解しておこう


抱負を正しく持つことで、自分のなりたい姿、目標:ゴールに向けて、着実に歩みを進めることができるのです。

例えば、イチロー選手は小学校の卒業文集に「プロ野球選手になる」と宣言しています。

そのためには、中高で全国大会に出場すべき。

友達と遊ぶ時間を1週間に5~6時間にし、必死に練習しているから夢は叶う。」

それを読んで、あなたも練習時間を増やそうと抱負を立てたとします。

しかしそこに、あなたの信念や価値観は反映されているでしょうか?

芸能人の誰かがこう言ってたから、私もそれを目指してみよう

あの言葉かっこいいから、俺も真似しよう

あるいは、家族からの言葉かもしれませんね――

親や兄弟、親戚からこう言われてるから偏差値の高い学校に行こう、有名な会社に入ろう、などと考えるのは全部、借り物の言葉です。

他人から与えられた目標のほとんどが、本当に自分が望むものではありません。

借り物の言葉を使っても、それはあなたの望むものではない以上、時間が経つにつれて記憶から薄れていき、結局は今までの楽で楽しい方へ逆戻りしてしまいます。

私も、いいこと言うなぁ、と思う人の言葉を色々とメモしたりしますが、やはりその時だけで、時間経って見返した時、「こんなこと、メモしてたんだ・・・」とハッとなったりします。

それくらい、すぐにいつもの日常生活に戻ってしまうのです。

やはり、実際に動いて得た体験が、自分の中から出る言葉であり、自分にとって影響力を持つ言葉になるんですね。

今の時代、思考停止で生きるのはリスク

今の時代、思考停止で生きるのはリスク

今の時代は以前に比べて、変化のスピードがとても早くなっています。

スマホ、クラウド、人工知能(AI)といったテクノロジーが現れたため、それを使ったサービスやシステムがますます早いスピードで入れ替わっていくようになりました。


例を挙げると、ポケベルは、1986年頃、急速に広まり、携帯やPHSに押されて2007年にサービス終了。

この間、約20年です。


携帯は1990年代後半から普及し、2008年にソフトバンクがiphoneを売り始め、2011年頃からアンドロイドやiphoneなど様々なスマホを携帯会社が扱うようになりました。

スマホは、普及し始めてまだ10年ほどです。


それでも、あっという間に電車内はスマホをいじる人だらけですよね。


そのような中で、手に職をつけるためには専門技術だけ知っていれば良い、とか、会社で出世して役職がつけば大丈夫、または、公務員なら安定している、と考える人がいます。

自分の現状の延長がそのまま続くと考え、それ以上の未来について何も考えない状態はとても危険なのではないか、と個人的には感じています。


また、「みんな結婚しているから私もしなきゃ」とか「みんな就職しているから就活しなきゃ」「ハロウィンだから仮装して騒ごう」など、とにかく多数派からはみ出したくないという傾向が日本人には強いです。


それで、メディアがニュースや雑誌、Web記事などで、他人の言葉や生き方をコピーして、「良い」とされているものによって、自分に価値を感じるような状態も、思考停止の一例ではないでしょうか。


誰かの言葉を借りられたら確かに楽です。

「○○さんが言ったから」(お母さんに叱られそうな子供もよく使います)

「社長が決めた事だから」(自動車などの大企業も、リコール隠しで潰れそうになるなど、自分で考えず集団の考えはどうか、に依存する、など)

「お客様は神様です」(お客様の言っていることをそのまま実行すればいいと考える)


しかし、そういう状態のままでは、AIに仕事を奪われたり、世の中の動きに取り残されてしまいます。

今後、必要とされる力をつけることができなくなってしまうのです。


また、すでに、世の中についていけなくなると倒産したり買収されたり、会社の寿命も短くなっているため、終身雇用は難しくなってきています。

そして、気がついたら、あなたの力を生かせる仕事がなくなっている・・・そんな状態は、いやですよね。


むしろ、思考停止すること自体が、リスクです。


だからこそ、新年というタイミングを利用して、あなたの目標を、自分で考えて決めましょう。

そして、その目標を達成するための、抱負を持つことが大事なのです。


参考記事:
目的意識で成否が決まる?日本人の苦手なゴール:目的思考


参考記事:
目的とは何か?何をやるにおいても最重要なのが目的である

(参考)年表で読み解く携帯電話の30年 いまケータイはどこまで進んでいる?

今年の抱負を改めて真剣に考えよう

今年の抱負を改めて真剣に考えよう

現代の私たちは、「答えのない」ものを扱う事が増えています。


また、ITの進展で、答えがあるものの価値は、急激に低下しています。


「答えのない」ものから答えを見出すか?

答えがわかっているものを着実によりよく進める努力をし続けるか?



そのどちらかでしか、価値をつける事が難しくなってきています。


つまり、あらゆる場面で、あなたは、たくさんの情報の中から選択する事が常に求められています。

それはネット上に答えが書いてあるとは限りません。


むしろ、ネット上にはないところに、答えが転がっていたりします。


そういうわけで、現代の答えのない状況に対処するために、そしてあなたの決めた目標に至るために、抱負をどう立てれば良いかを真剣に考えてみませんか?


賢者の知恵袋の編集長も、会社員をしていて30代に入った頃、初めて人生の目標や抱負を考え出し、そこから数年を経て会社を辞めて独立し、人生が大きく変わったそうです。

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抱負は、うまく活用すると、モチベーションを高めます


希望や行動をおこすきっかけになります


あなたが望むものへ向かうチャンスをさがす道しるべになります

あなたの未来に待っている充足感のための旗印となります


つまり、あなたの幸せを実現する手段なのです。


もし本当に幸せが実現したら、あなたはどんな気持ちになりますか?


あなた自身がどういう方向性で、これからを行動していくか、実現する時が、きっと楽しみになるのではないでしょうか。

まずは目標:ゴール設定から

まずは目標:ゴール設定から

大切なのは、何のためにその抱負を立てるのかというあなたの目標です。

旅でも、行き先が決まらないと、ルートも決まりませんね。

つまり、目標が決まらないと、達成方法も抱負も分からないのです。


そして、あなたの目標(ゴール)を具体的に決める時は、例えば、次のように決めていくと考えがまとまりやすいと思います。

1)あなたが心からやりたいと思っていることは何でしょうか?

人から言われて良さそうと思っていることでなく、自分がほんとうに心からやりたい、なりたい(want to)というものであるかどうか?


2)あなたの決めたゴールが実現する、という実感があること


目標が着実に手がとどくという臨場感。


つまり、まるで映画をみているかのように、実現した時の周りからの声、あなたの感情の動き、情景描写が細かく描けること。

私だったら、そうですね・・・あった人から「これいいねー」とか、たくさん感想をもらって「わぁ、こんなにたくさん感想もらえて嬉しい!」といった感じでしょうか。

それが感じられれば、あなたはそれを必ず達成できます。


達成できれば、それはあなたの自信とやる気につながります。


参考記事:
目標設定が上手い人と下手な人の違いとは?コーチング理論の理解が鍵


私たちは将来の環境変化を正確に予測できるほど賢くはないので、あまりガチガチに固めず、はっきりと描くと同時に、臨機応変に別の一手も打てるようにしておくのが良いでしょう。

次の項目で一つずつ、詳しく考えていきましょう。

1年後に実現しておきたいことは?

1年後に実現しておきたいことは?

では、1年後のあなたのなりたいイメージを作ってみましょう。


例えば、あなたが新入社員として入社した時を想像してください。

最初はまだ右も左も分からない状態です。


営業の場合だと、そこから、最初はOJTで先輩社員から色々と教えてもらいながら仕事を進めます。

そして次第に先輩とかのサポートを受けずに一人で新規のお客さんを開拓し、仕事を完結できるようになる段階になっていくでしょう。

そうなるまでにどのくらいかかるのか?


事務の仕事だと、部屋のレイアウトや物の在りか、部屋内に置かれた機器の使用法・補充のルールなどを覚えるところからスタートです。

さまざまな段取りを教えてもらいながら、一通りの事務処理ができるようになるまで、どのくらいかかるのか?


1年上の先輩をみて、これくらいできるようになっているのかな、というイメージが湧く場合もあるでしょう。


あるいは、すごいレベルの人を見て怖気付くかもしれません。


しかし、自分が未来にそのレベルになると目標に設定した時、どのようなステップを踏むことになるかを見聞きしたり、考えることで、自分に足りないものは何か、分析ができます。

1年後に実現可能だと思えることは?

1年後に実現可能だと思えることは?

実現しておきたいことは決まりましたか?

あなたの立てた目標は、どのくらいの期間で達成できそうなものでしょうか?

1年で達成できますか?それとも5年くらいかかりそうな感じですか?


「どれくらいできるようになれば、ゴールなのか」を具体的に設定(数値化)します。

しかしあらゆる目標項目が数値化できるわけではありません。


そのため目標に応じて以下の3つの基準を使い分ける必要があります。


数値の基準:「毎月10kmのジョギングを継続する」など

状態の基準:「アメリカで現地人とストレスなく英語で会話できる」など

スケジュールの基準:「今年中に資格を取得する」など


達成基準は具体的であるほど効果的です。



ゴールと現状のギャップを考えて、1年後では無理そうであれば、目標を細分化して、その中で1年という猶予があれば、なんとか実現できそうだな、と思えるくらいの高さに設定しましょう。


達成できないような高い目標だと、いつの間にかやめてしまいます。または、努力したつもりになってしまいます。

いつまでに」という期限が見えていると、足りないものから優先して練習していこう、など、効率を重視したトレーニングに変わるはずです。


達成できそうと言う意識があることで、続けやすくなります。

そして、目標が実現が可能なレベルになっているからですね。

目標から抱負を逆算して考える

目標から抱負を逆算して考える

私たちは、現状を踏まえて、今やれることを精一杯やり、最終的な到達点をゴールとするやり方は、よく行っています(積み上げ式と呼ばれます)。

一方で、逆算とは、ゴールと期日を定め、それを実現するためのステップを逆算して洗い出し、実行していく方法です。


現状にとらわれず、なりたい自分、理想の状態を思い描き、達成予定日を設定します。

このために、行動に移す前の、一定の思考作業、準備が必要で、かつ実際に行動し始めた後も適切にタスクを管理する仕組みが必要となります。


これは、少し考える時間が必要になります。

これをやって自分を成功へ導いている方法は、スポーツ選手がよく取り入れていますね。


私もスケートの基礎部分をかじったことがあるので、例に挙げさせていただくのですが、2018年の平昌五輪で金メダルをとった羽生結弦選手。


日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が、「(五輪から)逆算して間に合うと信じた」と語り、昨季の世界選手権優勝などの実績を重視して出場を決め、選手自身もそのとおりギリギリの調整で競技に挑んでいましたね。


私はいつも、彼が達成可能な目標を掲げて、それを達成してしまうたびに、「すごい、なんでこんなにきっちり達成するんだろう」と感心してしまいます。

たとえうまくいかなくても、会見で話している間に自分でも自分を分析している客観性があるからこそ、常にトップを走れるのだなぁ・・見習わないと。。

あなたが臨場感を得るためにも、『1年後のなりたい自分』のイメージを具体的に日にちや数値も入れて、作ってみましょう


相手と比べるのではありません。

他人と比べると、焦ったり落ちこんだりしますので、意味がありません。


ゴールも、相手がいなくなった途端、なくなってしまうことになります。

比べるのは「未来のあなた」です。

どういう行動を積み上げれば目標が達成できるか?

どういう行動を積み上げれば目標が達成できるか?

しかし、どうやって逆算すれば良いのでしょうか?

例えば、プロのサッカー選手になりたい人が、ただ漠然と「プロになりたい」と考えているだけでは、単なる憧れで終わってしまうでしょう。

いつまでに、どんなタイプの選手としてプロのチームで活躍したいのか、それが明確になれば、いまどんな練習が必要かもはっきりしてきます。


ミスのないパス回しかもしれませんし、体幹を鍛えることかもしれません。

または、長く走っていられるスタミナかもしれません。


人間は、やりたくないことをしている時、パフォーマンスが下がります。


実際、「やる気が出ない」「行動できない」「続けられない」と言っている方の多くは、やりたくないことをしています

常に「理想に向かうのを妨げている問題や障害は何か」ということを自問して、言葉にして書き出していくことも、役に立ちます。


そして、この状況で、今の自分にできることをひとつずつ、こなしていくのです。

『1年後のなりたい自分』を思い描きつつ、それが『実現可能だ』と思えるレベルの高さに設定できましたか? 

その目標へいたるステップ、計画を「抱負」と呼びます。


その抱負が積み上がることで、目標に手が届きそうだ、という感覚がつかめてくるのです。

そして「自分が、その目標を達成できる」という信念が強まり、目標を達成するための考えを巡らせ、必要な行動を起こします。


関連記事:
戦略と戦術を人生レベルで持っていますか?【賢者の処世術】


関連記事:
目的と目標の違いとは?目標はあるけど目的がない人は成功できない



ポイントは、心からやりたいこと、そしてそれが映画のような臨場感で、達成できると思えていること。

これが満たされれば、あなたの中から自動的に、やりたいことが湧き出て来るでしょう。

日々の習慣行動で現実は変わっていく

日々の習慣行動で現実は変わっていく

目標は、すぐには達成されません。

あなたの毎日の週間行動があってこそ、現実が目標に向けて変わり始めます。


例えば、キックの力が弱いので脚力を鍛えようという抱負を考えたとします。

1日やっただけでは強くならないですよね。


毎日、何時から何分間と決めて、トレーニングメニューをこなします。それを1年も続ければ、始める前に比べれば、体型も、筋力も変化しているでしょう。

キックも以前より力強い蹴り出しができるようになっているでしょう。


踊りの場合も、最初はどっちの足を出すんだっけ・・・?と思っていたのが、次の動きを予想できるようになり、音楽も覚え、それに合わせて体が動くようになっています。

それは、目標を決めて、それを達成するのに必要な行動を毎日続けた成果です。

あなたの場合は、毎日何をしますか?

習慣を変える第一歩は意識を向けること

習慣を変える第一歩は意識を向けること

目標が決まると、あなたが意識しなくても、それに関した情報を脳は無意識に集め始めます。

この現象は、人間の認知の仕組みによって起こります。


例を挙げてみましょう。

あなたが、BMWが欲しい、と思ったら、毎日、何百台といろんな車を見ていてもBMWばかりに目がいってしまいませんか。


英語が話せるようになりたい、と思ったら、ついつい、英語の学習情報だったり、国際交流イベントだったり、レッスン情報を集め出したりします。


また「あなたが今いる部屋の中で、白色のモノはいくつありますか?」と尋ねたとき、それを聞いた人は、白色のモノを探し始めます。

そして、自分がいる部屋の中に、白色のモノがたくさんあったことに気づきます。


これは、「BMWを手に入れる」「英語を話す」「白色のモノ」という1つのゴールを決めることによって、その他の不必要な情報を遮断し必要な情報だけ集めるという人間の習性です。


つまり、人間は、注目する対象(つまり、目標)を与えられることで、その対象に関する物事や情報を探し始め、認識できるようになるのです。

これを利用して、あなたの達成したいこと、やりたいと思うことに意識を向けて行きます。

どういう行動に意識を向けるのか?

どういう行動に意識を向けるのか?

そうはいっても、目標は、自分より高いところにあるため、それに向けて自分を高めないと達成できません。

しかし、私たちは、毎日を過ごすうちに、色々な出来事が起こります。

あなたも十分実感しているように、人の意志の力は簡単に変わります。


仕事が忙しくなって、せっかく設定した抱負やゴールも、ちょっと意識の隅の方へ追いやられてしまった・・・

旅をしてリフレッシュしたら、気が変わった・・・


きっかけはいろいろあります。

特に、人は、「できない」と思ってしまった瞬間に、その目標を達成するために考えを巡らせたり、行動を起こす意欲がなくなってしまいます。


そういうときは、あなたの目標を実現している人に会えるなら会いに行ってみる、本があるなら、それを読み返してみる。

こういった行動をとって、目標を決めた時の初心に帰ってみることが良いでしょう。

お金を払って、目標とする人の講義を受けるのもオススメです。


また、実際に、目標達成に向けて行動していたら、予定の期限までに達成できそうにないことに気づいたり、他に目指すべきゴールや目標に気づく場合もありますので、そのときは柔軟に調整したほうがいいでしょう。


重要なことは、「“結果に繋がる”考え方、行動を学ぶこと」です。

結果に繋がらない事を学んでも、結果が出ません。

具体的な行動計画に落とし込もう

具体的な行動計画に落とし込もう

あなたが心からやりたいと思っている
1年後、『実現可能だ』と思えるレベルの高さに設定した目標である

そのためにこうしよう、という『抱負』、つまり計画に落とし込んでいきます。


ただ、人は、新しいことを初めても、またすぐに元の状態に戻ろうとします。

なので、計画をたてるときは、24時間のなかで、いつやるのかを考えると同時に「何を止めるか?」についても考える必要があります。

何かをやめる代わりに、目標達成に必要な行動を入れるのです。


新しい習慣を身につける際には、おおよそ3週間程度の意識的な継続が必要と言われています。


1年のアクションプランの内最初の1ヶ月程度は、敢えて、ごく簡単なところ(テキストを開く、など)から入り、徐々に負荷をあげていきましょう。

また、実行した結果を日々記録し、1週間単位でその達成度を振り返る時間を持ちましょう。


関連記事:
目標設定シートは意味がない?ツールよりも大事なのは本質の理解


私の場合は、プチ断食をはじめて2ヶ月ほどになりますが、朝にタンパク質を多めにとると、食欲が抑制されて、それほどたくさん食べなくても満足なので、続いています。

食べるもので強制的に食欲をコントロールして目標にむけて積み重ねています。

お腹周りがスッキリしてきて、うれしいです。


抱負の決め方に関して、もっと精度を高めていきたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

関連記事:
抱負とは心に決めた行動計画であり、目標:ゴールを実現させるもの

この記事のまとめ

この記事のまとめ

ここまで語ってきたことの重要なポイントをまとめます。

  • 目標や抱負は、自分の信念、価値観から生まれる。
  • 目標が決まらないと、達成方法も抱負も分からない。
  • 目標は、心からやりたいもので、手がとどくもの。
  • 毎日の行動の積み重ねが、抱負や目的になる。
  • 行動し続けるには、意識を何に向けるのかが重要
  • 抱負や目標は、あなたの幸福につながっている


抱負に関しては、こちらの記事も併せて読むと、より精度の高いものが決められると思います。

参考記事:
今年の抱負はもう考えた?抱負を考える前に理解すべきこと



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