集中力がない人に朗報?集中『力』なんてものは存在しない

どうも、サーファーのTakAです。

あなたは、自分のことを「集中力がない人間」だと思ってませんか?

「何をやってもすぐに気が散ってしまう人間」だと。

そんなあなたに送りたい言葉があります。

 

「あなたの中には神がかり的な集中力が眠っている」

 

「んなバカな!!」

と思われるかもしれませんが、僕はいたって真面目です。


『鬼滅の刃』が大ヒットして、『全集中の呼吸』という言葉に注目が集まっていますが、あれと同じことができる才能が、あなたの中にも眠っているんです。

集中力が極限まで高まった状態を『ゾーン』なんて呼ばれたりもしますが、これって何も一流パフォーマーだけに与えられた能力ではないんですよね。

あなたが集中できないのは、単に集中する方法を知らないからです。

この記事を読み終わる頃には、「必ず集中力が高まる方法」だけでなく「『ゾーン』に入って神がかり的なパフォーマンスを発揮するヒント」も得ることがきるでしょう。

必見です!

また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。

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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。

ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。

興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。

集中力がないと思ってる人に朗報?

実は「集中できない状態」というのは、人間としていたって正常な状態だったりします。

と言うより、むしろ、「集中している状態」は生命維持という観点から見ると、大きなリスクなんです。

 

どういうことかと言うと、例えば、あなたが歩きスマホをしているとしましょう。

横断歩道に差し掛かります。

でも、あなたはスマホ画面に集中するあまり赤信号に気がつきません。

これでは危ないどころか、命すら落としかねません。

 

もしくは、家にいる時、キッチンから火の手が上がったとしましょう。

でもあなたは別の作業に没頭していて気づきません。

大惨事につながる可能大ですね。

 

このように、一つのことに集中しすぎると、何か起こった際、そちらに注意を向けることができません。

こういった理由から、人間の脳というのは、デフォルトで「気が散っている状態」にセットされているわけです。

とは言え、社会生活を営む以上、ここぞという時には、集中力を発揮したいですよね?

これは誰もが感じていることだし、注意散漫な脳を集中状態に持っていくために、人はいろいろなメソッドを生み出してきました。

 

例えば、「集中力」というキーワードでググってみると、たくさんの「集中力を高めるための方法」が出てくるし、集中力関連の書籍も山のように出版されています。

こんな感じです。

・タスクを細分化して管理する

・重要な仕事は朝のうちに片付ける

・集中力しやすいBGMをかける

・外部情報を遮断する

・あえて、カフェなどの雑多なノイズに囲まれて仕事をする

・ブレインダンプで頭の中の情報を外に出してから作業を始める

・整理整頓をしてから作業を始める

・十分な睡眠をとる

等々。

25分の作業と5分の休憩を繰り返す『ポモドーロ・テクニック』なんてものもありますね。

これらは本当に効果的なんでしょうか?

集中『力』で集中できる、は誤解

結論から述べるなら、これらのテクニックは確かに「効果的である」と言ってもいいと思います。

ただ、これらを駆使してハイパフォーマンスを維持できるのかというと、ちょっと難しいようです。

と言うのも、作業の始めのうちは確かに集中力がアップするんだけど、ほどなくして以前と同じように集中力がない状態に戻ってしまうってパターンが大半なんですよね。

なぜこうした対症療法的な情報に気をとられるのかというと、「集中力の正体」を見誤っているからだ、と断言できます。

 

あなたは「集中力とはそもそも何なのか?」という質問に答えることができますか?

「集中力」って割とぼや~っとした言葉だと思いませんか?

「集中力とは◯◯だ」

と明快な答えを示せる人ってあまりいないんじゃないでしょうか?

「集中力の意味くらいわかってるよ!」

と思われるかもしれませんが、例えば、『集中力』を辞書で引くとこんな意味が出てきます。

ある物事に気持ちや注意を集中させる能力

「デジタル大辞泉」

そのまんますぎて、「集中力とはそもそも何なのか?」の具体的な答えにはイマイチなってませんね。

辞書的な意味では、「集中力とは何なのか」の真意を理解することはできません。

「集中力とは何なのか」が理解できないと、どんなに付け焼き刃のテクニックを駆使しても集中力を開花させるのは難しいでしょう。

集中力がどこからやってくるのかを理解していないと、集中力が切れそうになった時にどう対処すればいいかわからないからです。

 

ここで「集中力とは何なのか?」の答えとして、身もフタもないことを言いたいんですが、そもそも、集中『力』なんてものは存在しません。

と言うのも、集中力とは下記のように、いくつかの能力が合わさってできているものなのです。

こんな感じです。

 

【 ◯◯力 + ◯◯力 + ◯◯力 = 集中力 】

  

例えば、集中する以前に、気が乗らずに作業にすら取りかかれないって経験はあるかと思います。

この段階では、「モチベーションを管理する能力」が不足しています。

 

また、作業に取り掛かったはいいけど、5分10分もしないうちに集中力が切れてしまうなんてことも、よくあることです。

ここでは、「意識をフォーカスさせるための持続力」が足りてませんね。

 

まだあります。

集中を邪魔するのは何も外部要因だけではありません。

人間の思考というのは些細なきっかけによって、簡単に脱線してしまいます。

例えば、調べ物をしていたはずが気づいたらネットサーフィンしていた、って経験は誰しもあると思います。

ここで必要となってくるのは「自己管理能力」です。

 

深掘りすればもっとたくさん出てきそうですが、要は、集中力というのは、いくつもの能力を総動員することで生まれるものなんですね。

でも、こんなにたくさんの能力を意志の力で一気にコントロールすることって、若干、お手上げな感じがしませんか?

意志の力で集中できる人なんていない

以上のことから分かるように、

「さあ、今から集中するぞ!」

という意気込みだけで集中するのはかなり難しいと言えます。

「集中する」という意志だけで、集中に必要な要素を全てすくい上げるのは不可能だからです。

 

そもそも、人間の意志ほどあてにならないものはありません。

僕は20代の頃、何度も禁煙に挑戦しては挫折を繰り返していました。

挫折するたびに周りから、「意志が弱い」だの何だの言われるわけですが、あることをキッカケにスパッとやめることができました。

そのキッカケというのが「子供の誕生」です。

この時は、簡単にやめることができました。

何の苦痛もなく、本当に楽勝モードだったのです。

周りからは、こう言われました。

「すごいね」

「意志が強いんだね」

と。

で、僕は思うのですが、子供の誕生を境に、僕の意志力(なんてものがあるとすれば)が変化したのかというと、当然、そんなことはありません。

変化したのは僕の意志力ではなく、僕を取り巻く状況です。

人間の意志というのは、自分を取り巻く状況によって簡単に左右されてしまうのです。

集中力についても同じことが言えます。

「集中するぞ!」という意志の力で集中しようとしても、たやすく限界を感じてしまうでしょう。

ノイズがあれば気が散って当然

僕らは常にノイズに囲まれて生活している、と言っても過言ではありません。

特にスマホから鳴り響くメールやSNSのアラートは一番の妨害者です。

それらは【 alert = 警告 】というだけあって、何か更新情報があると、できる限り目に留まりやすいデザインになっています。

言うなれば、人の注意を引くためにあるものです。

これはスマホだけではなく、例えばPC上でFacebookのタブを出してると、誰か「いいね」する度に、ご丁寧に(1)という数字で知らせてくれます。

新着情報に反応して少しだけSNSを見てみるつもりだったのに、集中力が切れて元の状態に戻るのに30分かかってしまった、なんてことも少なくないですよね?

もちろんSNSだけではなく、人に話しかけられて集中の糸が切れてしまった、ってのもよくあるパターンです。

他には、テーブルの上に置かれた雑誌なんかも注意を引くためにデザインされてるし、車の騒音や同僚の話し声なんかも人によってはノイズになり得ますね。

人間の脳ミソは注意散漫であることを前提として作られているので、こうしたノイズだらけの環境では気が散って当然なんです。

 

そうは言っても、こんな無理ゲーに近い状態でも集中力を発揮できる人はいます。

彼らの集中力にはどんな秘密が隠されているんでしょうか?

『全集中の呼吸』の秘密

どの分野にも圧倒的な集中力を持ってして、優れたパフォーマンスを発揮できる人がいます。

彼らはなぜ、あんなにも集中力があるんでしょうか?

 

先に結論を述べておきますが、彼らは、

・行動の動機を生み出すこと

・集中できる状況をマネジメントすること

に長けているのです。

集中すべき『動機』がある

先ほど、集中するにはモチベーションを管理する能力が不可欠だ、と言いました。

日本ではなぜか、

モチベーション = やる気

と解釈されているフシがありますが、モチベーションの本来の意味は『動機です。

 

動機:人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因

goo辞書

 

平たく言えば、モチベーションとは行動するための理由です。

つまり、モチベーションを管理する能力がある人とは、行動するするための理由(動機)を作れる人、だと言うことができますね。


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例えば、SNSで「半年以内に10キロ痩せる」とダイエット宣言した場合、それは必死でダイエットに取り組むための動機になります。

半年後に「あれ?10キロ痩せるって言ってなかったっけ?」とツッコまれたくないですからね。

また、「上司が見てるから一生懸命、仕事をする」なんてのも立派な動機です。

「やる気」とは完全に別物であることがわかりますね。

 

僕の禁煙の例をもう一度挙げるなら、割と簡単に成功したのも「禁煙する動機」を前もって作っておいた、ってのが最大の理由だったりします。

と言うのも、「子供ができたら絶対にタバコを止める」と前もって宣言していたんですよね。

僕は嘘つきにはなりたくなかったので、禁煙のモチベーションが喫煙の欲求に圧勝することができたんです。

 

こんな風に、動機を自分で上手にマネジメントすることができれば、かなり強力にあなたを行動に駆り立ててくれます。

もちろん、「集中」だって同じです。

集中できる人は「集中するための動機」を自分でマネジメントするのが上手なんですよね。

集中を乱すものを排除するのがうまい

集中できる人は、集中のための動機を上手に作り出すことができるわけですが、それと同時に、集中を阻害するものを排除するのがうまかったりします。

先ほど、僕らの生活環境はノイズだらけだという話をしましたけど、こうしたノイズを徹底的にシャットアウトしていくわけです。

・スマホやPCのアラートや通知機能をOFFにする

・耳栓やノイズキャンセリングがついたヘッドフォンを使用する

・部屋を片付けて、余計なものが目に入らないようにする

・図書館などノイズが少ない場所へ移動する

・「今から2時間、集中するから話しかけないでくれ」と周りに宣言する

等々。

 

僕の場合、家で作業する時はギターが目に入ると、事あるごとに弾いて遊びモードに入っちゃいます。

ですので、作業する時はギターは目に入らないように配置を変えてます。

やるべき動機があって、ノイズがなければ誰でも全集中できる

行動の動機を明確にした上で、集中を邪魔する要素をシャットアウトしていけば、脳は勝手に集中モードに入ってくれます。

と言うか、集中する以外にやることはないですね。

すべては動機と環境がものを言うんです。

 

例えば、僕は日頃から、

「この本は読んでおかないとな。」

と思う本のストックが何冊かあります。

これらの読書、飛行機の機内で驚くほど捗るんです。

僕にとって飛行機の機内って集中を妨げる要素が限りなくゼロに近いんですよね。

あるとすれば機内食の配布、トイレに行く人のために席を立つ時、その他小さな小さな諸々でしょうか。

 

誰でも自分なりの集中しやすい環境というのがあるはずです。

『動機×ノイズ除去』で、誰でも集中状態というのは作れるものなのです。

『動機』とコーチング理論

繰り返しになりますが、集中力とはモチベーション管理能力などの、いくつかの◯◯力が合わさったものです。

それゆえ、意志の力で集中力を発揮するのは難しいわけですが、実は、集中に必要ないくつもの能力を一括に拾い上げて「ON」の状態に持って行く理論があります。

それがコーチングです。

コーチングって聞くと、野球のバッティングコーチなど、指導者や監督のようなイメージをもたれるかもしれませんが、ここで言うコーチングはちょっと違います。

簡単に言うと、コーチングとは、

あなたをモチベーションまみれにするための方法論

です。


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【 モチベーション = 動機 】でしたよね?

実はコーチング理論と動機って密接な関係があるんです。

ですので、ここでコーチング理論についても少し触れておこうと思います。

コーチングにおけるゴール

コーチングでは、ゴール設定からすべてが始まります。

「ゴール設定がすべて」と言ってもいいでしょう。

「将来なりたいもの」

「目標」

「夢」

「使命」

「理想」

「未来の自分」

ゴールという言葉から様々な言葉やイメージを連想すると思いますが、平たく言えば、

「自分の未来の方向性を決めるもの」

です。

ゴール設定が、その人の人生を決めちゃうわけです。

 

多くの人は未来のゴールを自分で決めることなしに生きているわけですが、そんな人でもゴールというのを持って生きています。

「未来の予感」ってやつです。

この未来の予感というのは、それまでの経験や周囲からの受動喫煙的な刷り込みによって生まれます。

要は、他人によって自分のゴールを設定されちゃっているわけです。

そうやって自分の心の奥底に自動生成された予感は、良いものであれ不本意なものであれ往往にして現実のものとなります。

 

僕は10代の頃から、

「日本を出るだろう」

という予感を持っていました。

途中、船乗りになろうとしたり、世界中を放浪したりして、紆余曲折はありましたが、現実として今、こうして海外に住んでいます。

 

こんな感じで、その自動生成されたゴールが本当に自分の望むものであればいいですが、自分の中に不本意なゴールを持っていた場合、本当に不本意な未来を引き寄せることになります。

今、会社でストレスだらけで働いているとして、

「3年後も同じ会社で同じように働いているだろうな」

という漠然とした感覚を持っていると、おそらく3年後そうなっちゃってる可能性が高いですね。

ゴールを決めることは、どう生きて行くのかを決めることなんです。

より詳しく学びたい方は、当サイトの編集長が以下の動画で具体的に解説しているので、参考にしてみてください。

ゴールが正しくセットされると、その人の行動や思考の全てがゴールへと紐づいたものになり、ゴールへと向かうモチベーションまみれになります。

一体、どういうメカニズムになっているんでしょうか?

ゴールの2大要素

以下の2点がゴール設定に関する最重要ポイントになります。

・have to ではなくて want to であること

・臨場感(リアリティ)が強いこと

この2つの条件さえクリアされていれば、オールOKです。

 

▶︎ have to ではなくて want to であること

「やりたい」( want to ) ではなく、「やらなければいけない」( have to ) をやって生きていると、頭の中がモヤモヤして集中力が続きません。

多くの人は、本当はやりたくないことを、やりたいことだと無意識のうちに自己洗脳してたりします。

「仕事は好きだよ」

「今の仕事はやり甲斐があるね」

という言葉を聞く度に、僕はいつも思います。

「それ、どこまで本気?」

と。

例えば、10億円を渡して、

「その10億円、好きに使っていいよ」

って言われた時、今の仕事をやり続ける人がどれだけいるかというと、おそらく半分もいないんじゃないかと思うんですよね。

やりたくないことをやるとパフォーマンスが著しく低下して、しまいには大きなストレスを感じ始めます。

 

逆に、本当に自分がやりたいことをやっていると、自分の中からモチベーションが湧き出てきます。

例えば、僕はこうして情報発信をしていますが、今、10億円を渡されたとしても、情報発信はやり続けるでしょう。

それが本当にやりたいこと「 want to 」だからです。

もちろん、情報発信に対してストレスなんか皆無だし、未来の可能性にまみれてワクワクしますね。

 

本当に高いパフォーマンスを発揮しようと思ったら、それは「want to 」である必要があります。

未来のゴールを設定するのに、それが「want to 」であることは必須なのです。

▶︎臨場感(リアリティ)が強いこと

人間の脳というのは、バーチャルな世界に対して容易に臨場感を感じてしまいます。

例えば、あなたは小説を読んで、その感動的なシーンに涙が流れてきました。

小説には映像も音も匂いもありません。

にも関わらず、その小説というバーチャルな世界にリアリティを強く感じて、五感が反応しているのです。

つまり、そこに物理的な感触がなくても、脳がリアルだと感じていれば、それはその人にとっての現実そのものなのです。

 

ちなみに、認知科学でも、

【 現実 : 今、自分が臨場感を感じている世界 】

という定義になっているそうです。

 

自分が設定するゴールも、今この瞬間のことではないのでバーチャルと言うことができるわけでが、そのゴールに対して自分の脳がリアルだと感違いするくらいの臨場感を伴うのは、ゴール設定における必須条件です。

ゴール設定において、以上の2点、

・have to ではなくて want to であること

・臨場感(リアリティ)が強いこと

が満たされると、エフィカシーが上がります。

 

「エフィカシー??」

ゴールとエフィカシー

『コーチング』とはエフィカシーを上げることです。

コーチング理論に触れたことがない人にとって、エフィカシーというのは聞きなれない言葉だと思いますが、その定義は以下の通りです。

 

【 エフィカシー:自分の能力に対する自己評価 】

 

「自分にできないわけがない」というエフィカシーを持つのと、「自分にできるわけがない」というエフィカシーを持つのでは、同じ能力でもパフォーマンスに大きな差が出ます。

 

自分で言うと、

「なんだこいつ!」

と思われるかもしれませんが、わかりやすい例なので挙げてみます。

僕は中学生の時は、常に学年で2番をキープするような、けっこう勉強ができる生徒でした。

「自分にできないわけがない」

「自分にとっては朝飯前だ」

という高いエフィカシー(自己効力感)を持っていたからです。

勉強するのを努力と感じたこともなく、フルのモチベーションで、本当に「楽勝」でした。

その流れで、高校は県内一の進学校に進学したんですが、途端、学年で最下位レベルに陥落しちゃったんです。

「自分にできるわけがない」

「この学校で自分が頭角を表せるわけがない」

という正反対のエフィカシーを持っていたからです。

高校では勉強することに対して臨場感を持ったこともなく、勉強した記憶もありません。

いわゆる劣等生ってやつです。

 

こんな感じで、エフィカシー次第で自分のモチベーションと、そこから受け取る結果というのは大きく変わってくるのです。

エフィカシーが上がれば自然に集中できる

生き物にはホメオスタシス(恒常性)という「現状を維持しようとする機能」が備わっています。

もし、あなたが「want to」かつ、臨場感の強いゴールを設定することができれば、脳はゴールの方を「現実」だと勘違いして、その現実を維持しようと働きます。

現状がゴールへと引っ張られるのです。

これがエフィカシーの正体です。

くどいようですが、エフィカシーが上がればモチベーションまみれになります。

極端な話、羽交い締めにされようが、マウントを取られようが、それを振りほどいてでもやろうとするくらいのエネルギーで満たされます。

ゴールに対して、文字通り「無我夢中(集中)」になって、このエネルギーが強ければ強いほど『ゾーン』と呼ばれる超集中状態に入りやすくなります。

そうなってくると、もう巷に溢れる対症療法的な「集中力を高める5つの方法」「集中力を高めるためのBGM」なんてものに頼る必要がなくなってきますね。

『自分にできて当然』という感覚が重要

繰り返しになりますが、自分がやりたいことをやること、そしてそこに強い臨場感を持つことが重要です。

思い出して欲しいんですけど、あなたが何かを成し遂げた時、「自分にはできて当然」という感覚がありませんでしたか?

 

自分に対するイメージのことをセルフイメージと言います。

そして、基本的にゴール」と「セルフイメージ」はイコールです。

つまり、「自分にできないわけがない」というセルフイメージを持つことで、それはゴールとして達成されることになるのです。

「自分は集中できる人間だ」というセルフイメージも然りです。

ですので、もしあなたが「自分は集中力がない人間だ」というセルフイメージを持っているなら、そんなものは捨てちゃってください。

 

あなたは集中できる人間です!


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この記事のまとめ

最後に、この記事のポイントをまとめておきますね。

・人間の脳は、注意力散漫にできている

・注意『力』とは、いくつもの◯◯力が合わさったもの

・自分の意志を頼りに集中しようとするよりも、環境をマネジメントした方が簡単

・やる気を出そうとするよりも、集中のための理由を作ろう

・ノイズは積極的に排除せよ

・『動機×ノイズ除去』で脳は勝手に集中モードへ

・コーチングとはエフィカシーを上げること

・コーチングによって脳はゴールへとロックオンされる

・コーチングによってシンプルに集中モードに入ることができる

・「自分はできて当然だ」というセルフイメージを持とう

この記事が、少しでもあなたの集中力開花の手助けになれば嬉しく思います。



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