集中力を高める方法!デキる人は己を知る【賢者の仕事術】
集中力を高める

こんにちは、不動産営業マンであり、かつヒプノセラピストの長尾啓二です。

今日は「集中力を高める方法」について解説します。


多くのインターネットの記事からこの記事を選んでいただき、有難うございます。


この記事にたどりつかれたということは、「集中力を高める方法」について、その意味と具体的な方法について、色々と検索されていたからですよね?


『鬼滅の刃』の大ヒットで『全集中の呼吸』という言葉に大きな注目も集まっていますよね。

あんな風に、集中したい時に『全集中!』とできれば、どんなに素晴らしいことでしょう。



「集中力があれば、仕事を効率的に進められる!」

「集中力を磨いて、受験勉強をスムーズにこなしたい!」


「今度の試合で結果を出すために、集中して練習に取り組みたい。」


集中力を養いたい、高めたいという方は自己実現を心から渇望している方だと思います。


この記事では

  • 全集中に入る方法・集中力を高める方法
  • 集中力の本当の意味

  • 集中力を高めるために本当に必要なスキルとは?
  • 集中力を高めるとどんな自分が待っているのか?

について記載してます。


この記事には多くの情報を詰め込んでいます。

出来ればメモを取りながら読んでいただくことを推奨します。


そしてこれを読めば、あなたも先人たちのように「集中力」を高め、別次元の人間に変化することを保証します。


ぜひご一読ください。

また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。

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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。

ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。

興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。


では、本題に入りますね。

全集中に入る方法・集中力を高める方法

集中力を高める方法
仕事も勉強もはかどる。

「集中力を高める」

受験、スポーツ、仕事に携わっている人には、欲しい力ですよね。

私も欲しかったです(笑)


集中力を高めることが出来れば、時間短縮など、圧倒的に効率が上がります。

では集中力が高まった状態ってどのようなものでしょう。


自覚できるところは、

  • 「無我夢中」
  • 「雑音が氣にならない」
  • 「没頭している」


そんな感じですよね。


でも思い出して下さい。

一度や二度、誰でもそんな経験はなかったでしょうか?


私を含め多くの方は経験してると思います。

要はその時の状態を再現したらいいんです。


集中力が高まっているとき、私たちはどのような状態でしょう?

「楽しく、苦しまず、取り組んでいる」

「ずばり、好きなことをしている時。」


そんな時ではないでしょうか?

「集中力」が極度に高まると「夢中」になっています。


そしてこのような時、私たちの体に変化があります。

「脳波」が理想的な状態になっているらしいのです。


アルファ波とかベータ波などは聞いたことがないでしょうか?

その波の一種でシータ(θ)波になっているらしい。


このシータ(θ)波はウトウトしている時やとてもリラックスしている時に出る穏やかな脳の状態です。


またこの時、脳の中にドーパミン、アドレナリンと言われる脳内麻薬物質とも言われるホルモンが分泌されてます。


これらは脳に快楽と、安定を与えてくれます。

快楽と安定、良いですよね。

これで仕事も勉強もはかどるなら、もっけの幸いです。


ではどうやってこの状態に自分を持って行き、集中力を高めるかです。

それをこれから見て行きましょう。

集中力と大量行動が差がつく秘訣

集中力と大量行動が差がつく秘訣
大量行動で集中力が磨かれることがある。

「大量行動」という言葉を聞いたことはありませんか?

ビジネスの成功法則で「大量行動の法則」というのがあります。


呼んで字のごとしなのですが、「行動を大量にしろ」というものです。

「量」をこなせば「質」が上がるとも言われます。


この成功法則には賛否両論あります。

「考えてやらねば、無駄だ。」とか。

「疲れるだけだ。」など。


私の実体験から言いますと、「大量行動」はすべきです。

勉強、仕事、スポーツ。ジャンルを問わず、初めてのことに取り組むときは、特におすすめします。


間違っていてもいいのです。

「量」をこなすと「経験」が増えるのです。


私は不動産営業のお仕事をメインにしてます。

18歳で不動産の仕事をした時、当然右も左も分かりません。


当時は考えた訳ではないですが、「量」はこなしました。

多い時で残業月300時間近くやってました。


その結果、現在は「土地」については大体見ただけでほぼ判断が付きます。

自慢話ではないのです。


大量の経験が「勘」を作ってくれた。

そしてその「勘」を働かせる時だけ、「集中」すればよいのです。


また、「大量行動」している時は、余計なことを考えません。

ただ、こなすだけ。


実は先に脳波を述べたのはこの事なのです。

忙しすぎて精神がイッちゃいます(笑)。


あの頃は正に「無我夢中」でした。

これ今思えばトランス状態だったんですね。


トランス状態とは簡単に説明すると「意識が拡大した状態」を指します。

トランス状態の時、脳波はシータ(θ)波なのです。


「大量行動」の先に「集中力」が高まることがあるのです

「大量行動」と「集中力」があれば、他より一つ抜きんでることが可能です。

全集中の秘訣は己を知ること

集中力の秘訣は己を知ること
集中力は自分の内面から練り上げていくもの。

「集中力」を高める。

そのためには、最初の段階として「己」を知ることが必要です。

「己(おのれ)」とは「自分自身」のことです。


では、なぜ「己(おのれ)」「自分」を知る必要が集中力を高める秘訣になるのでしょう?


それは「集中力」は外部から何かを取り入れて、高めるものではないからです。

一番最初に「脳波」「脳内麻薬」の話を出したのはこのためです。


あくまでも自分の内面を見つめて、練り上げていくのが「集中力」です。

  • どんな時に集中できるのか?
  • どんな時が夢中なのか?

  • 何が起これば氣が散るのか?
  • どんなことにストレスを感じるのか?


まず自分を知り、集中力が出やすい環境づくりをするのです。

私と一緒にまず「自分」を知りに行きましょう。

自分はどんなとき『全集中』できるか?

自分はどんなとき集中できるか?
対象に興味がある時、集中できる。

自分が「集中」出来るのはどんなときでしょうか?

ここで一つキチンと区別します。


「集中」と「夢中」は少し違います。

「集中」は自分で意識して、対象に心を合わせることです。


「●●に集中する。」

「◇◇は集中してやらねばならない」
など。

自覚的なのです。


対して「夢中」は、意識せずとも、無意識にて対象に没頭していることです。

「集中する環境を作る。」と言いますが、「夢中になる環境を作る。」とはあまり言いませんよね?


この微妙な差を押さえておきましょう。

さて本題です。


「集中できるとき」

言い換えれば、「意識して対象に心を向けれるとき」です。

これは二つの種類があります。

  1. 対象に興味があるとき。
  2. 環境によるもの。


1の事例を上げましょう。

今、あなたが自己啓発について関心があるとします。


ふと本屋に立ち寄ると自己啓発の最新刊が出てました。

あなたは興味が湧いたので、その本を手にとり触りの部分を読み始めます。


その時、あなたの「意識」は本の内容を知るために「集中」しているのです。

これが占い本ならあなたはそうしなかったでしょう。


2についてはこんな感じです。

私は何かに集中したいとき、あえて「カフェ」を使います。


完全な静寂の中では逆に氣が散るからです。

適度な音楽、適度な雑音、人の気配。


これが私が集中できる「環境」です。

これらのことから「集中」はどんなときにできるかが分かります。


私たちは

  • 「興味がある」
  • 「関心がある。」

  • 「好きなもの」
  • 「安定しているとき」


集中できるのです。


何に集中するかを、予め選んでいるのです。

逆に興味などないものは集中しにくいと言えます。


あなたが「興味があること」など、また「安定できる」環境など、その都度メモをしておきましょう。


明文化しておくと自分がどんな時に集中できるかポイントが分かります。

自分はどんなことに夢中になるのか?

自分はどんなことに夢中になるのか?
無自覚で没頭できるのが夢中。

「集中」に対して「夢中」はどうでしょうか?

前にも書きましたが自覚なく、無意識で対象に没頭できる状態です。

集中は自覚的ですが、夢中はほぼ無自覚です。


例をいくつか上げましょう。

私が若かった30年前、ビリヤードが流行しました。


私もはまり、仕事が明けてから友人とビリヤードをし、氣がついたら夜明けだったこともあります。


他の例では、スマホゲームに没頭している方もそうでしょう。

さらには、好きな音楽グループのコンサート会場での自分。


好きなチームを応援している時の自分。

大好きな趣味に高じているとき。


「時間を忘れて」のめり込んでます。

「集中」は自分が興味あるものに取り組んでいる時、高められると書きました。


しかし、それだけではなく、集中できる「時」や「環境」といった、自分があえて「集中」出来るように選択することも可能です。


それに対して「夢中」も自分が興味ある対象に没頭するところは似ています。

しかし、「夢中」は「集中」のように「時」や「環境」を問わず、「我を忘れて」没頭することが可能です。


極端な話、その対象が「好きなこと」でなくてもいいのです。

あまり良くない例えですが、人を殺めた犯人が、死体を地中に埋めるとき、「夢中」で地面を掘ったというのもあります。


「締め切り」に追われてやっているというのも、私は「夢中」だと思ってます。


「今日中に売り上げまとめなければ!(課長に叱られる!)」(笑)

「やべ!これ早く片付けなきゃ、母ちゃん(あるいは嫁さんも可)にどやされる。」
など。


「(とりあえず)大急ぎで『●●』をやってしまえ!」という状態の時です。

「夢中」は「集中」に比べて、「特定のこと」に「興味」「関心」があるかがポイントになるようです。


あなたが夢中になった「こと」、思い出してみて下さいね。

自分はどんなことに気が散るのか?

自分はどんなことに気が散るのか?
気が乗らない。疲れている。集中出来ない。

「気が散る」とはまさに「集中できない」状態を指しますよね。

これは私を含めた、皆さん散々に経験済でしょう(笑)


「テレビの音がうるさくて、気が散る。」

「隣の人たちの会話が聞こえて気が散る。」

「スマホが気になる。」
(笑)


例を上げれば切りがありません。

また「集中できる環境」の元でも、気が散る場合もあります。

「何となく気が乗らない」


もうこうなると「集中」出来ないことへの言い訳オンパレードです。

「気が散る」状態とは、いま取り組もうとしていることに「深い関心がない」状態です。


「興味が薄い」

「それほど(自分では)重要とは感じていない。」

「気が乗らない。」



そんな状態です。

先ほど、「集中」と「夢中」でも見てみましたね。


対象に好き嫌いはあったとしても「興味が薄い」「関心がない」とそもそも「集中」にも「夢中」にもなれないものです。


もちろん気が散るのは、これだけではありません。

体が疲れている時、

心が疲れている時。



これも気が散る原因になります。

全身疲労感満載で、集中しろと言われても、それは無理ってものです。


少し趣旨は異なりますが、脳の状態にも気が散る原因があるそうです。

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの金井良太博士の研究チームが、すぐに気が散ってしまう人においては脳のある部位にある灰白質が平均より多いことを発見しました。


つまり、集中力のない人は脳(の一部ですが)が大きい

(中略)

左上頭頂小葉が大きい人は気が散りやすいことが言えます。

(中略)

言い換えると「灰白質の量が多い」ということは脳が未成熟だということかも。

(注釈:文字装飾は筆者)

出典 「気が散りやすい」人は脳が「大きすぎる」? 集中力向上の最終手段開発なるか…!?

参考ですが、気が散るのにはこういう事例もあるのです。


関連記事:
集中力が続かないあなたへ!集中力を持続させるシンプルな秘訣

自分はどんなことにストレスを感じるのか?

自分はどんなことにストレスを感じるのか?
自分の思うようにならない時。

「ストレス」

ここでその意味を再確認しておきましょう。

ストレス 

精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされる生体機能の変化。


一般には,精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう。

「 -を解消する」


(注釈:文字装飾は筆者)

出典  Weblio 国語辞典


一般的には苦痛や負担を感じることを「ストレス」がかかると言いますね。

さて、私たちはどんなことにストレスを感じるのでしょうか?

これはネットで調べると「ストレス ベスト10」などよく出てます。


そしてその内容もほぼ同じ(笑)

だいたい上位を占めるのは、

  • 「職場関係」
  • 「仕事関係」

  • 「人間関係」
  • 「家庭関係」

です。


ではどの場面で、ストレスを感じるのでしょうか?

  • 「自分の思ったとおりにならない時。」
  • 「注意された、叱られた。」
  • 「初めてのこと、苦手なことに取り組むとき。」


などらしいです。


これを見たら、私たちにも共通点がありますよね?


「うまくいかない時。」

「思ったようにならない時。」



こんな時に私たちはストレスを感じるようなのです。

これはほぼ全員に言えることかも知れません。


ちなみに私はちょっと違ってて、レジや受付で待たされるとき、激しいストレスを感じます(笑)


でもこれ冗談ではないんです。

これもまた「思ったようにならない」からなんですね 。

自分の集中力が持続する時間は?

自分の集中力が持続する時間は?
人は生き残るために「集中出来ない」ように作られている。

脳科学の分野でも人が集中力が持続できる時間の指摘は、千差万別です。

3分、15分、30分、45分、60分、90分とバラバラです。


元々「人」は眼から入る視覚情報に9割頼っているので、集中が出来ないようになっているらしいです。


原始、人はその身を危険から守るため、一つのことに集中してはいけないようにに作られているそうです。


私の個人的な体験では、通常は15分程度じゃないかな?と感じてます。

ただ、興味が深い対象(こと)なら90分近く持っていた可能性があります。


あなたも、一度ご自分が「集中」出来ている時間を計るなどして、客観的にみてみるのも良いと思います。

短くても良いんです。


ここではまず「己(おのれ)」「自分」を知ることが大切なのです。

仮に90分続けれたとしても、その後はヘトヘトになると思われます。


「人」は元々集中できないように作られているならば、それは当然のことなのですから。


この記事は「集中力」を持続させるのが目的ではありません。

「集中力」を高めるのが目的ですからね。

誰でも『無我夢中』になった経験はある

誰でも『無我夢中』になった経験はある
集中の最強のありかた。「無我夢中」

先ほども書いたとおり、この記事の目的は「集中力」を高める!です。

そしてそのために「己(おのれ)」を知ることでした。

  • 「どんな時に集中できるのか?」
  • 「どんなことに夢中になれるのか?」

  • 「どんな時に気が散るのか?」
  • 「どんなことにストレスを感じるのか?」

  • 「集中力が持続する時間は?」

では、自分が集中でき、夢中になり、ストレス感じず、長時間集中出来れば、無敵ですよね?(笑)


これらを全て網羅するのが「無我夢中」です。

「夢中」と似てますが、少し違います。


「無我」これは「我(自分)が無い」ということです。

自分を忘れて没頭している状態です。

誰にでもそうなった経験はないでしょうか?


「無我」は元々仏教の用語です。

「自分に囚われる心を超越する」意味があります。

自分を超越して夢中になってる状態です。


例えばお仕事で、あと一件契約が取れれば、昇進すると決まってた時。

決められた期限までに「無我夢中」で契約を取りにいったこととか。


恋人候補の人から、少し無理なお願いをされた時。

「無我夢中」でその解決に当たったことなどないですか?


また幼少時に犬から吠えて追っかけられ、無我夢中で走って逃げたということはないですか?


その経験を思い出してみて下さい。

それが「集中力」を高める段階に入る方法となります。

『無我夢中』を自在に創り出せれば最強

「無我夢中」は創り出せる。

集中でき、夢中になり、ストレス感じず、長時間集中力を持続している状態。

これが「無我夢中」です。


集中力が極限に高まった状態だと言えるでしょう。

これを自由自在に創り出せれば、人生最強です。


そしてそれは創り出せるのです。

一番最初にこういうご紹介をしました。

正に「無我夢中」でした(笑)

これ今思えばトランス状態だったんですね。


トランス状態とは簡単に説明すると「意識が拡大した状態」を指します。

トランス状態の時、脳波はシータ(θ)波なのです。


ここでトランス状態という言葉を出しました。

これについてもう少し詳しく解説しましょう。


トランス状態とは変性意識状態とも呼ばれます。

普段の意識とは違うところにいる状態です。


俗な言葉で言えば、完全にイッちゃってる状態です。

薬物を使ってこの状態に入ったりする、少し危ない印象もあります。


しかしアップルの故スティーブ・ジョブス氏は瞑想でこの状態になったと言います。


またMLBのイチローさんも打席に入る前に「ルーティン」でこの状態になったと言われます。


ここで「ルーティン」とは「決まった動作」を意味します。


心理学、脳科学のお話になりますが、「アンカー(記憶)」「トリガー(引き金)」を利用しているのです。


「自分は集中するのだ。」という記憶(アンカー)を決まった動作で引き金(トリガー)にして入る訳です。


この時出ている脳波が「シータ(θ)波」と呼ばれるものです。

一般的にリラックスや、能力開発で有名な「アルファ(α)波」よりもゆったりとした波長です。


普通集中し過ぎると、心が緊張状態になりリラックス出来ません。

しかしシータ波の状態は、集中とリラックスがほどよいバランスで混在していると考えてもらって結構です。


いわゆる「ランナーズハイ」の状態ととらえて下さい。

私もこの経験はあります。


最初に書きました「大量行動」の結果、完全にイってしまいました。

疲れがなく、長時間の集中が可能でした。


変性意識という本来の自分とは別の意識に行ってるんですね。

これは正に「無我夢中」です。


危険なやり方はお勧めできません。

しかしスティーブ・ジョブス氏の瞑想や、イチローさんの「ルーティン」などの事例のように合理的安全に、「無我夢中」の域に入ることが出来ます。


やり方と練習でこの領域にたどりつける訳です。


参考記事:
瞑想の効果を最大限に発揮して望む人生を生きる方法


参考記事:
瞑想のやり方をミスっていませんか?これだと効果は得られません

集中力に必須な3つのポイント

集中力に必須な3つのポイント
集中力を高めて、人生の質を上げる。

ではここから、集中力を高め「無我夢中」になるためのポイントを確認して行きましょう。

ポイントは3つです。

  1. 目的意識がある
  2. ノイズや邪魔するものがない
  3. 疲労しすぎていない


この記事を訪問してくれたあなたなら、もう既にどなたかの記事で「3つのポイント」などをご存じかも知れません。

そして「あれ?」と思われたでしょうか?


集中力アップの記事は数多くあります。

そしてどの記事も素晴らしいものです。


ただこの「賢者の知恵袋」はより実践的に、やり方さえハッキリ分かれば、誰にでも実現可能になるように発信しています。


集中力を高めて「記憶」をよくしたい訳ではないのです。

集中力を高めて、人生の質をより良きものにするのが目的です。


「無我夢中」になるのも、仕事を楽しく効率的に進めるための「手段」です。

そのつもりで、これから3つのポイントを押さえて行きましょう。

目的意識がある

目的意識がある
「目的意識」を明確に、明確に持つ。

1つ目のポイントは「目的意識」がある、です。

「目標」ではないのです。

「目的」です。


「目的」は「自主的」なものです。

改めて、目的の意味を確認してみます。

1 実現しようとしてめざす事柄。

 行動のねらい。

 めあて。

 「当初の目的を達成する」「目的にかなう」「旅行の目的」


倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。

出典  コトバンク


集中する目的をハッキリ持ちましょう。

この目的には二つの意味があります。

  • 何に対して集中するのか?」
  • 集中する目的は何なのか?」

です。


例を上げます。

「今日中に会議資料を50ページを作製する。」

「今日中に英単語30個を覚える。」



これらの場合、「会議資料作成」「英単語記憶」目的です。

これを明確にしましょう。


よくある手ですが、紙に書いて目の前に貼るというのも効果があります。

なんだそんなこと?と思われるでしょう。


しかしここが「目標」と「目的」の違いです。

目的は、最終的に実現しよう、成し遂げよう、到達しようとして目指すもの。

目標は、さしあたって実現させたり、成し遂げたり、到達しようと目指すものをいう。

出典 「違いがわかる事典 『目的』と『目標』の違い


「目的」は最終的に到達するものです。

そして揺らがないものです。

目標と目的が混ぜこぜになるので、最終的に何も達成できなくなるのです。


上の例でいうなら、「会議資料を作っていたはずが、いつの間にか来月の統計資料を作ってた。」とか。


「英単語勉強していたのに、数学にも手を出した。」

などあるある話になるのです。


ここで「集中する目的」が大切になります。

それは「短い時間で、効率的に、楽しく」やってしまうこと。


これは全てについて当てはまる「目的」です。

まずこれらの「目的意識」を持ちましょう。


関連記事:
目的意識で成否が決まる?日本人の苦手なゴール:目的思考



関連記事:
目的と目標の違いとは?目標はあるけど目的がない人は成功できない


関連記事:
抱負の意味とは?目標やゴール設定との違いを理解しておこう

ノイズや邪魔するものがない

ノイズや邪魔するものがない
自分が集中しやすい環境を作る。

2つ目のポイントは自分が集中しやすい環境作りです。

「目的意識」をしっかり持ったとしても、周りが「騒音」だらけや自分の子供たちに邪魔されるようなら、普通の人は集中できません。


集中できる時間は所説ありますが、最大でも90分。

その90分間だけでも目的に集中出来る環境を作りましょう。


ここで活きてくるのが「集中力の秘訣は己をすること」で確認したことです。

自分が集中出来る環境を選ぶか、作るのです。


私の場合は「カフェ」でした。

これも個々の好みに合わせればいいのです。

  • 「図書館」
  • 「ホテルのロビー」

  • 「移動中の電車の中」
  • 男性で意外に多いのが「トイレ」(笑)。


これ笑い事ではなく、私の本業である不動産営業ではマジで要望ありますよ。

「トイレに本棚作ってくれ」って(笑)。


なおノイズや騒音について、ちょっとしたコツをお知らせします。

あまり静かすぎると「集中」がそがれるそうです。


脳に余裕がありすぎると、余計な思惑が浮かんでくるらしい(笑)


「腹減った。」

「あ、●●さんに電話するの忘れてた。」

「そういや今夜、サッカーみようかな?」
などなど。


ほっておくと脳は煩悩の嵐になるそうです。

カフェなどで適度な音量で音楽が流れているのは、そういうところも意識しているそうです。


人って勝手な生き物ですよね(笑)。

適度なノイズがある方が集中しやすいそうです。

疲労しすぎていない

疲労しすぎていない
疲れていれば「集中」できない。

3つ目のポイントは疲れ過ぎていないということです。

これはある意味当然ですよね。


「目的意識」もあり、「環境」も整えてても、クタクタなら集中は出来ません。

この疲労も色々な場面があります。

  • 激しい労働や、激しい運動による疲労。
  • 睡眠不足による疲労。
  • 人間関係や職場関係による精神的な疲労。


実は全ての疲労は「脳」が原因だという説があります。

肉体的、精神的にストレスがたまると、脳が疲労回復の指令を出すそうです。


ストレスがたまりすぎると、脳内の処理情報が増えすぎて、活性酸素というものが発生するそうです。

これにより脳が酸化ストレスにさらされて、本来の動きが出来なくなる。


これが疲れの原因と言われています。

ここでも「己(おのれ)」を知ること、知ったことが有用になります。


自分がどんなことに「気が散る」のか?。

「ストレス」を感じるのか?


それを平時から気を配ることが、集中する時に役に立ちます。

ちなみにストレス解消や、疲労回復には睡眠が一番良いらしいです。


職場にいてると難しいかもしれませんが、15分程度のお昼寝は効果絶大です。試してみて下さい。

集中力とコーチング理論

集中力とコーチング理論
コーチングが集中力を高める鍵。

集中力を高めるために自分の事を見つめなおし、ポイントを確認してきました。

いよいよ実際に「集中力」を高める方法を皆様と見て行きましょう。


ここまでご覧になられたとおり「集中力」を高めるのは、あくまでも自分の内面を高める作業です。

なぜ「己(おのれ)」「自分」を知る必要が集中力を高める秘訣になるのでしょう?

それは「集中力」は外部から何かを取り入れて、高めるものではないからです。


ある意味自分の内面及び脳内の最適化ですね。

そしてこの目的のためには「コーチング」理論に基づくのが最適なのです。


さてコーチングとは何でしょうか?

それは「相手の可能性を伸ばし、目標達成のためスキル」と定義出来ます。


関連記事:
目標設定が上手い人と下手な人の違いとは?コーチング理論の理解が鍵


関連記事:
モチベーションの上げ方!コーチング理論に沿って丁寧に確実に


少し分かりにくいでしょうか?

それではコーチングに対してティーチングというものがあります。


ティーチングは「目上(上司・先生)が目下(部下・生徒)に対し一方的に知識と情報を与えるスキル」です。

基礎学習などではティーチングが有効です。


しかし自分を高めるにはコーチングの方が有用なのです。

コーチングはクライアントに新しい気づきをもたらせて、視点を増やします。

そして考え方と行動の選択肢を増やし、目的に必要な行動を促すスキルです。


集中力はあくまでも自分の内面の問題であり、一方的に教わって習得できるものではありません。


自発的な行動を促すコーチングが一番合っていると見ています。

そしてこのコーチングこそが、集中力を高める鍵になります。

目的意識=ゴール設定

目的意識=ゴール設定
目的意識、ゴール設定、マインドセット。

「目的意識」については先にご説明しています。

ここではより具体的な進め方を見て行きましょう。


目的意識として「何に対して集中するのか?」「集中する目的は何なのか?」を掲げましたね?


これをより分かりやすくするために「ゴール設定」というものを設けます。

目的意識をさらに明確化したものが「ゴール設定」とお考え下さい。


関連記事:
目的とは何か?何をやるにおいても最重要なのが目的である


そしてこの「ゴール設定」は「マインドセット」と呼ばれるものと同じです。

少し「マインドセット」について簡単に説明します。


「マインドセット」は「考え方の枠組み」あるいは「心構え」です。

自分自身が今持っている思考回路と思えば分かりやすいかと思います。


関連記事:
マインドセットの意味、そして使い方、変える方法を解説


具体例です。

例として「今日の午後6時までに、明日の会議資料20ページを作る」をゴール設定としましょう。


これが「マインドセット(心構え)」であり「目的を持つべき意識」です。

これに集中するために、自分が集中しやすい環境を用意します。


自分が集中出来る時間を意識し、集中が切れそうになれば、休憩を入れる。

それを細かく意識します。


できれば紙に書きだして、目に見える場所に貼っておくのが効果的です。

「自分自身に宣言し、そのゴールに向かって進めていく」ようなイメージです。


実はこの「ゴール設定(マインドセット)」は大変重要なものなのです。

集中においてここは決めたら完成するまで変えない、やり遂げるという意識を持つことが要となります。

ゴールの2大要素とエフィカシー

ゴールの2大要素とエフィカシー
ゴール設定の2大要素を理解すると、エフィカシーが高まる。

「集中力」を高めるにあたり、「ゴール設定」が有用なことを説明しました。

ここではその重要性について、さらに詳しくお伝えします。


「ゴール設定」=「マインドセット」は自分の考え方を変えることです。

例えば今まで「ダラダラ」と2時間かけてやっていた書類仕事を「30分で完成させる」と考えます。


2時間かかったものを30分でするということは、自分自身の未来の在り方を変え、今の自分も変わる必要があります。


だからマインドセットなのです。

この「ゴール設定」には2つの大変大きな要素があります。


一つは「主体性を発揮する、自己責任の原則。」

二つは「記憶の最適化、記憶そのものに感謝する。」です。


「自己責任の原則」からご説明します。

「主体性を発揮する、自己責任の原則」とは過去の行いの責任は全て自分にあるということを自覚すること。


そしてこれから選択、行動し、その結果を含めて全責任は自分にある、と自覚することです。


自分の選択と行動で未来が変わると気付くことです。

この部分が弱いと「ゴール設定」がぶれるのです。


そして二つ目が「記憶の最適化、記憶そのものに感謝する。」です。

例えば、先ほどの例で2時間かかるものを30分でやるという「ゴール設定」にしたとします。


これは未来設定とも言えます。

そして設定した現時点から過去の記憶を振り返り、どうすれば「ゴール」が達成できるかを考えます。


すると今まで無理と思っていたことが、記憶を組み替えることで可能だと気付くのです。


これは「記憶の配列」に変化が起こったのです。

「未来」を定め、そのために「記憶を最適化」すれば、「未来は変わる」のです。


そうなると今まで自分が経験してきたこと、記憶に感謝することになります。

ではその結果、私たちはどういう存在になるでしょう?


「エフィカシー」の高い人間になります。

「エフィカシー」とは「自己効力感」を意味します。


関連記事:
自己効力感とは、簡単にモチベーションを高め、成功する鍵となるもの



「エフィカシーが高い人」とは自分に対する信頼感が高い人で、自分の能力を信じてる人です。

「自分になら出来る。」と根拠を持ったセルフイメージを持った人なのです。


ゴールの2大要素を理解すると、エフィカシーの高い人間になる。

そして先に述べた「コーチング理論」こそがここに到達できるスキルです。

エフィカシーの高い人は尋常じゃない集中力を発揮できる

 エフィカシーの高い人は尋常じゃない集中力を発揮できる
豊臣秀吉像(逸翁美術館蔵) 秀吉は歴史上、最もエフィカシーが高い男だった。

鶏が先か、卵が先かのような話になりますが、「エフィカシー」の高い人はとんでもない集中力を発揮します。


日本の歴史上、これが最も高かったと思われるのは「豊臣秀吉」です。

足軽という最下層の身分から、関白といういわゆる「天皇代理」まで上り詰めた男です。


教科書に出てくるからご存じだと思います。

秀吉は関白(太閤)以降はプランがなく晩節を汚しましたが、それまではとても自分に対する信頼度が高く、自分の能力に疑いをもってませんでした。


「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」の例えどおり、全てを現実化できたのです。


彼の伝記を読めばわかりますが、短期で勝敗を付けるという点では有史以降彼の右に出る者はいません。


秀吉が速いのは「集中力」が尋常ではないからです。

自分自身の集中力もそうですが、力を一つの所に集める技も秀吉ならではです。


例を上げると「墨俣(すのまた)の一夜城」「(討たれた信長の弔い合戦としての)中国大返し」などがあります。


「墨俣(すのまた)の一夜城」はさすがに誇張はあるものの、現在でいうプレハブ工法のようなもので数日で作ったらしいです。


また「中国大返し」では岡山~京都(大山﨑)までの230km を軍隊つれて、10日間で帰ってきたというとんでもないことをしでかします。


これほぼ走ってるのと同じです。

秀吉が自己効力感(エフィカシー)が高かったのはお母さん(大政所)の育て方が良かったという説もあります。


実は私たちもこれを「後天的」に作ることが出来ます。

「集中力」を高めることで、それが可能なのです。


何故ならば「集中力」を高めることは自分と向き合うことに他ならないからです。


未来にゴール設定をし、過去の記憶の配列を変えて、実行する。

これは「集中力」を高めるポイントでした。


集中力が高まり、成功事例が増えると自ずから「記憶に感謝、経験に感謝」することになります。


それがさらに「エフィカシー」を高めてくれるのです。

この記事のまとめ

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集中力を高めると「人生」が変わる

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

集中力を高める方法として、可能な限り皆様に分かりやすく書いて行きました。


集中力を高めることで、エフィカシーが高まるという効果もあることが、ご理解してもらったことかと思います。


長くなりましたのでここで全体のまとめとします。

  • 集中している時の脳波は理想的な状態になっている。
  • 大量行動が集中力を高めることがある。

  • 自分が集中出来るとき、夢中になれるとき、気が散るとき、ストレスがたまるとき、集中が続く時間などを把握する。

  • 無我夢中が最強の集中状態。
  • 集中力を高めるには、目的意識がある、邪魔するものがない、疲れすぎないなどのポイントがある。

  • 集中力を高めるにはコーチング理論が最適である。
  • 集中力を高めると自己効力感、いわゆるエフィカシーが高まる。

この記事があなたの集中力を高めることについて手助けになれば、本当に嬉しいです。


多くの情報を入れ込んだので、繰り返し読むか、ブックマークするなどして、必要な時に呼んで頂ければ幸いです 。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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