「自信がない」
これから未経験、未知の分野に取り掛かる必要が生じたあなたは、不安を感じていませんか?
どうすれば、うまく進めることが出来るだろう?。
こんなことをしたら笑われるのでは?
初めての経験で、どんな結果になるか分からないから怖い。
例えば、直面した新しい問題。
・新規分野での事業開拓、営業ルートの確保
・新しく好きになった異性への接し方
・外国語を習得しなくてはいけなくなった
などなど、、、、
分かります。
自信がないですよね?
私も昔、初めての仕事の前に立ち竦んでしまったことがあります。
私の場合もうまくいくかどうか、「自信がなかった」からです。
そんな同じ悩みを抱えるあなたへ。
この記事には私の事例も含め、「自信がない」状態から「自信を持つ」状態へ行くためのノウハウが書いてあります。
・自信のなさの本当の原因とは?
・自信を科学的に分析して、自信そのものを知る。
・誰もが自信をつけられる考え方と行動の仕方
それを書いています。
あなたも私がやったように自信を作りましょう。
そしてどんな問題が起きても、「自信」をもつやり方を学びましょう、
また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。
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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。
ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。
興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。
では、本題に入りますね。
『自信がない』とはどういう状態か?
「自信がない。」
新しいことを始める時、くじけそうになりますよね。
この時、自分がどういう気持ちであるか?
確認してみましょう。
・失敗するんじゃないか?
・続かないんじゃないか?
・完璧にできないんじゃないか?
・みなに迷惑をかけるんじゃないか?
・笑われるんじゃないか?
これ不安と取越苦労です。
これが「自信がない」状態ですね。
「自信」これは字のままで「自分を信じる」ことです。
「自分」なんです。
あなたを取り巻く周囲ではない。
あなたがこれからする「結果」でもない。
「自分」です。
もしあなたがこれから取り掛かること。
このことが完全に出来る「自信」があるなら、それは自信ではない。
「確信」なんです。
確たる自信は「確信」と言います。
新しいことを始めるにあたり、「自信」が持てないことは当然です。
逆にこの状態で「自信」があるなら、それは「自信過剰」です(笑)
同じく「確信」があるなら「妄想」だと言い切りましょう(笑)。
誰もが最初は「自信がない」状態から始めてます。
ではこの状態から「自信」をつけるには?
それを次章から一つずつ見て行きましょう。
自信がないのを自分のせいにする必要はない
「自信がない」
あなたは、今、なぜ、この状態なのでしょうか?
ご安心下さい。
この「自信がない」状態はあなたのせいではありません。
具体的に、なぜあなたのせいではないのか、見て行きます。
先ほどの章で、お伝えしたことを思い出して下さい。
「不安」と「取越苦労」
私はこう書きました。
新しいこととは、未知、未経験のことでもあります。
別の章で詳しく述べますが、知らないことに人は不安を感じます。
当然のことですね。
不安を感じると私やあなたの脳に変調が出ます。
私たちの脳内には「セロトニン」というホルモンがあります。
このホルモンの役割は「精神の安定」です。
私たちの脳は未知・未経験の事に直面すると、ストレスを感じ「セロトニン」が減少します。
これが不安を生み、「自信のなさ」につながる原因です。
実は「自信のなさ」は脳内の働きによる自然な姿なのです。
だからあなた個人のせいではないのです。
未経験・未知なことに自信が持てないのは当たり前
体験したことがない。知識がない。
そして未知、未経験のことに取り掛かる。
そんな状況で「自信」が持てないのは当然のことです。
それは未知、未経験を危険なものとしてとらえる本能があるからです。
(参考記事 ホメオスタシスと変化への恐れ )
1・全てのものは維持される「ホメオスタシス」という脳の機能がある。
2・「未知を恐れる」という脳のプログラムがある。
どちらも「生命」を維持するために、ほぼ全生命にある機能です。
少し解説します。
「ホメオスタシス」とは「恒常性」とも言われます。
そしてこの「恒常性」ですが、いつも同じ状態であろうとすることです。
例えば、あなたが新しい営業先を開拓する指令が下りたとします。
その新しい営業先は行くのも初めてなら、訪問する人も初めてです。
全くの未知の状態です。
私は不動産営業マンであり、不動産関連の仕事は33年した人間です。
そんな私でも初めての所、人には「不安」を感じます。
今まで周った営業先の方が「知ってる」し「楽」に決まってます。
「未知」のところで、私の経験が役立つかどうか、自信もありません。
不安になります。
どうしても旧知の所に行く方を選ぶでしょう。
そしてどうしても行くとなると「取越苦労」が発生します。
「追い返されたらどうしよう。」
「嫌われたらどうしよう。」
まだ訪問していなのに、あれやこれやと考える。
この「取越苦労」が不安を増幅させ、なお自信をなくさせます。
しかし、これは当然のことなのです。
2でありますように人や動物には「未知を恐れる」という本能があるからです。
先にも書いたとおり、生命を守るためのプログラム。
だからこれによる「自信のなさ」もあなたのせいではないのです。
「未知」のものに恐れもなく突っ込んでいくこと。
これは冷静に考えたら「無謀」なんですよ(笑)。
経験・知識がないことと自分の価値は関係ない
「経験がない。」
「知識がない。」
「(だから)自信がない。」
という人は多いです。
「知識・経験」がないことと、あなたが今、表現したいこと。
あなたが今、やってみたいこと。
これらとどういう関係があるでしょうか?
実は、関係は「ない」のです。
例えば、生後1年の赤ちゃん。
色々触って、試してますよね?
赤ちゃんには「経験」「知識」はありません。
でも、恐れがないでしょう?
また例えば「アンヨ」に失敗した赤ちゃん。
この子には価値がないのでしょうか?
そんなことはあり得ないですね。
あなたとこの赤ちゃんの違い。
それは他人の目を意識しているかどうかなのです。
赤ちゃんに限らず、5歳くらいまでの子供は周りを気にしません。
なぜだと思います?
これは発達心理学の分野のお話になり本題と外れますので、簡単に解説します。
人は5歳くらいまでにならないと、自分と他人の区別がはっきり付きません。
5歳までは潜在意識(無意識)で生きています。
6歳位になってようやく自我(顕在意識とほぼ同義)が確立します。
この頃から親からこう言われませんでしたか?
「自分のことは自分でやりなさい。」
「他人に迷惑をかけてはだめ。」
「一人で出来るようになりなさい。」
何もかもを「自分」でするように教育されます。
これが私たちの行動や考えを今も縛っているのです。
「自信のなさ」の状態として、先にこう書きました。
・完璧にできないんじゃないか?
・みなに迷惑をかけるんじゃないか?
・笑われるんじゃないか?
「未知」「未経験」のことを「自分でしなきゃダメ」と思い込んでいるんです。
子供たちは自我(顕在意識)が完成するまで、自由に「なんで?なんで?」と聞いてくるでしょ?
自分と他人の区別がはっきりついてないことも原因です。
だからこそ、恥ずかしいという意識も少ない。
子供は他人の「知識」も自由に引き出し、貸してもらってるのです。
他人の力、知識をシェアしているとも言えます。
私たちは大人だから子供のように、何もかもこのようには行きません。
しかし周りの自信ある人を、見渡して下さい。
案外、頼み上手、依頼上手だったりしませんか?
あなたそのもの価値は、知識や経験にあるのではないのです。
むしろどれだけ素直になって、他人を真似し、知識などをシェアできるのかが大切なことなのです。
ただ、すぐには納得できないでしょう。
次章から具体に「解決策」について提示していきます。
それは「慣れ」です。
どんなことでも慣れれば自信が持てるもの
「慣れ」
これは自信をつける一番良いアイテムです。
慣れとは「習慣」と言っても良いでしょう。
例えばです。
あなたは今、会社などに電車で通勤しているとしましょう。
自宅から最寄り駅まで、毎日同じルートを往復してますね。
おそらくそれは最短ルートだからでしょう。
ところがある日、駅に向かう途中の、少し回り道した所に住む異性と恋人になりました(←例えが!(笑))。
毎晩、仕事の帰りに恋人の家に寄ることとなりました。
ひと月も経てば、あなたはこの回り道に違和感がなくなります。
これが「習慣」であり「慣れ」です。
「そんな、安易な・・・」
「それが出来れば苦労はしない・・・」
そういう声が聞こえてきそうです。
「慣れ」「習慣化」の方法については、もう少し先の章でお伝えします。
お待ちください。
私はこの慣れについて、科学的に皆様にお伝えしたいからです。
「科学」とは、ルールです。
そのルールを守れば誰でも同じことが出来る。
これを「再現性」と言います。
では何を再現するのでしょう。
例えばあなたが英語を覚えたいとします。
今は、しゃべれません。
一番手っ取り早いのは「イギリス人」の先生と21日間、英語だけで話していくのです。
ほぼこれで英語は話せるようになります。
これは自分の中で「ゲシュタルト形成」がなされたというのです。
(参考記事 学習の目的はゲシュタルトを創ること 知識は創造の源泉となる 成功の地図の描き方 )
「ゲシュタルト」いきなり難しい言葉が出ました(笑)
「ゲシュタルト」を調べると、難しい解説が出ますので、簡単に説明します。
「ゲシュタルト」とは脳、あるいは心の中で「やりたいことの全体の地図が出来上がっている」状態だとここでは思って下さい。
あなたは通勤に最寄り駅まで行くのに、自信がありませんか?
そんなことはないでしょう。
新しいルートも慣れるはずです。
これは脳または心の中に「目的地へたどりつくための地図」が出来たからですね。
これは「英会話」でも同じことが言えます。
初めは単語だけしか覚えていない。
だから「片言(かたこと)」しか喋れない。
赤ちゃんに似てますよね?
ところが3週間も経つと、主語述語の並べ方に「慣れて」くるのです。
ここで読者の中で、神戸市民の方いらっしゃったらよくお分かりでは?
コンビニの店員さん、ほとんどベトナムの方でしょ?
彼らの流暢且つ「自信ある」日本語!
「慣れ」です。
地図(ゲシュタルト)を作る方法が「学び」「経験する」こと。
では次章で「慣れる」ための方法としての「学び」「経験」を見て行きましょう。
自信がない=単に慣れてないだけ、と考えよう
自信を作る簡単な方法。
されは「慣れ」というアイテムを使うことを話しました。
この「慣れ」は心の中で「完成までの地図(ゲシュタルト)」を作ることです。
そのゲシュタルトを作るのが「学び」「経験」することなのです。
私の事例でお伝えします。
私は18歳の時に、大阪府庁に入庁しました。
配属された部署は「用地課」。
新しい道路に必要な土地。
洪水を防ぐため河川を広げるための土地。
必要な土地を買いに行く部署です。
この職場で出てくる単語は、
「公図」
「法務局」
「登記簿」
「縄伸び」
「逆分(筆)」
「あおかん」
(↑これらは、別に知らなくていいです(笑))
高校出の私など分かるはずもない(笑)。
大卒でも社会人経験者でも、普通知りません。
ここまで分からないと、自信がある、ないなどの問題ではありません。
不安しかない(笑)。
しかも当時(1980年代)は不動産関係は反社会的勢力ばかり。
当時は無我夢中でしたので、学んだという感覚はなかったです。
しかし民法をはじめ、相当「学び」、またえらい「経験」もしました。
それが頭の中に「地図(ゲシュタルト)」を作ったのです。
民間に移っても30年近く本業として不動産業をしてます。
当然慣れているから「自信」はあるのです。
「慣れ」たとは、「学んだ」結果、「経験」になったということなのです。
これは今、私が取り掛かっているネットビジネス系でもそうです。
初めは右も左も分かりませんでした。
しかし学ぶことで「不安」を無くし、「経験」にして「慣れる」ことです。
これを次章からもっと具体的に書いていきます。
自信を持つためには?
先の章でも、自信を持つためには「慣れ」ることを指摘しました。
「慣れ」を作るのは「学ぶ」こと、「経験値」を積むことをお伝えしました。
「学び」「経験」が頭に、脳に、心に、あなたが「自信をもってしたいこと」の「地図」を書いてくれるのです。
英語に自信のない人は、英語の学びを。
恋愛に自信がない人は、恋愛の学びを。
営業に自信がない人は、営業についての学びを。
未知や未経験を恐れない人。
最初から自信満々の彼らは私たちから見れば、確かに羨ましいです。
しかしです。
私たちには学ぶこと、経験値を積むことで、彼ら以上の成果が出せるのです。
よく聞きませんか?
コンプレックス、劣等感を持った人の方が成功する、と。
なぜなら、自分に足りないものが「自覚」で来ているからです。
その上で、克服するため「練習」すし、「経験値」を増やすからです。
ここから「具体」のその方法について解説していきます。
経験値を積めばいい
自信をつける。
それはあなたが今やりたいことについて「慣れる」こと。
そのために「経験値」を積むことです。
少し科学的な説明をします。
「慣れ」ると事務処理速度が速くなることが分かっています。
「慣れ」るという状態は、脳内の神経回路内で情報を伝達するスピードが上がってくるということです。
うまく使うには経験という情報を、脳に入れることが必要です。
これが「学び」です。
「恋愛」で例えてみましょう。
恋人が欲しいけど、中々出来ない、って方多いようです。
なぜ「恋人」が出来ないのか?
色々な理由がありますが、「話しかけるのが恥ずかしい」というのがあります。
この場合、何を学び、何に慣れることが良いでしょうか?
ここでまずは「量」です。
例えば、コンビニなどのお店、自分の身の回りにいる異性に話しかける。
何かを頼むときの対象を「異性」にして、話しかける。
ここで「量」をこなし「練習」することで、「経験値」を引き上げます。
それに慣れたら、次は何かを異性に頼む場合、どうしれば「喜んで」くれるか?
同じ頼むにしても「喜んでもらえる」頼み方。
それを恋愛本や仕事術の本などから、「学び」ます。
これも 「量」をこなし「練習」することで、「経験値」を引き上げます。
先の礼で言えば、英語もそうですね。
初めは単語すら分かりません。
一説によると3000単語ぐらい覚えると、片言でも何とか話せるそうです。
これも学び、経験として脳に働きかけた結果、ゲシュタルトという脳内地図が出来上がったからですね。
経験値を積むとは「量」をこなし「練習する」とも言えます。
何度も繰り返すことで、体が覚えるからです。
これにも科学的な根拠があります。
先ほど、出た神経回路です。
初めはこの回路、とても細いそうです。
それが幾度も「学び」「練習」し、「経験値」を上がったら変化が生じます。
神経回路が太くなるそうです。
太くなると、脳からの指令が末端まで速く、大量に行き届きます。
経験をいっぱい積むことで、脳の動きがスムーズになる。
これが「慣れ」です。
実はこの「量」が大事なのです。
失敗経験も上達のためには必要
先ほどの各論では所々に「量」を掲げてます。
自信をつけるために「慣れる」。
そのために学び、経験することは先に述べてます。
そして大切なのが「量」なのです。
ところでこの国では「失敗」というものに、大変厳しい目が向けられますね。
「間違ってはダメ」という教育がなされています。
今の勉強方法も基本的には教育機関が用意した「答え」に合わせるものです。
今の教育は答えが合っていないと、ダメなのです。
私は「心配し過ぎる親」も、子供にとって「自信」を失わせる原因だと思いますが、これもそうです。
自信をつけるには「”失敗を含む”経験」の「量」を増やしていくのです。
一例を上げます。
凄腕のカメラマンは、1枚の作品に数百から数千枚撮った中から選ぶらしい。
1枚のためにです。
10枚の中から選んだ1枚と、1000枚の中から選んだ1枚。
似ていても、エネルギーが違うそうです。
情報量そのものが違うのです。
失敗は成功の元とも言います。
これは気休めではありません。
私がこの各論序章でこう書いたのを覚えてくれてますか?
最初から自信満々の彼らは私たちから見れば、確かに羨ましいです。
しかしです。
私たちには学ぶこと、経験値を積むことで、彼ら以上の成果が出せるのです。
最初から自信のある人は、成功を体験するのも速いです。
しかし、絶対的な「経験の量」が少ないことが多い。
私は不動産営業マンとして多くの営業マンを見てきました。
言えるのは最初から売れる者は続かない、という峻厳たる事実です。
むしろ長く生き残ってるのは、失敗経験が多い人です。
そこでくじけなかった者であると断言しましょう。
また神経回路の事例でも例示しましたが、量で神経回路を太くできます。
失敗も含めた「量」をこなせば、必ず成果と自信がついてくること。
これ私は保証します。
未経験のことで自信を持つためには?
人という生き物は知らないことに「恐れ」を感じます。
例えば車の運転。
運転免許教習所で初めて車を動かしたときのこと、覚えてます?
怖くなかったですか?
当然ですよね。
これは知らないから、動かした後のことや、失敗した後の処理などが想像つかないからです。
未来への道筋が見えないからですね。
自分が知らないこと。
経験をしたことがないこと。
もしかすると死の恐怖もある。
当然のことなのです。
この章では「未経験」のことで自信を付ける方法をお伝えしましょう
モデルを探してモデリングする
未経験、未知のことをする時に「自信」をつける方法があります。
すでに成果を出している人の真似をする。
これを「モデリング」と言います。
先に成果を出している人が、すでに道すじを示してくれています。
その道をなぞっていけば、未知に対する不安が薄められます。
(参考記事 モデリングする人を自由に選べばいい )
こちらの記事にもありますが、人は自分がモデルにしたい人を自由に選べるのです。
あなたが自信はないけど「表現」「実現」したいものはなんでしょう?
お金持ちになることですか?
恋人を見付けることですか?
有名人になることでしょうか?
もしそうならば、その成功した人をもっと具体にイメージして下さい。
そしてその人がたどった道と同じ道をたどるのです。
古い事例ですが、有名な話をご紹介しましょう。
関東における私鉄経営の雄・五島慶太(東急創始者)という方がいました。
「強盗けいた」と呼ばれるくらい、剛腕な鉄道経営でならした人です。
彼は、ある方を全部モデリングして成功したんです。
それは、関西私鉄の雄・小林一三(阪急創始者)でした。
名前ではピンとこないでしょう。
この小林一三翁は現在の鉄道経営の原型を造った人です。
宝塚歌劇団の創設。
プロ野球の創設。
住宅ローンの創設。
世界初の駅前ターミナルデパートの創設(阪急百貨店のこと)
五島慶太さんは小林氏を完全にモデリングされたそうです。
ここがポイントです。
(参考記事 モデリングがうまく行う条件 )
モデリングするときは、自分を捨ててモデル対象になりきること。
これがコツです。
ここは重要なポイントなので外さないでくださいね。
すでに慣れて自信のある人を見つける
では、モデルする相手、モデリングする相手を見つけましょう。
この場合、一つコツがあります。
まず自分が何をしたいのか、どうありたいのか、それを見極めて下さい。
ここがぶれると、何のために「モデリング」するのかが分からなくなります。
ここで「モデリング」の意味を解説します。
現時点であなたは、「慣れておらず」「自信がない」状態です。
そこを変えるには、実際の成功事例に触れるのが速いのです。
具体例をなぞるのです。
未経験、未知だから、頭の中に成功のための必要な知識が入っていません。
例えば「ネットビジネスで成功したい。」という希望があったとします。
しかし現時点では、知識やノウハウを当然にもってません。
成功はおろか具体的な取り掛かり方すら想像できないのです。
「他人をモデリングする」
真意は自分の想像力の限界を突破するためです。
人は自分の経験し記憶したことでしか、想像ができません。
未経験のことで自信をつけるには、先に成功している人の考えていること、行動していることをパクること。
自分の中にインストールすること。
考え方、行動をコピーすることです。
成功者の体験を自分の中に置き換えて、疑似体験することなのです。
(参考記事 未来の自分を宿らせる【サトリ式コーチングその21】 )
そして、モデリングする相手、対象です。
それは今、あなたが「自信」をつけたい分野の先に行く人。
その中でも、あなたが「好き」だと思える人なのです。
物事を習う場合「好きな人から習う」のが一番効果的なのと同じです。
また、モデリングする対象、相手が決まったら、その方に集中してモデリングすることをお勧めします。
時々見かけるのですが、モデリングする対象をコロコロ変える方がいます。
また複数多くのモデリングで、試し見ようとされる方もいます。
こういう方でうまく行ったという話を聞いたことがありません。
モデリングの対象は、ある意味、メンターであり、お師匠様です。
自分に「自信」がつくまで、変えないぐらいの気構えが必要です。
だから、あなたが「好きな人」を探すのがいいのです。
近くに行って観察したり交流する
未経験のことで自信をつける場合、「モデル」を探すことをお伝えしました。
またその目的と効果についてもご説明しました。
この次は実際の「交流」です。
モデルにしたい人が見つかれば、まずその方の発信内容を見てみましょう。
ブログや本などでも構いません。
そしてその方の講演やセミナーがあれば、積極的に参加してみましょう。
あなたがモデリングしたい人を「生」で見て、観測するのです。
なぜこれをするのか?
未経験のことで自信をつけるための「マインドセット」のためです。
「マインドセット」
これまでの経験、先入観などから作られるされる思考の形。
あるいは心の状態のことを指します。
価値観、暗黙の了解、思い込み、信念などが「マインドセット」に含まれます。
今までのあなたの頭の中には「未経験」のマインドセットが出来ています。
すでに「慣れて」「自信のある」人を観察し、交流することは、そのモデルのマインドセットを自分の中に組み込む作業なのです。
そしてそれは、現実の成功者と今の自分との差を認識することです。
あなたが目指す成功者の当たり前の基準を知ることです。
具体例を出しましょう。
年収1000万円と年収300万円の方がいたとします。
当然に買うもの、見るものが異なるのはお分かりですね?
年収300万が悪いのではありません。
自分が年収1000万になりたいのなら、それを実現している人がどのような現実を生きて、何をして、何を考えているかを見て、知る作業をするのです。
(参考記事 成功者のモデリングをして、当たり前の基準を高め、結果にフォーカスするマインドセットを持つ )
ここですることは、自信のある人と自分との「差」をまず認識することです。
一緒に過ごす時間を増やせば感覚が染み込んでくる
モデリングしたい人が見つかれば、実際に会いにいくことをお伝えしました。
これをもっと深めましょう。
モデルと実際に過ごす時間を増やすのです。
(参考記事 思考回路のモデリングと人格のインストール【サトリ式コーチングその20】 )
自信のない方には、この方法は効果絶大です。
あなたのモデルも、実は最初から成功していた訳ではありません。
事例を見ると、スタートラインは私やあなたとほぼ一緒だったのです。
そこからどういう方法と行動で今に至ったかを、その目で見、聞くこと。
これは直接脳を刺激し、神経回路を大きく太らせてくれます。
私の事例で紹介しましょう。
全く売れない不動産営業マンだったころです。
「営業の神様」と呼ばれる方と紹介で、酒宴を開いてもらいました。
その方のお話を隣で伺うことが出来たのですが、これが効果絶大でした。
その人が何をしてきたのかは、他人を通じて聞いてはいたのですが、本人から聞くのは全く臨調感が違いました。
私はこのあとしばらくしてから、安定した実績を残せるようになりました。
直接会うのとそうでないのとはどこが違うのでしょう?
それは「情報量」です。
普通私たちは文書などの「文字情報」で情報を手に入れます。
心理学などで言われていることですが、言葉や文字の情報は、伝えたい情報量の1~3%しか伝わらないそうです。
しかし実際に本人に会うと異なります。
発した言葉の背後にある情報が「伝わり」「感じる」ことが出来るからです。
例えばあなたが「青い服を買ってきて」と誰かに頼んだとしましょう。
そしてそれを手にしたとき「違和感」がないでしょうか?
「思ってたのと違う」と。
しかしこの依頼する人とあなたとでブティックに向かったとします。
あなたが説明して買ってもらうと、思い描いた「青」に近い服が手に入ります。
言葉による情報のほかに、言葉の背後にある情報があるからです。
これを「非言語」の情報といいます。
匂い、温度、雰囲気、これら全てをモデルからつかむのです。
これらをモデルから感じ取ると、よりモデリングが効果的になります。
自分はただの器。中身を変えれば成長できる
「自信がない」
私はこの究極の原因はこれだと、思ってます。
未知、未経験への恐れ。
不安や取越苦労はその2次的症状に過ぎない。
「自信がない」ままに生きていくのも辛い話です。
今日、お話した中身は「恐れを克服」する過程でもあるのです。
そのために「学び」「練習」し「量」をこなし、「経験値」を上げるのです。
そして、「慣れ」ることを活用するため「モデリング」することなのです。
必要に迫られたら人は変化することが出来ます。
「心」という自分の「器」を書き換えることが出来るのです。
この過程をなぞることで、「恐れを克服」出来るのです。
私の場合、学生時代までは褒めてもらったことが殆どなく生きてきました。
だから、自己承認の力がとても弱く、自己不安が強い人間でした。
心のどこかに常に恐れがありました。
しかし、それを一変する事態があったのです。
18歳の時に用地(不動産部門)に配属された私は、右も左も分からず不安な状態でした。
そんな時、ある簡単な仕事を完成させたのです。
その時、直属の上司に褒められました。
これはとても嬉しかった。
私は徹底的に「真似」、「学び」「量をこなし」「経験値」を上げました。
その際、モデルできるものは徹底して真似ました。
その結果、不動産業務については「慣れ」たのです。
私は20年、役所に勤めましたが、退職時までの最後の数年間は勤務評定が常にダブルA(AA)だったと、後で聞きました。
「自信をつけたい」と思うならば、「経験値」を上げ、「慣れ」て下さい。
「経験値」はあなたの財産になります。
そして「慣れ」はあなたを恐れから解放し、あなたを変えます。
私たちは中身を入れ替えられる「瓶」のような存在なのです。
私たちの心はどんなものも「入れる」ことが出来るのです。
この瓶の中に何を入れるかはあなた次第。
この中身を的確に選べば、あなたの「自信」となって成長します。
いや生まれ変わることも可能なのです。
私がまさにそうでしたから。
この記事のまとめ
お読みいただき、有難うございました。
初めてのことにとりかかる、あなたのために書きました。
そして直面する未経験のことに対する「自信のなさ」の原因を見つめ、「自信」を作り出せるよう、書きました。
長くなったので、ここでまとめとします。
・自信がないのはあなたのせいではない。
・原因として、未知、未経験への恐れがある。
・自信をつけるため「慣れ」ることである。・
「慣れ」るために「学び」「経験」し、「量」をこなす。
・失敗経験はあったほうが経験の量が多くなるので、「慣れ」には有効だ。
・未経験のことをするには、既に成功しているモデルを「モデリング」する。
・「モデル」の生の情報を受け、脳内から感化される方が効果が高い。
・私たちは「慣れ」と「モデリング」でいかようにも成長できる。
この記事が、あなたの「自信」を作り上げるアイテムになってくれたら、私はとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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本気で人生を変えたいあなたへ
【賢者の知恵袋】は自信をつけたい!と思っている方、
自己啓発・自己開発を目指しながら、今までそれが出来なかった、あるいは途中で挫折したけど、今もまだくすぶっている方、
今度こそ目に見える成果を出して、喜びに満ち溢れたい方、そんなあなたのために書かれているブログです。
そもそも、あなたが自信を付けたいのも、よく分かります。
このまま不安の中でやって行くのかと思うと、ぞっとします。
それは私もそうでした。
私の場合、自分の在り方を変えたかった。
もっと自由で束縛のない人生を歩みたいと思った。
だから自己啓発本を読んだり、自己啓発に関するセミナーなど受講しまくっていた時期があります。
しかし松下幸之助さん、稲盛和夫さん、斎藤一人さんなど有名どころや、アドラー心理学、D・カーネギーなども読んだけど、現実は全く変わらない。
そんな中、Facebookで偶然に流れてきた記事がありました。
「左脳系スピリチュアル」
それがサトリさん(金山慶允さん)の記事だったのです。
サトリさんの自己啓発の魅力は、実践的なのはもちろんです。
さらに「行動」に重きをおき そして具体的な行動の「やり方」を「科学的」に教えてくれるところです。
【サトリ式ビジネス講座】の魅力、そしておすすめのポイントは それは
- 行動を「科学」で解き明かすこと
- 科学であるから誰でも「レシピ」どおりやれば再現できること
- 省エネを目指し、最小限の力で成果を出すこと
- 自分の生み出す仕事を再利用、再拡大して、「富(時間とお金)」を生み出すこと
です。
サトリさんは自らを実験台とし、正しい成功法則に基づき自ら行動することで、独立3年で年商1億円を超える「成果」を見せてくれたのです。
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その一端に触れるだけで、これまでの学びと全く異なることに気づくでしょう。
「未来」がその瞬間に代わります。
【賢者の知恵袋】のライター。「行動をもって現実を変える!」元用地専門の公務員で、現在不動産会社の取締役。30年間の不動産業で得た、交渉術及び営業力で、どのように「行動すれば」現実を変えれるのか? またどうすれば「行動できるのか」、それを「継続」できるのか具体的に読者の方に開示し、実践でき効果が出る「自己啓発」を発信しています。https://amba.to/2t0UXri
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